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2011年07月22日

ツケを払うのは国民

費用をけちったばかりに、後で大きな損失を被る話は沢山ある。 福島第一原発は言うまでもないが、今回のセシウム牛もそう。 飯館村を含む半径50km圏内ぐらいまでしかマトモにやっていないから、後手後手になる。 それ以上は、静岡のお茶のように「スポラディックにしか不都合は起こらない」、と政府の役人は思ったのだろう。

50kmを200kmに拡大すると、距離は4倍だけど面積は16倍、費用は1桁アップする。 しかし、計測費用の1桁増だけですんだ。 今回汚染牛は買い取ると云ってるが、各県のセシウム牛のほか福島牛も全滅だから、かなりの費用になるのは確実である。 

国の財政を支える産業界からみれば、「いい加減にしろ」である。 法人税も大して下がらず、この状態でも逆に円は高くなった。 そして、なんといっても電力は抑えられる。 今の政府は「アンチ産業界政府」であるのは明白である。 元安、(賄賂を使えば)割安な法人税、電力も化石燃料と原発で支えられる中国。 中国と勝負する産業界の大変さは考えたことはないのだろう、アホ菅!

2014年には経済破綻をして、国民はたまったツケを払わされるような気がする。


投稿者 tadashi : 2011年07月22日 07:00

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