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2010年08月28日

バック・イン・ザ・USSR

USSRはUnion of Soviet Socialist Republics の略で、ロシア語ではCCCP(エス・エス・エス・エール)。 じつは、スプートニクの影響でロシア語もイントロだけ(時間外の)授業に出たことがある。 覚えているのは、ほんの数語。 タバーリッシュ・ガガーリンをもじって、「タバーリッシュXX」と云っていた。 タバーリッシュは「同士」で、XXはその場にいる友人の名前。 マージャンでへこんできたとき、道連れにする友人へ云う言葉だった。

ソ連の崩壊で、東ヨーロッパは大きく変わった。 東ドイツが消滅しドイツ統一ができたし、多くの国がEUにまで加盟する始末。 フランス滞在時にソ連邦の人にけっこう出会っているが、ロシアは数人で周辺国の人のほうが多い。 当時の研究室仲間に聞いても、未だ行方不明の人もいる。

(2007.5.5 に書いたダン君の回想)

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35年近くまえであるが、1年間滞在のためグルノーブル(フランス)に到着直後の話。 S教授の研究室のメンバーにダン・ダニモリッツというルーマニア人の院生がいた。 彼には中古車探しでお世話になったが、発言はけっこう自由奔放なところがあった。 「カミカゼとは何?」なんていう質問も受け、とまどったこともある。 しかし、突然冬休み以降姿を見せなくなった。 一時帰国のつもりだったのが、「出国不可」になったのである。

共産圏では(チャウチェスクで知られるように)強権政治で知られてたルーマニア。 その後どうなったか、は不明のままである。

投稿者 tadashi : 2010年08月28日 08:06

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