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「天秤を持つ女」は、以前に「眠る女」のコメントの時掲載したように、自分なりにコメントしようとした時に、コメントがかなり難しいものになると思いました。ですから、私は、この作品を最後の25作目に、最初から選びました。それは、最後になれば、それなりに知識・技術がつき、困難を乗り切れると考えたからです。
この作品は、アメリカ合衆国のワシントンのナショナル・ギャラリーにあります。例のごとく、そのホームページにアクセスしてみました。確かに、「天秤を持つ女」は、ありました。
私が思うには、この作品はフェルメールにしか描けない作品で、その秀作群の中でも最高峰のものだ、と考えます。ほとんど、作品群の全ての要素が、この作品に凝縮されてます。
そのようなことを考えながら、「天秤を持つ女」をCatch eyeしてみましょう。
この絵をフェルメール描いたのは、1664年(制作年別全作品では1662〜1665年)は、彼の絶頂期かもしれません。
一応、作品における詳細なコメントは、「天秤を持つ女」で終わろうと思います。御愛読有難うございました(^-^)。しかし、今後コメントしなかったフェルメール作品の中などから、その必要性を感じた時は、また再開したいと思います。
(2002年7月11日作成 9月17日加筆)