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「ぶどう酒のグラス」は、「ワイングラスを持つ女」の続きの作品のような気がするのは、私だけでないでしょう。にこの絵もドイツにあります。ふたつの絵が、同じドイツにあるというのは、偶然でしょうが、面白い気がします。この絵は、ベルリンの国立絵画館にあります。そのホームページも見てみました。確かに記されていました(ベルリン国立絵画館の中の「ぶどう酒のグラス」)。
この絵が一連の女性と男性(兵士・紳士・紳士たち)という題材の最後だと思います。そういう意味では、この絵が最後なので、大切な作品と言えるかもしれません。ただ、三つを観ると、この絵が結論に近いものがあるためか、ワイングラスに女性の顔が隠れるためか、私には、心動かされるものが、少ない気がします。
では、(恋を語った最後の作品)「ぶどう酒のグラス」をCatch eyeしてみましょう。
私は、この絵は、フェルメール作品の中で、完成度の高い作品だと思います。物語として見た場合に違和感が少ない作品だと思います。
次は、話題を変えて「デルフトの小道」について述べてみようと思います。
(2002年6月14日作成 9月5日加筆)
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