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2010年05月29日
甘すぎる、、、
この国には「甘いお話」が多い。 首相みずから「甘いこと」ばかり云ってるから、下じもまでそんな話ばかり。 Wカップの連中がキャンプに行った行先を聴いて、耳を疑った。 サースフェ(スイス)は極楽みたいなリゾート地。 ジュネーブからレマン湖沿いの幹線をフィスプまで走れば、南北に千から2千メートルのリゾート地が広がる。 南へ向う道には有名なツェルマットがあり、途中から左に曲がればサースフェ。 ツェルマットほど知られてはいないが、通好みの素晴らしいところ。 これから地獄が待ってるから、甘い場所で時を過ごさせてあげる、という配慮としか思えない。
話変わって、今も非常勤でやってる授業のうち2年生向けは、「甘いお話」になるよう努力している。 内容が「数学」だから、できるだけ堅くならないようにしてるだけだけど。 しかし、3年生の「設計」では一変して、厳しい現実を見せるように豹変(?)する。 口癖のように云ってるのは、「そんなんじゃ世の中では通用しない」。 昨日の「離散数学」では、甘い話をしてるからか、これに輪をかけて甘いことを云ってきたのが居た。
南アフリカでの結果は目に見えてるし、民主党政権もしかり。 学生さんも、極楽があっても「次は地獄」と思っていないといけない。
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スイスは、グルノーブル(フランス)滞在当時から、週末を過ごすのに南仏、コートダジュールと並んで格好の場所。 ジュネーブまで1時間半だから、4,5時間あれば北ならチューリッヒはOK、グリンデルワルドは少し遠いけど。 ローザンヌを過ぎモントレーで北上せず東へ行けば、ツェルマットまでなら(グルノーブルから)5時間ほど、サースフェも2度ほど行った。 ツェルマットもそうだけど、車の入れない街なので、あとは歩きか電気自動車(タクシー)のお世話になる。
フィスプ方向は、手前のシオン、シエールまではフランス語圏だけど、ドイツ語圏に変わる。 もっともスイスの観光地は英、独、仏、伊の4ヵ国語がOK. 前にも書いたけど、汽車の車内販売のおばちゃんも4ヵ国語をしゃべるのがスイス。
こういうリゾート地の話も「甘いお話」だけど、日本での老後は地獄(?)ということかな、、、
投稿者 tadashi : 2010年05月29日 01:26