ホーム作品(秀作と作者)(1)(2)(3)(4)(5)(6)(6’)(7)(8)(9)(10)>作家と秀作(11)

ぶどう酒のグラス

 「ぶどう酒のグラス」は、「ワイングラスを持つ女」の続きの作品のような気がするのは、私だけでないでしょう。にこの絵もドイツにあります。ふたつの絵が、同じドイツにあるというのは、偶然でしょうが、面白い気がします。この絵は、ベルリンの国立絵画館にあります。そのホームページも見てみました。確かに記されていました(ベルリン国立絵画館の中の「ぶどう酒のグラス」)。


 この絵が一連の女性と男性(兵士・紳士・紳士たち)という題材の最後だと思います。そういう意味では、この絵が最後なので、大切な作品と言えるかもしれません。ただ、三つを観ると、この絵が結論に近いものがあるためか、ワイングラスに女性の顔が隠れるためか、私には、心動かされるものが、少ない気がします。


 では、(恋を語った最後の作品)「ぶどう酒のグラス」をCatch eyeしてみましょう。

ぶどう酒のグラス

この絵では、4箇所Catch eyeしました。探してみてください。

答(ぶどう酒のグラス)

 私は、この絵は、フェルメール作品の中で、完成度の高い作品だと思います。物語として見た場合に違和感が少ない作品だと思います。


 次は、話題を変えて「デルフトの小道」について述べてみようと思います。

(2002年6月14日作成  9月5日加筆)


ホーム  戻る  次へ