ライブスチームの運転


772. 令和5年10月 OS法隆寺定例運転会 (その2)  (R5.12.9掲載)

 (その1の続きです)

 5インチゲージ ノース・イースタン・レイルウェイ クラスーT 1272です。 倶楽部のメンバーの方がOSさまのライブスチームコレクション販売で入手された機関車で、 試運転模様を728.5インチゲージ ノース・イースタン・レイルウェイ クラスーT 1272で取り上げました。 OSさまからお誘いいただき、持ち込んだ次第です。 内側の3.5インチゲージと5インチゲージとの3線式の線路ではポイントの通過に問題が生じたため、 外側の5インチゲージと7.5インチゲージとの3線式の線路で、走らすこととします。


早速、スチームアップの準備に取り掛かります。


使用する電動ブロアーは、動輪舎さまが販売されている、Hyperblowです。


弁装置や足回りに注油しています。


反対側(非公式側)にも注油します。


よく見ると、オイラーの先にチューブを介して細い銅パイプを挿し込み、 注しにくい箇所にも、注油しています。


 
 5インチゲージのテンダー機関車というと、テンダーに乗って運転できると思われるかもしれませんが、この機関車ではできないのです。 そこで、テンダーの後ろに連結した、8620形のテンダーに乗って運転操作します(オーナーさまは、 セントラル鉄道製 5インチゲージ 68621(8620形)も所有されていますので)。 そのため、加減弁とブロアーバルブを走行中も開閉操作できるよう、延長ハンドルを取り付けています。


延長ハンドルを取り付けました。 右上がブロアーバルブの、左下が加減弁の延長ハンドルの接続箇所です。


ボイラーに水を入れました。水位は水面計の真ん中より少し高めでしょうか。


 着火剤です。おが屑を固めたもののようです。 灯油のような匂いがし、おが屑に浸み込ませてあるようです。 火を点けると、大きな炎が出して燃えますので、手で持って着火するのは危険です。

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