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2011年04月22日

決断力欠如の政権 〜国策民営ゆえに〜

原発を推進してきたのは自民党、古くは科技庁長官あとの若き日の中曽根だし、田中角栄初め高度成長時代の自民党首相は、その責任者だったことは間違いない。 国策民営だから、今回の事故が東電だったから、運営者の東電に問題が被せられているが、三保が関なら、当事者は中国電力になる。

「しかし」である。 今回のような重大事故なら、民営から国営に即座に切り替え、「非常事態」としての対処を国が行うべきだった。 東電だけでは手におえなくなった、という判断は遅すぎた。 「指揮者は誰か?」と書いたように、指揮系統を即座に統一して、指示を出すべきだった。 自衛隊、消防、警察バラバラで、「初動の遅れ」は明らか。 この責は現政権にあり、その長である「菅首相」には、決断力の欠如があった。 その結果、事態が長引くことになった。

「東電国営化」も幻になったようだし、今となれば、ダラダラ終息を待つ以外になさそうである。


投稿者 tadashi : 2011年04月22日 17:12

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