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「ワイングラスを持つ女」(婦人とふたりの紳士)は、身震いがする作品です。ドイツに行ったら、これだけは絶対に観て帰りたいです。好きというより、この作品を観た時自分が、どのように思うかが知りたいのです。この絵は、ドイツのブラウン・シュヴァイクにあります。それは、ヘルツォーク・アントン・ウルリヒ美術館です。そして、そのホームページを見てみると、やはり確かに記されていました(ヘルツォーク・アントン・ウルリヒ美術館の「ワイングラスを持つ女」)。
女性と男性(兵士・紳士・紳士たち)という一連の絵が同じような設定で描かれているなかで、この絵では紳士が二人登場します。他のフェルメールの作品では、登場人物は、一人か二人です(風景画は除く)。そういう意味では、この絵は極めて異例です。だから、面白いのです。
では、(恋を語り楽しみ始めた作品)「ワイングラスを持つ女」をCatch eyeしてみましょう。
私は、この絵は、フェルメール作品の中でも、多岐に渡ってメッセージがもりこまれた作品だと思います。
次は、「ぶどう酒のグラス」について述べてみようと思います。
(2002年6月13日作成 9月5日加筆)
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