2005年1月11日

<とうとうお別れ(T_T)日6日目>

長かったような・・・・・もっといたいような・・・一人旅ハワイも帰国の朝を迎えました(涙。
・・・・・って全然夜が開けてない早朝5時に起床!
このあたりは「緊張感を持って寝る!」という幼き時からの訓練の成果(うそ)。
マノアの夜景を名残惜しみながら眺めつつ目覚めのコーヒーを飲んで目を覚ます、昨晩すっかり荷物はまとめておいたので後はゴミを出すだけ〜
肌寒い風が吹く通路をテクテクゴミを持ってトラッシュルームへごぅ!・・・・・・と・・・・・ドアを軽快に開ける〜
・・・「う?開かない!!!!(汗っ)」 、もう一度トライするが開かない!
どうも鍵が掛かっているようで「うっぞ〜(涙)」と心の中で叫ぶ、よぉ〜く目を凝らしてドアの案内表示を見ると、夜間はドア施錠をしているらしい・・・(大涙)いつもチェックアウトは早くて7時頃だったので「いつも開いている」と思い込んでいたあさはかな私でした。

お部屋へとぼとぼ戻り、仕方なくメモを書いてゴミ袋の上に貼る。邪魔にならないようにかつ解るように玄関を入って直ぐのところに置いておいた。
「すんまそん・・・マークさん」と呟く。
重いスーツケースを一人でゴロゴロして、お部屋を出る前に今一度最終チェック!鍵を所定の場所に置いてドアを閉める・・・「あぁ本当にお別れね〜いいお部屋でした<(_ _)>」
エレベーターに乗ってロビーに下りてタクシー待ち合わせ場所のロビー前に出ようとすると、重い荷物を一人で持っているおばちゃんを気の毒に思ったか?セキュリティ室のお姉さんが手伝ってくれた。「ありがとう!」と言い、「タクシー、ココで待たせてね」と告げると笑顔で「もちろん!」と返ってきた。
外に出て気が付いたのだが、なぜか「救急車」がロビー横に止まっている(@_@。、運転手も居なくてエンジンはかけっぱなしで赤色灯はぐるぐるまわったまんまで後ろドアも開いてて・・・「えぇぇ〜?誰か怪我?事件?」
なんだろう?と思っている間に、タクシー到着。結局何があったかわからないままアロハラニを後にした。

さて、JCBデスク手配のタクシーは$23、クーポンを事前に発行してもらいタクシーの運転手さんにそれを渡す事になる。チップは別途運転手さんに渡すというシステムなので、至って簡単。
以前利用した時と同じHMKタクシーさんでキムさん(多分同じ人だったのでそうだと思う)は、時間ぴったりに到着。
夜明け前のH1を静かにすべるように走り、あっという間に空港到着。荷物を降ろしてくれてチップを渡すと笑顔で「サンキュー」と言いながら爽やかに走り去って行ったのでした。


-- ホノルル空港 --
さぁ・・・・初ホノルル発ユナイテッド機。
チェックインカウンターがANAじゃないので、なんだか不安一杯〜
このあたりはむやみに写真を撮れないので、なんちゃってアバウト見取り図作成(作図の才能は・・なし(^_^;))、雰囲気だけつかんでね(なげやり)。




チケットがある人(Eチケットではない人)は、エコノミーかファーストカウンターでチェックインします。早朝だからなのか?カウンター近くに機内預かり荷物のセキュリティチェック機は作動していなかったので、黒矢印の通りに荷物を持って通路に出ます。「機内荷物預かり」の案内プレートが出ていたのでそこにいる係員に声を掛けて荷物を渡します。
破線がそのままになっているのは(出口入り口が無いのは)、ロープが張られていてそこへ荷物だけ置いていくように言われます(ロープをくぐって入ってはいけません)。これはEチケットチェックイン機を利用しない人がそのように指示されていました。
また、Eチケットチェックイン機は右手側に数台並んでいます(カウンターより少し離れています)。操作がわからない場合はEチケット機のそばにカウンターがあり係員が居ましたので聞いてみてくださいね。

