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「ヴァージナルの前の二人」のひとつのポイントは、この沢山の窓にもある気がします。こうやって、Catch eyeしてみますと、そのことがよくわかります。まず、窓の数が多いいということに(○o●;)ます。多分フェルメール作品の中で1番数は多いと思います。一つ一つの窓は、質素なものですが、影は丁寧につけられています。
ただ、私のような日本人だと「カーテンがなくて大丈夫?」と思ってしまいます。ただ、オランダと日本だと生活様式もだいぶ違うみたいです。例えば、長期旅行に行く時どうします?普通、窓のカーテンをしめて行きますよね。ところが、オランダだと、それでは泥棒に狙われるので、開けて行くそうです。(⇒フェルメールとオランダの旅・大きな窓と明るい室内・28ページ)。
マウスポインタを写真の上に載せてみてください。
普通に観られます。
また、Catch eyeしてみると天井が描かれており、水平に桟が走っているのが、面白いです。私の記憶では、フェルメール作品では、珍しいことだと思います。でも、そのことにより、室内の空間が拡がった気がします。
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