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2012年03月21日
トゥールーズ 〜ユダヤ人学校で銃乱射〜
この事件は4月のフランス大統領選挙にも影響を及ぼしているようだ。 かつてのユダヤ人への襲撃の舞台はパリで、ユダヤ人経営のシャンゼリゼ通りの店へ爆弾を投げ込む、というのが定番だった。 アラブvsイスラエルの対立が背景にあり、犯行はアラブ人によるもの。 ただ今回は、これ以外に極右(ドイツでいえばネオナチ)という見方もある。
フランスも移民の多い国で、サルコジ大統領自身がハンガリー移民2世である。 ハンガリーは東欧でもアジア系で、風貌も白人とは違う。 グルノーブル滞在時、よく似た風貌のハンガリー人と懇意にしていたので、ハンガリーの国情はよく聴かされていた。 「プラハの春」のこと、ソ連邦(実態はロシア)の悪口など、ルーマニア人も同じことを言っていたが。
トゥールーズは、パリ、リヨン、マルセーユについでフランスでは4番目に大きい都市、ということになっている。 しかし、ピレネー山脈のふもとにあり、赤レンガの目立つスペイン風の地方都市。 人口の多いのは産業があるからで、労働者人口は多いから移民も多いはず。 飛行機をつくるエアバス社がその代表である。 ボーイング社がシアトルというアメリカのはずれにあるように、エアバス社もフランスのはずれのトゥールーズにある。 自動車産業と違って、航空機産業は大きなスペースを必要とするからだろう。
昨日山陽道に入ったが、飛び石連休のせいか車が多かった。 やはり日本は平和な国のようである、北朝鮮のミサイルが誤動作しない限りは。
投稿者 tadashi : 2012年03月21日 06:55