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2010年05月13日
スコティッシュ退場
「もっとも労働党はつぎの選挙で敗北して、短命内閣で終わるだろう」と3年まえに書いたとおり、イギリスでは労働党が負けたため、13年ぶりに保守党政権になる。 首相はスコティッシュのブラウンから、保守党のキャメロンに交代する。
3年前に「ブラウンは村山に似てる」と書いた。 イングランドvsスコットランドの関係から、「マイナーなスコットランドから首相が誕生した」のが初めてだったから。 これは、社会党から首相の出た稀有な例と重ね合わせただけで、政治的な意味あいではない。
保守党も勝ったとはいえ、第3極で台頭した自民党と連立を組まざるを得ない。 第3極としてまとまるのがイギリス、日本はバラバラで第3勢力にはなり得ない。 タレントとかスポーツ選手とかが出て来るのはフィリピン並み。 経済成長はしたけど、民意は同程度だろう。
2007/6/28
スコティッシュといっても、ティッシュペーパーではない。 ブレアのあとを受けてイギリスの首相になったブラウンさんはスコティッシュ、つまり、スコットランド出身。 イングランド出身でないUK(連合王国)、つまり、イギリス首相には抵抗があるらしい。
もっとも労働党はつぎの選挙で敗北して、短命内閣で終わるだろう。 議員内閣制だからこそ誕生しただけで、自民党+社会党で誕生した村山内閣と似ている。
イギリスと日本は議員内閣制を採用してるが、大統領でも首相でも「公選」のほうが時代に合っている。
投稿者 tadashi : 2010年05月13日 04:08