空港は早朝という事もあり、それほどの混雑はありませんでした。
荷物の鍵をかけないで荷物を預けるという事で、ちょっと離れた所からUAの荷物チェック現場を観察。
チェック機にかけて何個かをピックアップ(それほど多くはありませんでした)、ソフトタイプのスーツケースは両サイドや前部分にファスナー付きのポケットがありますが、そこんところもちゃーんと開けてチェック。今回は短い観察時間だったためか?ハードタイプのスーツケースを開けている所は見ませんでした。カウンターや荷物を預ける所では「鍵かけてませんね?」と聞かれますので、鍵は掛けずに預けましょうね。

さて、セキュリティチェックを受けて中に入ることに・・・。ガラガラ状態なので(待ち時間殆ど無し)、するすると検査は進む、靴を脱ぐのは変わりなしでここでは前の人の様子をちゃんと観察しておくとあわてるコトが少ないかもしれないです。
特に今回は問題も無く、ボディチェックも無く、するすると終了!なんだかあっけないほどでした。
チェックを終えて近くのベンチで手荷物を整理していると、子連れの方が話しかけてきました。
子連れ母「あの〜チャイナに乗るんですか?」 私「いえ、UAなんですが・・・何か?」
子連れ母「あ、何時なんですか?UAは?」私「9時なんです〜チャイナは何時ですか?」子連れ母「8時半なんですよ〜早いでしょー」
こんな感じでお話が始まり、しばらく色々とお話をさせていただきました。
青森からいらした方で、今回はお子さんとおばあちゃんを連れて個人手配で来たそうです。何度も来ているらしくなかなかハワイ通なお方・・・宿泊先の話になった時には「どこに泊まってたんですか?」と聞かれ、アロハラニの事を話すとちょっと興味ありげな様子でした。

子連れのご家族と別れてから、ラウンジエリアをちょっと探索。
今回、UAのカウンターではラウンジについて特に何の案内も無くラウンジ券も無かった。(そうそう、カウンターの方は英語オンリーでごじゃいました)SFCカードを持っていると、スターアライアンスグループのラウンジは利用できることとなっているが・・・・
いつもの庭園があるラウンジフロアーに行っても、やっているラウンジは数少なくANAのラウンジもやっぱり無い(看板が出ていない)、早朝は営業時間外なのか?いやはやラウンジってそういうんじゃないと思うんだけど・・・なんだか納得いかないまま「まぁいいか」と朝食をとるべくフードコートへ行くことにした。

フードコートで通常通りやっているのは「スターバックス」と「バーガーキング」だけだった(-_-;)
仕方なくバーガーキングでモーニングセットを食べて直ぐに退散。
朝焼けに染まってきた滑走路近くの通路でぼんやりと風景を眺める、「今日は天気が良さそう・・・」。コーヒーをすすりながらやっぱり名残惜しい気分にひたってしまう。

-- UA搭乗 ・機内 --

ウィキウィキバスに乗っても良かったが、時間がたんまりあるのでブラブラとUAのゲートを目指す
ゲートにはたくさんの人・人・人・・・・「やっぱり満席って本当なのねぇ〜」と思う。ゲートに入り待合室ベンチに腰を下ろしてしばし「人間ウォッチング」(笑)
今回満席という事で、何度も「○○様、搭乗ゲートカウンターまでお越しください」というアナウンスが流れていた。カウンター近くに座っていたので話の内容が結構聞こえる。 ビジネスクラスの方(ご夫婦)が席バラバラになっていて「バラバラじゃない!」と奥様が変更を申し出ていたが、「席が無いんです」とあっさり断られていた(-_-;) これで正規ビジネス料金ならちょっと怒りますな〜。UAはファーストとビジネス・エコノミープラス・エコノミーという席に分かれていて、搭乗順番を呼ばれてからの搭乗となる。
おのずと・・・最初に搭乗するのがほぼファースト&ビジネス(子連れの方やハンディキャップのある方などもそうです)、それからエコノミークラスの席番号ごとに搭乗開始となる。
私はずっと後方席指定をしていたので、殆ど最後の方に搭乗した。

「隣に人が居ませんように・・・」と願ったけれど、機内へ入って「あ・・ムリだな」と直ぐに察知。満席はやっぱり本当だった(泣)
後方トイレの比較的近くでキャビンも近い所の通路側を指定していた私、席を見つけるとそこにはサーファーな(最初はゴルファーと思いました)男性が座っていました。年齢的にはダンナ様くらいだと思っていたその方・・・ダンナ様よりちょいと上でした(^_^;)
そうこうしているうちに、離陸〜(^^)/~~~ シートテレビがあったので映画プログラムをチェック!う〜ん・・・イマイチ・・。
UAのアテンダントさんはほぼアメリカ人?日本人は皆無(私の周りには)で、男性もいらっしゃいました。片言日本語で機内食のチョイスを聞いてきますが、基本的に「英語!」 アメリカ気分を引きずったままの機内はまぁまぁ快適でございました。



