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2011年01月18日

センター試験について〜択一式の欠陥〜

(ご存じの人も多いけれど、書いておきます。)

資格試験では択一式が当たり前だけど、競争試験なのに択一式だと、「勘が当たるかどうか」ですぐ5点ぐらいの差がついてしまう。 「問題を読まなくても解答をマークすればいい」というのが、最大の欠陥である。 長文の問題もけっこうあるので、ちゃんと読んでやってると、時間がなくなってくる人もいる。 そういう場合は「とにかく番号をマークしておきなさい」と受験生は教えられている。

全然問題を見ない場合の解答法は、「どれか1つに賭ける」のがいい。 今年の問題と解答が新聞に出た。 問題はいっさい見ていない。 けれど、たとえば英語のリスニングの場合、4拓なので
  全部1なら 14点      全部2なら 10点
  全部3なら 10点      全部4なら 16点
稼ぐことが出来る。 50点満点である(他教科との関係では4/5で評価されることが多い)。
最低20%ぐらいは、問題を聴かずに寝てても取れる、と云ってるのである。
 
「とにかくマークすればいい」という問題で競争するのは、TVのクイズ番組だけでいい。 

投稿者 tadashi : 2011年01月18日 03:34

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