大岳尾根より 横岳北峰(2480m)より大岳山(2382m)へ向かう尾根より七ツ池を見下ろした写真である。右手に見える山小屋が北横岳ヒュッテで、後方は、左が雨池山(2325m)で、右がガスのかかった縞枯山(2403m)である。 横岳北峰から、この七ツ池に行くために、北横立ヒュッテまで、横岳登山道を下った。七ツ池は、ヒュッテのすぐ前の薮に覆われた細い道を10分程下ると着く事が出来る。 |
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枯れ木 森と湖と高山植物の北八ヶ岳と言われるだけあって、見事な樹林と、池があちこちにある。 北八ツ、池巡りが人気があるが、その中で一番標高の高い所にあるのがこの七ツ池である。八ヶ岳で一番大きい池が白駒池(2215m、直径510m)で、次ぎに大きいのが雨池(2040m)である。その他、鼈甲池(べっこういけ 2030m、周囲約300m)、双子池(2000m)等がある。 |
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七ツ池 白駒池は、本州では一番早く結氷する所としても知られているが、今は車ですぐ近くまで行けるので、池巡りの中では最も簡単に訪れることの出来る池である。駐車場から30分位の道のりである。以前に行った事があるので、別途紹介したいと思っている。 鼈甲池はこの横岳北峰から1時間、そして双子池はさらに40分の道のりとなっている。次回は秋に訪れたいと思った。 |
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雨池はこの後に登った三ツ岳から雨池山への尾根より良く見ることが出来た。草原の中に、細長く大きく魅力的な大池として見えた。 七ツ池は、大小の池を混ぜて7つに見えると言うことで名付けられているが、横岳北峰より見た感じでは、上の写真の様に2しか見えないが、こうやって池の側に来ると、7つあるような気がするから面白い。 それだけ、樹林に囲まれ、全部が一度に見通せないと言うことでもあるが、雨上がりのせいもあり、水量は豊富であった。 |
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左の一番大きい池が古仙池と名付けられている。緑の原生林に囲まれたこれらの池は神秘的でもある。秋の紅葉も、冬の雪を被った景観も、そして春の新緑もまた素晴らしい物ではないかと思わせる佇まいであった。 夏を惜しむ蜻蛉が、2匹で攣るんで、池端の草に卵を産んでいた。そんな早い秋の訪れを感じながら、のんびり時を過ごした後、また北横岳ヒュッテまで、薮に覆われた道を登り返し、その後、三ツ岳へ向かった。 |
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ルート 中央高速 諏訪インター 1時間 ピラタス横岳ロープウェイ山麓駅(1660m) 〜山頂駅(2230m)〜坪庭〜北横岳ヒュッテ 〜横岳南峰〜北峯〜大岳尾根〜北横岳ヒュッテ 北横岳ヒュッテ〜七ツ池(往復40分) |
駐車場 ピラタス横岳ロープウェイ山麓駅 100台以上、無料 休憩所、トイレ ロープウェイ山頂駅 北横岳ヒュッテ、縞枯山荘 |
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