2008


7月某日


-- ハワイ島2日目つづき--

-マウナケアへ-

さて、ビッグアイランドキャンディーズを後にしまして <マウナケア>へ向かいます。
ヒロサイドからサドルロードを通ってマウナケアへ、
途中、ヒロの7-11でスパムとサンドイッチ、そして・・7-11のエコバックを買いました。
駐車場でもぐもぐ食べて、さぁれっつごぅヽ(^。^)ノ

注:一般のレンタカーでサドルロードを走行する場合、何か事故が起こっても保険適用外となります。
大きなリスクがありますので、ご承知おきください。


ヒロ側からサドルロードにエントリー、あまり天気が宜しくございません・・・時刻は5時頃。

しかし、道はわりと綺麗です。

そうそう、ヒロの7-11で購入したエコバック。

色がお気に入り♪
滞在中、手荷物などを入れてダンナ様が持っておりました。

さて、マウナケアの麓が少しづつ見えてきましたが・・ヴォグの影響でイマイチすっきりしない感じです。

行った時、サドルロードの拡幅工事が行われていました。
この道が整備されると、きっと便利になるはず・・・
この工事はマウナケア入り口の直ぐそばまで行われていました。

マイルマーカー25を過ぎた所で、「あったあった・・たしかにココ!」と右手に入ります。
しばらくすると看板、それを通り越してずんずんと登ります。どんどん空に近づいていく感じがします。

なーんにもない所に、小さな山や中くらいの山や、時折緑地帯が見えます。


そして、ビジターセンターへ到着ヽ(^o^)丿

既に、望遠鏡がスタンバッていました。
約1時間ほどでヒロからビジターセンターに到着しましたが、ここで充分に休憩をとります。(要30分以上)
身体を慣らす間、ビジターセンターの中を色々と見て回りましたが、以前来た時よりも少し様子が変わっていました。
パソコンとかコーヒー等があったのですが、今現在は無くなってしまっていた模様・・
ツアーバンが到着し、人がにわかに増えてきました・・皆さん、長袖長ズボンでございますが、ダンナ様は下のみ半ズボンです(~_~;)
(嫁はしっかり上着とパンツを持ってきて重ね着)
売店で、ポストカードステッカーなどを購入して、いよいよサミットへ向かうことにしました。

ビジターセンターを引きで見ますと、こんな感じでございます。


ビジターセンターを出る頃、ツアーバンさまたちは殆ど出発済み、この理由が・・
サミットに向けて登っているときに判明致しました。


フンフン〜♪と快調にのぼっております、登るにつれて青空がどんどん近くなってくる感じです。
「わーいヽ(^o^)丿 もう少しだわ〜」と下の景色・上の景色を見ながらワクワクします。
と・・・
未舗装の道路を走行し、舗装道路に入る前・・ピカリっ!と 凄い光線を浴びます。
目が開けられないほどの光線・・太陽でございました。

マウナケア登頂はぐるぐると登山道を登ります、サンセットを見ようとしているわけですから、太陽さまはどんどん角度を変えます、したがって・・・
時間によっては・・・進行方向に太陽さまがギラリっ!と見えるわけですね。
この光がね、凄いのです・・
<ホワイトアウト>と言うのをご存知でしょうか?
吹雪の時、前も後ろも横も 自分が今何処にいるのかさえわからなくなる状態。
飛行機であるのが・・<ブラックアウト>ですが・・これはちょっと性質が違うかな???
まさにそんな感じです。
<めくらまし>のように、道路幅が見えなくなるのです。
サングラスをかけていたのですが、全然間に合いません・・(T_T)
で、助手席の私は窓を開けて山側の道路幅を目視し、ダンナ様をナビゲート、ダンナ様はパンフを手に太陽光線を塞ぎながら運転、この間数分・・非常に緊張した時間でした。
ようやく太陽さまが雲間に隠れてくれまして・・無事クリア・・はぁ〜(ため息)

そして、天文台が見えてきましたヽ(^o^)丿

ん〜美しい♪

程なく到着、いつも思うのですが、ココはなぜだか 雰囲気が違います。
マウイのハレアカラも何度か登りましたけれど、ちょっと違うのです、何が?といわれたら・・よくわからないのですけれどもね・・・(汗)
駐車場エリアに止めて、さて、初サミット(頂上)へ今度は自分の足で登ります。
外は驚くほど寒いっ(@_@。
しかし、意を決してサミットへの道を進みます。
自分はココに来ただけで充分だと、前回は思っていました、頂上へ登るのは、体力的に無理だと、自分自身で思い込んでいました。
ただ、登った家族が皆「行けばよかったのに」と言います。
「辛くなったら引き返せばいい・・」
そう思いながら、ずんずん上り始めました。
正直
ものすごくキツイです、ただ、何故だか、後押ししてくれるような、元気をくれたような、そんな感じがして、とうとう到着!
素晴らしい♪
言葉では言い尽くせない、神聖な場所でした。

