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絵画芸術を観た感想(3)

 時々自分の性格が、異常でないかと思い悩むことがあります。ゴッホの時のこともあり、なるべくさらっと流したかったのですが、どうしても性格上流せなかったので、線を引いてみました。赤い太線が描かれている部分で、破線がこうであるであろう部分をしめしています。

絵画芸術(画家のアトリエ)

 如何でしょうか?イーゼルの左足は完全に隠れるでしょうか?凄く微妙なところだと思いますが、掲示板にも書きましたが、フェルメールは自信を持って描かなかったと、私は思います。彼の凄さの一つに、真実を変えても、それをその方が正しいと納得させるだけのものを構築するところがあります。例えば、『デルフトの眺望』でも、全くの真実の風景画でないことが調べた結果わかっています。私のような凡人にはわからない何かを彼は感じて、そこにイーゼルの左足を描かなかったと思うのです。皆さんは、どう思いますか?

(2004年5月16日作成)

 9月5日、神戸市立美術館に再度観に行ってきました。凄く近くで観れたため、よく目を凝らしてみるとイスの前後の足との間に一部色が変わっている部位があり、そこがイーゼルの左の前の足の部位と見れなくはないと思いました。それが答えかもしれません。

(2004年9月30日加筆)


 

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