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2006年11月24日
ビスコンティ監督
ルキノ・ビスコンティ監督の作品を1つあげるとすれば「ルートヴィヒ」。 昨夜もNHKがBS2でやっていたので、最初少しだけ見た。 2,3年おきに放映しているが、大抵は4時間のバージョンである。
ノーカットでは、9時間(7時間だったかな?)。 よっぽどでないと全部は見れない代物である。 昔、TVからビデオで撮ったときも、半分くらいで不完全だった。 もしTVが見れない情況になったら、ビデオ店で借りてこようと思っていて、店の置いてある場所を記憶していたことがある。 しばらくして行ったときは、もう置いていなかった。 誰も借りないから、置くのを止めたに違いない。
ノーカット版を映画館で半分くらい見たことがある。 場所は名古屋の栄。 ここに名画座という、こういう良品だけを上映する小さな映画館があった。 客は4,5人しか居なかった記憶がある。 90年代の話で、しばらくして映画館もなくなった。
ルートヴィヒはルートビッヒとも書くし、このほうが書きやすい。 もちろん、ルートビッヒ2世のほう。 父の1世が名君と呼ばれたのに対し、2世は政治からは逃避した芸術人生。 その最後も謎めいている(から映画になる)。 「逃避行」なる曲を書いたときのイメージは彼で、自然に See und Schloss がついた。
彼のつくった城のうち、ノイシュヴァンシュタイン、リンダーホフが観光的にも有名。 いずれもミュンヘンから西の山のほうにある城で行きやすい。 もう1つのヘレンキームゼーは、ミュンヘン東南でオーストリアのザルツブルグ方向にある。アウトバーン沿いにキームゼー(湖)があるが、湖の中に島があり、その島にある城である。 この城だけは、アウトバーンの休憩所から島を眺めただけで、まだ行ったことがない。
デジャブじゃないが、そういうもののほうが、詞で書きやすいのである。
投稿者 tadashi : 2006年11月24日 00:51