沈みゆく太陽さまと、サミットに無事登頂できたことを感謝<m(__)m>

この時の感動は、なんだかとても不思議で、多分 また来るのだろうなぁ〜と何故か思ったのでした。

遠くにマウナロアが見えます。ただ、雲が若干多いですね。



振り返ると、天文台の窓が開いてました。たしか・・これはジェミニ。

サミットで写真を撮っていた若い人が教えてくれました。(欧米人の方)
「オープンしているよ!」とね・・(^.^)
サミットに登った人は、皆 誰からとも無く挨拶を交わし、ちょっとした会話があるみたいで、
コレを見ていた私に・・・

「コレって何?」と話しかけてきた 欧米人の女性。
ココにしるしてあるのは
U.S. GEOLOGICAL SURVEY という文字
http://www.usgs.gov/
アメリカ地質調査所のマークのようです。

実は、このマークが付いた杭のようなモノは、あらゆる所で見ることができます。
・ダイアモンドヘッド頂上(オアフ島)
・サウスポイント(ハワイ島)
もっと他にもあるのかもしれませんので、端っことか頂上とかに行ったときは気をつけてみてみましょう♪

さて、英語で話しかけられて、つたない英語で杭を指差しながら、アメリカ地質調査所の杭みたいね?という感じで言いますと。
「フッフーン」と納得したのかしないのか?よくわからない反応でした・・
もっと英語が出来たならば、「この杭は色々な所にあるのよ〜」なんて言えたんですけどね(-_-;)

サミットにある、お社のようなものは、以前と形を変えていたようで・・
以前はこんな感じ
<2002年>マウナケアサミット

まぁ、6年もたてばサミットのお社だって変わりますわよね・・・
と、時の流れを感じるのでありました。

さて、素敵な景色を堪能しておりますが、あまり長時間いてはいけません。
もぉサンセット、日が落ちてまいりました。
サミットからの景色を名残惜しみながら、駐車場まで降ります。
駐車場からも素晴らしい景色を堪能し、そろそろビジターセンターへ戻ることにしました。

ビジターセンターに戻ってきた頃には、あたりは真っ暗!
コンパクトなデジカメでは、星空は写りません(涙)
しかしながら、まばゆいばかりの星が本当に本当に沢山見えまして、上を見上げれば

星だらけっヽ(^o^)丿です。きやー素敵♪

ビジターセンターの前には望遠鏡が先ほどよりも増えていて、沢山の人たちが覗いておりますが・・・なかなか見えない・・
実は、我が家にもちょいと大きな望遠鏡があるのですが、星を見ることはとても大変なのです、動いてますからね・・地球が・・なので、何度も何度も調整しないといけません。
ダンナ様がなにやらデジカメをその望遠鏡の覗く所にくっつけております、「ん?写るの?星?」と疑問。
で、取れた写真はコレでした。

お月様♪


ほんのちょっと拡大しますと、わずかですが白い部分にクレーターが見えたりして・・

ま、こんな幻想的な写真もまた良いですね。
(月は大きいので、意外と望遠鏡でも追えます)

マウナケアは年齢が低いお子さんにはちょっと厳しいところです、しかし小学生くらいであればビジターセンターまでのツアーを利用して行っても価値は充分にあると思います。

注:マウナケアへのアクセスは、一般のレンタカーでは保険対象外です。また、4WD車であることも必要かと思います。


さて、目的であったマウナケアのサンセットと星空を充分に堪能し、そろそろお宿へ帰還です。
この道がね・・・長いの・・・(-_-;)
サドルロードを通り、ワイコロアへの道に入り、190号線を真っ直ぐ行きます。
この道中は、ヒロ側から来る時の道路よりも、とてもとても悪路です。舗装はされているものの、穴ぼこが結構ありますので、注意が必要です。ツアーバンも関係車両もローカルの人たちも、バシバシ飛ばしておりますので、気をつけましょう。

190号線からホルアルアへ続く道を選んで(山側)ようやく到着。
あぁー長い1日でした。
簡単な遅い夕食を済ませて、ようやく一息、ラナイでビール&ワインで今日を締めくくり。

さて、明日はキャプテンクック付近を探索しつつ、ナアレフを通ってキラウエアを目指します。
またハードな1日になりそうな・・そんな予感を抱きつつ、ばったり気絶するように就寝(ー_ー)。