--機内食 --
さて、おまちかねの機内食でございます。
隣の男性が「ビーフ!」とチョイスされたので 私はちょっと企んで「チキン」をオーダー。
すかさず男性に「すみませんが・・・写真撮らせて頂いて良いですか?」とお願いする。サーファーな男性「いいですよ〜」と関西弁バリバリ&笑顔で快諾して頂いた。
その機内食写真


・・・・
「上のフタ・・取ってもらってからにしてもらえば良かった」
(後から画像を見て後悔(T_T))

ビーフとマッシュポテトとグリーンピース
手前の曇っていて内容が見えないケースはフルーツ
奥のほうはサラダ
チョコレートブラウニーのようなケーキ
<男性感想>
「ビーフはやわらいよぉ、そんなんまずくはないですわ」
モリモリお食べになっていたので、きっと美味しい部類だと思います。ご協力ありがとうございました<(_ _)>







こちらはチキン〜
チキンのテリヤキのようなものとご飯とピーマン等
後は・・・フルーツやサラダはケーキなど同じデッシュになっておりまーす。

<感想>
チキンは美味しい、ご飯もまぁまぁ
フルーツはそこそこ美味しい
パンはやっぱりダメ(-_-;)
サラダは結構フレッシュな感じがしてGOOD!

どう考えても機内食はUAの勝ち〜(^_^;)


機内食を撮影させていただいた事をきっかけに、サーファーな男性と話が弾む。
大阪市内在住の方でサーフィンをもぉ何十年もやってらっしゃる方でした。今回は私と同じく一人旅でツアーにのっかっていらしたそうです。奥様が同年代と聞いてちょっとびっくりでしたが、私が知らないハワイのことやサーフィンのこと(ハワイだけでは無く色々な所へ行ってらっしゃるそう)などなどとても楽しくお話をさせて頂きました。北海道へは一度も来られたことが無いという事で反対にこちらの話もいろいろとさせて頂きました。
不安だった日本までの機内も、なんだかとても楽しく過ごすことができました。感謝m(__)m

UAのアテンダントさんは、やっぱりコールボタンで「飛んで」は来ない。
周りを見ていてずぅ〜っと待っている方が結構居たので、私は飲み物関係などキャビンへ自ら出向いて「ワインおかわり〜」などとリクエスト。この方が手っ取り早くアテンダントさんも笑顔で色々話しかけてくるので英語力訓練にもイイです。(っていうか・・・話してないで仕事してね♪はたから見たら思われているのかもね(^_^;))



<到着間際に出る軽食でーす>



ランチボックスのような箱には・・
グァバジュース
パイナップル等のフルーツ(結構美味しい)
ソフトクッキー
クロワッサンバーガー(エッグマックマフィン似)








エッグマックマフィン似なバーガーは温かくて、そこそこ美味しかったです。ベーコンとチーズと玉子焼きのフワフワしたようなモノが挟まってます、パンもソフトで食べ心地はよし(^_^)v


軽食の方は、UAもANAもそれなり・・・・
注:ANAさんの方は写真を撮るのを忘れました、すみませんm(__)m

-- 関西国際空港 到着 --
映画を1本一通り観たり、機内食を食べたり、ウトウトしたりしていると 関西空港が近づいてきました。
お隣の男性に「関空は初めてなんです」と言うと、色々と教えて頂きました。
「四国が見えるくらいぐるっとまわるよ」と聞いていたものの・・・本当にこんなに見えるとは思いませんでした。冬とは思えないほど海の色が綺麗で(冬場の北海道の海は鉛色でございます)、日本は長〜いんだなぁ〜という事を改めて実感。
成田以上に関西は随分と旋回をしながら空港へ降りるのね〜と思いながら、激しく揺れる機内を見回すと・・・・
シートベルトサイン点いてます、関西国際空港まであともう少し!とかも言ってます。なのに何故?乗客の皆さんは通路を歩いてらっしゃるの?おまけに携帯電話らしきモノを操作している人も発見!(メールを打っている感じで直ぐにやめましたが)
3席以上前の方でしたが「コップぶつけますよ〜(-.-)」と危険信号を無言で送り続ける私でした・・・・(本当に注意しようと思った)
関空に着陸するまでの機体はえらい揺れっぷりで、家族バラバラ席になったとおぼしきお子様(小学生男の子)が一人嘔吐袋を持って吐いてました。お隣は兄弟らしく(弟の様子)、親御さんは両親揃って前の席に座ってます。いくら指定席どうりといえ、ご両親のお一人がお子さんの隣に最初から移って座ってあげては・・・?なんだかとっても疑問が一杯で、その嘔吐している男の子がかわいそうでなりませんでした。

