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2011年05月17日

クールビズ

節電対策の定番だけど、ホワイトカラーの茶番劇。 現場はネクタイとは無縁で頑張っている。 作業場にエアコンがあるのは小さい部品や組み立ての工場。 デカいところはエアコンはないし、夏になると現場は高温多湿でハダカで作業をしてる人も多い。

大学1年の夏、建造中の船の底で作業助手のバイトをしたが、2日間でやめた。 このバイトは、紹介時の説明とも違っていた。 「軽い作業」みたいな書き方で、バイトにしては高収入だったので、つられて行った。 だまされて福島原発の作業に行かされたようなものである。 夏場は外の作業でも大変なのに、閉じ込められた建屋での作業は大変である。

そういえば、大学4年の夏の工場実習2週間。 こちらは無線機の製造工場だったが、エアコンとは無縁の時代。 扇風機も1台きり、たまにそこへ行って風に吹かれるだけ。 覚えているのは「首にタオルを巻いてはいけない」という訓示。 当時の工学部は工場実習も必修だった。 放送局向けの送信機の設計・組み立てだったので、興味深かった。 ちょうど、NHK高松放送局向けの装置がつくられていた。 ただし、実習生なので時々チラっと眺めるだけ。 1人ぼっちで、与えられたテーマをやっていた。

クールビズなんて云ってるのは「別世界の人」と思ってる人も多い。

投稿者 tadashi : 2011年05月17日 06:47

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