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2011年07月15日
これまでがおかしな話だった 〜Uターン信号〜
日本の道路は欠陥だらけで、解釈に困ることも多い。 Uターンに関していえば、交差点で「Uターン禁止」が明示されてれば、「常時Uターン禁止」なのは明白。 そうでなければ、「Uターン可」とみなせるが、片側2車線以上の道路でないと、軽以外のUターンはやりにくい。 実際日本でUターンする頻度は、欧米と比べると少ない。 片側2車線以上あって、緑信号でUターンできる道路は、深夜にならないとムリ。 だから、緑から「右折可」になったら、「Uターン可」と判断せざるを得ない。 第一、緑のあと「直進は赤でUターン緑」という信号は、東広島付近では見たことがない。
今回、正式に「直進は赤で右折緑」の信号でUターンがOKになったが、当然だろう。 加えて、Uターン用の切り込みを信号よりずっと手前につくるべきである。 右折車の多い交差点では、Uターン車は右折車をブロックしてしまう。 このブロックを緩和するためには、右折レーンの手前に「Uターン用レーン」をつくるべき。 これは欧米では常識である。
右折禁止の交差点が続き、片側一車線で中央分離帯がない道路の話である。 店の駐車場が道路の右側にあったりすると、途中で右折で入ったりする。 道路では右折できないのに、建物へは右折で入る。 こういうのは禁止すべきだけれど、あまり厳密にすると、ずっと先のUターン可の交差点まで行かないといけない。 その結果、Uターンする車の量は増えてしまう。 それで、容認しているようなところがある。
北海道を別にすれば、とにかく国土の割に車が多すぎる。 5年くらいまえの話であるが、世界中の車の数は7億台で、日本はその1割の7千万台だった。 最近では中国の車が急増してるので、世界中の車が10億台になってるとしよう。 日本の7千万台にはあまり変化はないので、世界中の車の7%になる。 これでも、多すぎる。
30年まえの1980年代まで、「時代のUターン」をするほうがいいかも知れない。
投稿者 tadashi : 2011年07月15日 06:09