なんだかなぁ〜と思いつつも、無事日本到着!
初めての関空はぜーんぜん手順がわかりません(-_-;)、とりあえず人の波について行きます。 なんとかシャトル?に乗って入国手続き、荷物をピックアップして最後のチェック台へ。 成田同様(^_^;) やはり荷物はノーチェック、「高額商品とか買ってないですか?」と聞かれただけで台の上にも載せずにOKが出ました。

さて、関空から今度は千歳へのフライト。
おっきな荷物をずるずる持って国内線カウンターを探すが、このフロアーの上だと言う。(涙)
エレベーターで上がってANAさんカウンターで手続き、機内預かりのセキュリティチェックは待ち時間なしの上チェック機から出てきた荷物を係員の人がカウンターまで運んでくれました。
千歳への飛行機は19時発なので、待ちはナント4時間ほどもあります(大涙) 身軽になってとりあえずはフードコートで「さぬきうどん」を堪能する。ウロウロ探索するも疲れてきたのでチェックを受けてSignetラウンジへ向かう。
ANAの Signetラウンジは国内線仕様という事もあってか、千歳と同じような作り&広さ。 コーヒーでまったり+パソコンを広げてネット三昧+またまたコーヒーでまったり・・・いっそのこと「寝てようかな?」とも思ったけど、おばちゃん一人でいびきをかいて寝ている姿はやっぱり周りの人に迷惑ですもんね(笑)
やっと搭乗の時間が来て、Signetを後にする。
搭乗ゲートに行くと、ナント飛行機がついたばかりだと言う!少し搭乗時間が遅れるという事らしく、その旨携帯でメールを送る。

−−千歳到着 ・ 帰宅 --
関空から千歳へ行く機内は「USJ帰り」の方々が多く、長い冬休みの北海道ではお子様連れがたくさん居ました。
19時を回っているので離陸した時には大阪の夜景が眼下に広がっていました。初めての大阪(京都はあるのよ、行ったこと)、空港からは出なかったけど改めて大都市なのねえ〜と感じる。

定刻を目指してか?「機長!結構飛ばしましたね〜(ニヤリ)」という会話があったかどうかは不明ですが、若干の遅れで千歳到着!
関空ロビーでもそうだったけど、パーカーとチノパンツのいでたちは私くらい・・・「北海道なめてますね」と言われそうな雰囲気がじわじわ漂う外の雪景色〜。荷物を待っていると到着ロビーのベンチにちょこんとダンナ様が座って待ってましたヽ(^。^)ノ
こんな時、外人さんはHUGなのよねぇ〜なんてバカな事を考えつつ(実行はしない)出口へ。
笑顔で「お帰り」を聞いた時にはなんだかホッとしました。

久々の雪道を「ひえぇ〜凍ってる」と言いながらも無事帰宅。
娘とワンが一目散に擦り寄ってきて争うようにHUG&ペロペロの嵐(~_~;)、「ただいま〜ヽ(^o^)丿」とようやく帰還。

そのあと、娘がスパゲティを作ってくれました。
みんなでこっそりシャンパンを買っておいてくれて「無事帰国おめでとう」と乾杯をしてくれました。
私は今回の一人旅で「あまりにも幸せすぎる自分」を実感、家族や友人や知り合った楽しい方々に支えられて生きていると改めて感じました。

一人旅は「人はみな一人では生きていけない」という事を思いおこさせてくれる。
一人旅は「失敗も成功も苦しさも寂しさも喜びもすべての事が糧になる」
そしてその感動を「今度は誰かと分かち合いたい」なんて思うのでありました。

おわり