| 映 画 |
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海の上の ピアニスト THE LEGEND OF 1900 ２００１年アメリカ イタリア合作 監督 ジュゼッペ トルナトーレ |
ナインティーン・ハンドレッド ティム・ロス 親友のトランペッター、マックス ブルート・ティラー・ ヴィンス 船上の少女 メラニー・ティエリー |
大西洋を往復する豪華客船ヴァージニア号に生まれ、置き去りにされたナインティーン・ハンドレッド（１９００年に置き去りにされたからと拾った船員が命名）の物語。 船の上で成長し、ピアノを独学で学び、天才的な才能を発揮し、次々と新しい魅力的な曲を生み出し、船上のピアニストとして有名になってくる。 やがて戦争が始まり、客船が輸送船になり、そして廃船になるまで、結局一度も船から下りることなく、その船と共に生涯を終えていくストーリー。 何と言っても、エンニオ・モリコーネの音楽が素晴らしかった。秀作。 Ａ |
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コレリ大尉 のマンドリン CAPTAIN CORELLI'S MANDOLIN ２００１年アメリカ 監督 ジョン・マッデン |
アントニオ・コレリ ニコラス・ケイジ ベラギア ベネロペ・クルス イアンニス ジョン・ハート マンドラス クリスチャン・ベール ウェーバー大尉 デビット・モリシー |
舞台は１９４１年、ギリシャ・ケファロニア島。占領したのはドイツとイタリアであった。その中で占領軍のイタリア兵を率いているのは、マンドリンを背負った大尉であった。 その大尉に宿泊場所として自宅を提供するように迫られた島の医師イアンニスとその娘ベラギアは、反目するが、次第に、人柄の明るい大尉に心を許すようになってくる。 やがて、イタリアが降伏し、ドイツが島を占領することになると、ドイツはかつての友軍のイタリア兵の武装解除を要求してきた。と物語りは展開していく。 結局、大尉はドイツだけは信じられないとギリシャ（パルチザン）と共にドイツと戦う事になる。 ベラギアに捧げる、大尉のマンドリンの響きが華麗であった。秀作。 Ａ |
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バニラ・スカイ ２００１年アメリカ 監督 トム・クルーズ |
デヴィッド・エイムス トム・クルーズ ジュリー キャメロン・ディアス 親友フライアン ジェイソン・リー ソフィア ベネロス・クルス |
マンハッタンの豪邸に住むニューヨーク出版会の若き実力者デヴィッドは親友のフライアンがパーティに連れてきたガールフレンドのソフィアに一目ぼれする。 それを知ったデヴィッドの恋人ジュリーは、彼をドライブに誘い、崖めがけて猛スピードで衝突させる。 この事故で、醜い顔となったデヴィッドの人生は大きく変わり、予期せぬ方向に展開していく・・・ ちょっと解り難いストリーでミステリアスであり、少し懲りすぎるところがあったが、見終わってみると、なかなかのものであった。 Ｂ |
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オーシャンズ １１ ２００１年アメリカ 監督 スティーブン ソダーバーグ |
ダニ・オーシャン ジョージ・クルーニー ホテル王ベネディクト アンディ・ガルシャ その恋人でオーシャンの元妻 ジュリア・ロバーツ 仲間達 ブラッド・ビット マット・デイモン ドン・チードル スコット・カーン、他 |
「オーシャンと１１人の仲間」の完全なリメーク版。痛快で、無条件に面白かった。 カリスマ窃盗犯のオーシャンは、４年の刑期を終えて仮釈放されると同時に、次の犯罪を行うため、各分野のプロを集めていく。 そして、ラスベガスのの地下に埋められた巨大金庫から１億６０００万ドルの現金を盗み出すというものだ。 余りにも嘘っぽく、面白かった。痛快娯楽巨編とはこんな映画の事を言うのであろう。 Ｂ |
