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2012年04月20日
ブーメラン現象
投げたブーメランが自分のところに戻ってきてしまう。 仕事は一区切りしたはずなのに、気になるので昔の本を引っ張り出して見始めた。 1960年代の東工大O教授の「位相幾何」なる本を見てたら、「まえがき」には「ポアンカレから始まった」とあるが、あとは曲面の話のみ。 もう1回「まえがき」を見たら「自分は位相幾何が専門ではないが」とある。 ふつうの幾何の延長で書いている。 ただ昔この本を参考に、回路網の三角形分割から「向きづけ」を論じたことがある。 どうもタイトルと中身にズレがある。
もっとブーメラン的な現象は「選択公理」。 まえに書いたことのある「連続体仮説」と関連する。 ヒルベルトの第1問題としても知られている。 考え直していたら、カントールの集合論まで戻ってしまった。 本はかなり処分したけど数学の本は持っている。 古い本でも役に立つことが多い。
そういえば昨日コンビニでオランジーナを買った。 Gさんのいうとおり近くのコンビニにあった。 なんでわからなかったかというと、いつもコンビニは入口付近の弁当しか見ていない。 飲み物はずっと奥にあるので見ていなかった。
ものごと「奥をよく見なさい」という教訓のようである。
投稿者 tadashi : 2012年04月20日 06:50