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写真は、尾道の風景で、絵はフェルメールのものです。違う国の風景ですが、なんとなく似ている気がしませんか?
まず、上段の「デルフトの眺望」と、尾道の千光寺近くから、前方の向島を撮った写真を比較してみてください。
「デルフトの眺望」でフェルメールが描いた川は、スヒー川で、今もほとんど変わりない風景を楽しめるらしい(⇒フェルメールとオランダの旅・デルフトを眺望する・74ページ)ので、よく観て来ようと思います。尾道の写真の川に見えるところは、川ではありません。「尾道水道」といって、れきとした海である。初めて尾道を訪れた人が、1番驚くのはこのことです。対岸の風景とかが、似てるように思えます。
下段尾道の町並みと「デルフトの小道」を比較してみてください。
尾道は、写真のような小道が多く、迷路のような町です。おばさんたちが、徘徊しています。「デルフトの小道」に登場するような人たちに、出会えると思います。
(平成14年6月18日作成)
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