ホーム>フェルメールの研究>Let's painting>『Girl with a Pearl Earring』(Maepi作)>『Woman with Lute near a Window』
写真は、私のアトリエ(自分の部屋)で撮りました。
一昨日描き終えました。ご意見・感想聞かせて頂けると有難いです。
私は自分で絵を描く時に考えたのは、窓辺でリュートを弾く女性の続きの作品を描きたい、ということでした。リュートを調律しながら、恋人(先生)が来るのを待っているという解釈に従っています。そこで、描いたのは、元気なく訪れた先生(恋人?)に、優しくリュートを弾き、聞かせている、そこには、『真実に愛』というメッセージで、背景にキューピットを描きました。
自分では、画期的な構図で、斬新な作品になったと思ったのですが、・・・。絵画教室の先生からは、『自分で物語を作ったのね』と笑われてしまいました\(^o^)/。
描いて、少し判って来たことがあるので、述べておきます。
まずは、『白のデカンダ』ですが、作品の中に描いたのは、『ワイングラスを持つ女』のものを、まねて描いてみました。 色々の作品の中で、『白のデカンダ』は出てくるのですが、この前プラダ美術館で観たことが、強烈に印象に残っていたので、それを選びました。 探しているうちに気がついたのですが、『デカンダ』は、作品によって異なります。向けられている向き・配置は、同じものはありません。 |
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カーテンとその陰が壁に映るところを描きたかったのですが、完全に失敗ですね!男性の顔の途中で、カーテンが切れるのが嫌だったのですが、伸ばしたことが影をどこから入れていいのか、全くわからなくなりました。微妙に角度が違うことが、かなり影響します。 また、同じカーテンの色を出すのが、結構難しいです。 |
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天使の絵ですが、当然ですが、『ヴァージナルの前に立つ女性』の中の画中画を、うつすようにしました。 描いてみて始めて気づいたのですが、天使の絵には、羽があること、どんよりとした雲が描かれていること、そして、何より驚いたのは、『額の影』です。 向かって右手側に額の影が描かれてます。その影は、実は2つ描かれてました。濃い影と薄い影です。 |
フェルメール作品を観ていただけでは、わからないことが沢山ありました。そして、絵を描く時、奇麗な色を使うのは割と簡単なのですが、色を混ぜたり、影のために暗くすることは、かなり勇気がいる作業になります。しかし、そのことを乗り越えないと、看板のような絵になってしまいます。このことは、今後の大きな課題です。
次は、『青いの女』を描いてみようかと思ってます。
(2003年4月25日作成)