飲酒は抗体量を下げる

コロナワクチン3回目接種が一般の方にも進んでおります。一方、気になるのは、3回目接種後に抗体がどれだけできて、いつまで持つのか?です。

以下は、今日のニュースの引用です。

東北大東北メディカル・メガバンク機構が宮城県内で27~94歳の約3000人を調べた研究によると、2回目接種の1~3か月後の抗体量は、1日2合以上飲酒する人は普段飲まない人より20%、1日20本未満の喫煙をする人は非喫煙者より26%低くなった。

国際医療福祉大が行った関連病院職員ら187人の調査では、3回目接種から2~3週間後、飲酒の習慣がある人はない人に比べて抗体量が15%低かった。藤田烈・同大准教授(感染症疫学)は「免疫細胞が集まる肝臓や腸管に酒が負担をかけ、免疫機能を下げている恐れがある」と話す。

やはり予想は的中しました。私は自身のCovid19-IgG抗体を、ワクチン接種1回目1か月後、2回目1か月後、4か月後、8か月後、3回目1か月後と5回測定しました。2回目接種1か月後、他のスタッフの10分の1の抗体量しかなく、4か月後には抗体が陰性化してしまいました。そしてこのたびの3回目接種1か月後、期待したほど抗体量が上昇せず、2回目接種後とほとんど変わりませんでした。

加齢により抗体産生能は低下します。それに飲酒習慣が拍車をかけるようです。

私は、夕食時にワインを飲むのが1日の楽しみです。今晩は何を飲もうかしら?と考えるのもワクワクします。1日360mlほどです。ちょっと多いのかもしれません。200mlが適量と言われていますので、少し控えようかしら、と思います。

今後、毎年ワクチン接種はすることになるでしょう。接種間隔をどうするかは今後の課題です。

2022年02月22日