ホーム>作品>(20)>(21)>(22)>(23)>(24)>女性の手
「天秤を持つ女」の1番のポイントは、「女性の手」のように思えます。右手は、親指と人差し指で摘むように天秤を持ち、左手は机にそえられるように置かれてます。
左手が、「机の上」にあるということは、「地上のもの」ということを意味するのでは、ないかと思います。日頃は、女性は、光物(宝石類)をこよなく愛するものである。しかし、時として(子供を産む時など)、その存在は、天使のようにもなれる。彼女に出会った人は、その審判(右手の天秤)によって、天国にも、地獄にも導かれる。私は、このように解釈しました。
皆さんは、どのように解釈されますか?私の解釈ですと、天秤で秤っているのは、人になります。
マウスポインタを写真の上に載せてみてください。
普通に観られます。
自分の説が正しいとは、思ってません。むしろ、間違っているのでは?、と思います。ただ、今の私には、これが精一杯なところです。この絵に、ワシントンで出合う頃には、別の考えが浮かんでいるかもしれません。
(平成14年7月11日作成)
ホーム 戻る