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2006年12月08日

電力線通信

最近この話がまた出てきて、正式に認可されたとか。 じつは、これも20年まえ(それ以上前かな?)に実験したことがある。 手軽に実験するために、「電力線を使ったインターフォン」を通信モデム代わりに使った。 今はもうこんな製品は市場にないだろう。

パラグライから来ていた日系の留学生の研究テーマとして、比較的気楽な(?)テーマとして設定してあげた。 PCはエプソンのハンドヘルド(今でいえばノート)。 雑誌インターフェースの(当時)編集長の金子さんの計らいで寄付してもらった。

当時は、「建物内のPC間通信」しか考えなかった。 実験結果も、トランスの回線が同じならOKで、回線外はダメという予想どおりの結果だった。 変調方式に工夫はしているだろうが、遠距離でもOKというのは大したもの。 相手がバッテリーだと仕方ないが。

一方で、電源に乗せているから「障害」も予想される。 アマチュア無線の連中が騒いでいるとか。 これまでも、電気温水器などの制御には、電力会社自身が制御信号を送っている。 が、これはホンの一瞬だけど、PC間通信は長時間。

電波法みたいに「きめ細かな電力線信号法」が必要かも知れない。

投稿者 tadashi : 2006年12月08日 02:10

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