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『フェルメールと室内画展』を観ると、この時期に、本当に多数のすぐれた画家が輩出されたのがわかります。
年別に並べてみました。
100年の間に、個性のある画家たちが、沢山集まっています。
こうやって比較してみると、ある面で先駆者であったのは、やはりレンブラントだったのでしょう(今回の『フェルメールと室内画展』では、レンブラントは来ていません。しかし、『アルテミシア』(1634年)というサスキアを描いた名作がありますので、お見逃しなく!)。
平均年齢52.6歳、約53歳、一番長生きした、ヘラルト・テル・ボルフで64歳の生涯、一番短かったのはハブリエル・メツーで38歳の生涯でした。フェルメールは43歳で、短い方から2番目でした。彼らたちは、もう少し生きて、あと10年描いたら、さぞかし素晴らしい作品を残したとであろうと思います。
(2003年4月1日作成掲載)