ホームフェルメール作品を観る巡礼の旅フェルメールの旅(オランダ編)アムステルダム国立美術館

アムステルダム国立美術館

 アムステルダム国立美術館は、その威厳のある建物に圧倒されました。表側は、川に面しています。裏側は、公園になってます。そのまま歩いて行くと、ゴッホ美術館につながります。


 私は、7月23日と7月28日に訪問しました。一度目の訪問の時は、やはりその荘厳さに圧倒されて、十分に探求できませんでした。2回目になって、やっと落ち着いて観ることができました。


 「アムステルダム国立美術館」の外観の写真は、7月23日に撮ったものです。

写 真 コ メ ン ト
「アムステルダム国立美術館」の正面入り口  正面の写真です。向って、左にも、右にも入り口がありました。大きな建物です。前には、運河があります。朝、9時30分頃です。
右入り口前  旗みたいなのが、立っていました。「牛乳を注ぐ女」のものが、ありました。
美術館の裏側  時間があったので、アーケードを抜けてみました。抜けたところは、噴水もある公園で大変奇麗でした。振り向いて、写真を撮りました。


 外にも、美術館指定のショップがあり、そこで買い物をしました。
開門前の左入り口  10時開門の10分前に戻ったのですが、列が出来てました。日本人は少なく、外国(オランダ以外)の観光客の方々みたいでした。

 

 二階の221Aの部屋に四つの作品は、ありました。同じ部屋に、ヤコブ・ファン・ライスタールの「ヴェイク・ペイ・デュールステーデの風車」があるはずでしたが、貸し出し中で見れなかったのが残念でした。


 ビデオ・写真撮影は、フラッシュをたかなければ、問題ないので行いました。ビデオは、あとで数回見ましたが、かなりよく撮れてました。ただ、やはり、実際のものには劣ります。掲載した写真は、2回目の時のビデオからのスナップです。2回の訪問で、合わせて3時間くらいは、美術館に居ましたが、その内半分くらいの時間は、221Aの部屋に居ました。


 コメントは、1回目(23日)観た時と、2回目(28日)観た時にわけました。

写 真 コメント
「恋文」の原画  
 1回目:絵全体からは暗い感じがしました。やはり、真ん中の女主人と召使いに注目しました。女主人の白目が、愕いている感じが良く伝わりました。


 2回目:全体が暗いのは、主人公たちに注目するためだと思えました。手前のドアのシミもチャンとあり、サインも確認できました。画中画も奇麗でした。この絵は、盗難にあって、修復されているのですが、そのようには全く思えませんでした。

 最初に観た時は、サインの存在のことも忘れてました。四作品、それぞれ特徴があり、素晴らしいですけど、個人的には、四つのなかで、1番スキな絵です。


 「恋文」の動画を掲載しています。お勧めです、是非クリックしてください。別窓が開きます。

「青衣の女」の原画
 1回目:読んでいる手紙が、厚みがあるのを感じました。青衣の女は、やはり喜んで手紙を読んでいるように思えました。


 2回目:イスのブルーの色が、青衣より若干濃いい青のことに気づきました。全体に明るい感じがしました。

 「青衣の女」の動画も作成しました。楽しんでみてください。
「牛乳を注ぐ女」の原画
 1回目:すご〜く、奇麗なのに(○o●;)ました。特に、メイドの腰にまいたブルーの腰巻(エプロン?)の色が鮮やかでした。注がれるミルクは、流れるようでした。


 2回目:後の壁にかけられた物は、本当にそこにあるように、何回観ても思えました。「牛乳を注ぐ女」の目線は、やはり少しずれている気がしました。足もとのアンカとタイルは、細かく描かれてました。また、後の壁には、釘のあとか、釘のようなものが描かれてました。


 沢山の人が、賞賛するのがよくわかりました。「牛乳を注ぐ女」の動画を掲載します。是非クリックして、見てください。

「デルフトの小道」の原画
 1回目:レンガの壁と、向って左の植木、さらに細かく描かれた人物に興味を抱きました。


 2回目:左下の白い壁のサインをチェックしました。それと、この空も実に奇麗でした。


 デルフトの小道は、本で見た時より色鮮やかでした。ビデオから作成した、「デルフトの小道」のスライド・ショー「デルフトの小道」の動画をお楽しみください。

 アムステルダム国立美術館を2回訪問できたことは、落ち着いて観れて大変有益でした。しかし、慣れないレンタカーの運転で、疲れていたのも事実です。「ボー」と絵を見ていた私を妻が、声かけてくれて「恋文」と一緒の記念撮影になりましたが、顔は完全に疲れています。昨日のブルージュから、アムステルダムの350Kmの運転の後遺症でしょう(^-^)。

「恋文」と私

 動画は、楽しんで頂けると思います。「青衣の女」のものは、若干良くないですが、あとのものは良いできと思います。


 次のページでは、「マウリッハイス国立美術館」でのことを、掲載します。

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