« アナログ放送終了 〜23日間忍耐の結果〜 | メイン | 政治と経済 〜ノルウェイの事件〜 »

2011年07月25日

世界経済は読めない

アメリカでは、一時は回避されるように見えた8月2日デフォルト(債務不履行)が、現実のものになりつつある。 オバマ民主党に対し共和党も妥協をしない。 アメリカの対立図はハッキリしているが、日本の民主対自民は同じ穴のムジナなので、全然対立が鮮明ではない。 「財政縮小をしなければ、復興のための赤字国債もダメ」と自民公明が強硬に云えばいいが、まったく違う。 子供手当程度でぐじゃぐじゃ云ってるくらいだから。 共和党のようにハッキリ財政削減を云ってるのは、「みんなの党」ぐらいだろう。

いずれにせよ、米ドルはダメだし、ユーロもやっとギリシャ救済で一息ついてるだけで、まだまだ不安要素を沢山抱えている。 震災で落ち込んでるはずの円が、ドルとユーロがもっと落ち込んでるので、「円高」という変な状態になっている。 一人笑ってるのは「元」。 高速鉄道の事故はあっても、黒字拡大に励むだろう。 こういう世界経済の状況では、元高圧力を大きくする以外にない。 もし、デフォルトになったら、アメリカ国債を大量に抱える中国がどういう態度をとるだろうか?

世界経済とは別に、世界の政治も読み切れないが、これについては稿を改めたい。


投稿者 tadashi : 2011年07月25日 06:20

コメント

コメントしてください




保存しますか?