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 狼なんて怖くない!! 冨樫義博短編集
 初版  1989/10/15
 価格  370円(本体359円)
 ISBN  ISBN4-08-871336-2 C0279
 発行  株式会社 集英社
 印刷  図書印刷株式会社
 頁数  218ページ
 備考  初期作品収録

収録作 頁数 掲載号
狼なんて怖くない!! 31 1989年20号 1989/4/18
オカルト探偵団
―PART1―
31
'88週刊少年ジャンプ増刊
AutumnSpesial
1988/10/19
オカルト探偵団
―PART2―
43
'89週刊少年ジャンプ増刊
SpringSpesial
1989/3/15
HORROR ANGEL 31
'89週刊少年ジャンプ増刊
WinterSpesial
1988/12/12
とんだバースディプレゼント 31
'88週刊少年ジャンプ増刊
WinterSpesial
1987/12/14
ぶっとびストレート 31 (投稿作品)
1988年1・2号で紹介
第34回手塚賞準入選作品
1987/12/1


 コラム
『狼なんて怖くない!!』は『週刊少年ジャンプ』本誌初掲載作。

1989年(平成元年)4月18日火曜日発売の週刊少年ジャンプNo.20号(5月1日号)、P211〜241まで掲載される。(定価180円)


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『オカルト探偵団―PART1―』、原題は『オカルト探偵団』。
『オカルト探偵団―PART2―』、原題は『オカルト探偵団―ラスト・ラン―』。

『オカルト探偵団』は冨樫義博先生の登場人物が2度登場したはじめてのマンガです。

単行本『狼なんて怖くない!!』で語られている作品回想では

(…前略…)

デビューから1年の間、読者に受けそうな漫画とは、一体どんなものか!?とあれこれ考え、悩んだ時期がありました。その結果、結局、自分がおもしろいと思うものを基本においてやるしかないと開き直り、推理(犯人当て)とオカルト(超常現象)をミックスし、OKをもらったのがこの作品です。

(…中略…)

雑誌に載った結果、まあまあの評価をもらい、ちょっと自分の感性の自信を持つことができました。単行本を出せるくらい、漫画を描き続けてこれたのは、この作品とこの作品がおもしろかったと、アンケートに○をつけてくれたみなさんのおかげです。

_『狼なんて怖くない!!』P36より引用
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『HORROR ANGEL』
ホラー映画ずきな冨樫先生が描いたホラー作品。それでも最後には…

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『とんだバースデープレゼント』は冨樫先生デビュー作。

1987年12月14日月曜日発売の『'88週刊少年ジャンプ増刊WinterSpesial』に掲載される。
(定価350円)

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『ぶっとびストレート』は冨樫先生の作品が手塚賞にトップの成績で準入選した投稿作品。

1987年12月1日火曜日発売の週刊少年ジャンプ1988年No.1・2(合併)号(1月1日号)P101にて講評される。(定価170円)

同作品は『めざせ漫画家!手塚・赤塚賞受賞作品集』(1988年3月15日初版・絶版)の裏表紙カラーカットとP5〜37まで収録される。(定価580円)


LUNE管理人の個人的な意見を言えば、扉絵の迫力に圧倒されました。見れば見るほど、あの構図はなかなか描けないと思うのです。冨樫先生の絵は迫力があり、説得力のあるシーンが魅力なのですが、この扉絵が何はなくとも全てを語っているような気がするのです。主人公の元気の良さ、野球のユニフォーム、作品を語っているではありませんか。