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絵画芸術を観た感想(2)

 今回作品を観た時、プラド美術館で観た時に気づかなかったことは、下記の番号の箇所です。

絵画芸術(画家のアトリエ)

 忘れないで欲しいのは、私はあら捜しをしているのではありません、私はこの作品がフェルメール作品の集大成というべき作品で絶対に観るべきものという考えは間違いありません。


 この作品の矛盾は、フェルメールという天才(そのような凡庸な言葉で良いか疑問ですが・・・)が描いた写実だからこそ起こったと言えます。カメラのように写実であるからこそ、それを考えると矛盾が存在します。それは、イーゼルにあります。

 まず、3を観て下さい、イーゼルは左右を観ると向かって右が上がっています。このイーゼルは、伸び縮むものであったか?その時代を生きたものでないのでわかりませんが、現在のイーゼルは、私のものでも伸び縮みを調節できます。多分、フェルメールは少し拡がる感じを描きたかったのだと思うのですが、この3の部分が強調されすぎている気がします。

 そして、1の部分で、イーゼルの左の足の部分が床との接点がないのです。左の足が完全に隠れるか、実際に線を引いてみたのですが、完全に隠れないのです。このイーゼルは、矛盾します。私は、マラドーナの神の手を思い出しました、神様のイーゼルと言いたいです。これは、観る人によって意見が分かれると思います。以前に「牛乳を注ぐ女」で、女性の視線に矛盾を見つけたことがあります。大作の中では、些細なことかもしれません。

 今回観た時に一番いいなあと思ったのは、2の女性の淡いスカートの色が薄く奇麗なのと、4の地図の皺の見事さと、5の光の反射の独特の描き方です。これらは、本当に素晴らしかったです。


 自分の言っていることを明らかにするために、さらに詳しく説明しました。絵画芸術来日!&感想(3)をクリックしてみてください。

(2004年5月14日作成)


 

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