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ビュー ティフル ・マインド ２００１年アメリカ 監督 ロバート・ ハワード |
ジョン・ナッシュ ラッセル・クロウ 妻アリシア ジェニファー・コネリー 国防省諜報員パーチャ エド・ハリス |
研究に打ち込むあまり、自分の魂のありかさえ解らなくなっていく一人の天才数学者。精神分裂症で壊れそうになる自分と戦いながらやがてノーベル賞を受賞するまでの苦しみの４７年間。 「非協力ゲーム理論」の土台を完成させたジョン・フォーブス・ナッシュ・ジュニアの伝記をもとに映画化されたものだ。 舞台は冷戦下のアメリカ。ブリジストン大学。現実と幻覚の間を目まぐるしい変化を見せながら物語は展開して行き、最後は感動ものであった。 Ａ |
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アザーズ ２００１年アメリカ、フランス、スペイン 監督 アレハンドロ ・アメナーバル |
母親グレース ニコール・キッドマン ミセス・ミルズ フィオヌラ・フラナガン チャールズ クリストファー・ エクルスト アン アリキナ・マン ニコラス ジェームズ・ベントレー |
監督はオープンユアアイズのアメナーバル。この作品も良かったが、今回のものも良かった。相変わらず人を食った所はあるが、充分楽しめるものであった。 今回は古い屋敷に家族を命がけで守ろうとする母親（魅力的な女優であった）の姿を描いたものであるが、この屋敷には正体不明の何か（アザーズ）が住み着いている。この謎解きが進み、実は・・・という展開である。 重厚な屋敷で、何かにおびえる母親、所謂ホーラー映画の一種であるが、その怖さの質が違う、上品な映画となっている。二人の子役が良かった。 Ｂ |
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たそがれ 清兵衛 ２００２年日本 監督 山田 洋次 |
井口清兵衛 真田 広之 飯沼朋江 宮沢 りえ 余吾善右衛門 田中 源 井口藤左衛門 丹波哲郎 |
山田洋次監督始めての時代劇だ。 幕末庄内、海坂藩。夕方になると、役所の上司や同輩の誘いを断り真っ直ぐ家に帰って行く御蔵役５０石の平侍清兵衛を、いつか「たそが清兵衛」と人は呼ぶようになった。いいプロローグである。 実は、貧しさの為、妻に先立たれ、２人の子供と老婆を一人で世話をしながら生きて行くための家事や畑仕事が待っていたのだ。 そんな清兵衛が、幼馴染の朋江を救った事で、剣の腕が立つことが知られてしまう。ついに、藩命で上意討ちの打ち手に選ばれしまうことになる。 貧しさに黙々と生きていく様、そして突然沸いたような藩命・・・殺陣のシーンは良く出来ていた。久しぶりに見た時代劇であった。秀作。 真田や田中（上意討ちの相手）が良い味を出していた。宮沢りえが難しい役柄を見事にこなしていた。 Ａ |
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| ギャング・ オブ・ ニューヨーク ２００２年アメリカ 監督 マーティン スコセッシ |
アムステルダム レオナルド・ ディカプリオ ジェニー キャメロン・ディアス ビル・ザ・ブッチャー ダニエル・ディ＝ルイス |
１８４６年、ニューヨーク。大飢饉に見舞われた故郷を離れ、アメリカン・ドリームを実現しようと大勢のアイルランド移民たちが毎日やってきた。しかし、彼らを迎えたのは夢とはほど遠い厳しい現実であった。アメリカ生まれのネイティブと名乗る住人達が、移民たちを自分達の土地、仕事、自由を脅かすよそ者として排除しようとした。 そんな中、目の前でネイティブのボスであるビルにアイルランド人のリーダーである父を殺されたアムステルダムは、復讐を企てていく。 時代拝啓は南北戦争の始まりと重なり、徴兵制度が実施される様になる。そんな中、ついに２人の属するグループ同士の壮烈な戦いにとクライマックスを迎えて行く。 結末は予想外の展開であったが、アメリカの一つの時代が歴史絵巻の様に重厚に描かれていた。秀作。 Ａ |
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