« 2005年03月 | メイン | 2005年05月 »
2005年04月24日
写真を小さくして
写真を小さくして・・・160*120にしました。これは44KB
これはWeb用14KBです。
これは18KBですが。ポップアップ
View image
2005年04月16日
ヨーロッパでの運転5(割り込み厳禁)
割り込みは厳禁
安全運転のコツは流れに逆らわないことです。「流れに乗る」のが理想ですが、急には無理かも知れませんので、乗り初めは「流れに逆らわない」のを旨としましょう。
私達日本人は、「割り込み割り込まれ」という運転に慣れています。割り込むというのは直進車にブレーキを踏ませることですが、ヨーロッパでの運転では「割り込みは事故のもと」と考える必要があります。ヨーロッパの主流は小型車ですが、軽自動車は存在しませんから、1000cc-2000ccぐらいの車がめいっぱいのスピードで走っています。ただ日本のように混んではいませんから、無理して割り込む必要はありません。ゆっくり待っていればすぐ流れに入れます。「ゆっくり」とか「余裕」というのがヨーロッパのキーワードです。もし、日本のように急いで流れに入った場合、ププーと鳴らされるでしょう。そのとき、「ここは日本でなくヨーロッパだ」と認識して下さい。
信号について
ヨーロッパの信号の位置は低くて少し見えにくいかも知れませんが、これは慣れの問題なので慣れれば大丈夫でしょう。信号自体はよく考えられていて、「信号はきっちり守る」ということが必要です。日本と違って黄色の時間は十分あり黄色の間に交差点を抜けられますから、赤になってから交差点に入るのは駄目です。また、赤から青への変わり目には「赤と黄の同時表示」があり、このあと「青になってから車を発進する」という原則をきっちり守りましょう。
日本でときどき見られる直進車の進むまえに左折(日本での右折に相当)は「厳禁」です。もっとも、ロータリー型の交差点の場合はこういうことも「ありえない」ように設計されていて、曲がる車と直進車が衝突する可能性はありません。
「信号の表示は絶対に守る」ということは安全の第一原則です。
投稿者 tadashi : 17:19 | コメント (0)
ヨーロッパでの運転4
地名を覚えよう
日本でもそうですが、知らない地方をドライブするときには地名を覚えないといけません。ヨーロッパの場合、地名が各国の言葉で書かれていますから、現地で発行の地図を買いましょう。高速のサービスエリアには大きな範囲の地図や地域ごとの細かい地図などが売っていますので、必要なものを選びましょう。
目的地を目指すにしても、その前後の地名も覚えておく必要があります。大きな街なら表示はすぐに出るのですが、途中の街は直前にならないと出ないかも知れません。大都市周辺の小さい街へ行く場合は慎重に周辺の街を覚えておく必要があります。こういうサーチをすることで、意外な街を発見したりします。要はすべてが経験になると考えればいいでしょう。高速の場合は出口の番号をしっかり覚えておくことが必要ですが、出た場合に「どちらの方向へ行くのか」も同時に調べておかないとまごつくことになります。
地名が各国の言葉で書かれているので、正確に発音するのは無理な場合がありますが、ドライブ中は自分なりの発音で十分です。Niceを(ニースでなく)ナイスと発音していても構いません。ただし、人に聞くときはスペルを見せないと通じませんが。
国によっては地名が別の表現になる場合があります。ベルギーは南部がフランス語(ワロン語)、北部がオランダ語(フラマン語)なのですが、境界線上では言語が錯綜します。北部側にちょっと入ったところに首都ブリュッセルがあり、ここでは両方の言語が使われます。ブリュッセルからフランス語圏のリエージュへ向かう場合、途中の古都ルーベンは、オランダ語圏のためLiege という表示が Luik に変わり、まごついたことがあります。フランス語圏に入ったらまたLiege に戻りましたが。高速ではふつう両方の言語が併記されています。
投稿者 tadashi : 17:16 | コメント (0)
2005年04月13日
お弁当
2005年04月09日
花見にいくか?
デジカメ買って、PHOTOLOGしようかな。
その前に、充電式の掃除機買うかな。
2005年04月03日
ヨーロッパでの運転3(高速料金)
高速料金は?
高速が有料になるのはフランス、スイスで、ドイツ、ベルギー、オランダ、イタリアは無料です。フランスの高速は有料ですが、料金は日本の1/3か1/4ぐらいです。それに都市周辺は無料ですから、パリ周辺で高速道路が混んでも日本の首都高とちがい料金をとらないだけマシです。
その代わり、大都市では料金所があり、いったんそこでお金を払う必要があります。パリからマルセイユへ行こうとしても、途中のリヨンに料金所があり精算しないといけません。また、ルーアンからパリに入ってくるときに、ペリフェリック(環状道路)を経由しないで凱旋門へ直接地下で入る高速が最近できましたが、この高速はお金がかかったとみえて日本なみの料金でした。距離は短いので多くの車はこの高速を使わずにペリフェリック経由でパリに入るようです。
スイスの高速料金は、1年間通用の高速通行シールを購入してフロントガラスに貼ります。国境の入国管理のところでシール売りの人がシールを手にもって料金を請求してくる仕組みになっています。
フランスの高速道路の料金所には、じつに多くのゲートがありますが、閉まっているところもけっこうありますので、青いランプのついているゲートへ行く必要があります。もうひとつ注意は、現金、クレディットカード、プリペイドカード、それに最近ではETCも加わって4種類のゲートがあります。場所によっては、さらに現金のゲートは有人と無人に分かれていることもあります。有人はふつうのゲートですが、無人はコイン専用がふつうです。
料金所のある高速では出入り口が完全に分離されますので、出口を間違うと出てしまってからまた入るのに苦労することがあります。そのため、フランスでは出入り口をよく確かめてから高速を利用したほうがいいでしょう。ドイツの場合は、(アメリカと同じで)料金所がないため、基本的には出入り口が同じところにあります。 Uターンが必要になった場合、いったん出てから左折します。そして陸橋を渡ってから、反対車線の入り口へ入ればいいわけです。ただし、田舎では出口があっても近くに入り口のないこともあります。「Uターンできる出口かどうか」を見分けるには「陸橋があるかどうか」が目安になります。
ドイツのように料金所のない高速では出口用の側帯レーンは入り口の側帯レーンと兼用していますから、出口では、側帯レーンからもう一度確実に出口へ出るまでは注意しましょう。でないと、またもとの走行レーンに入ってしまいますから。
トンネルには有料のところがけっこうあります。また料金にはいろいろ種類がありますので、大きなトンネルの場合、入り口付近の駐車場にいったん車を停めて確かめたほうがいいでしょう。フランスからイタリアへ抜けるモンブラン・トンネルでも日帰りの場合は大幅に安くなります。
ふつう高速には信号はないので不思議に思われるかも知れませんが、オランダの高速道路で信号が設置されているところがあります。アムステルダムから北のフローニンヘンへ行く道路では、運河を横切る道路が「かちどき橋」のため、「赤信号」で車をストップさせ橋があがり船を通過させる仕掛けになっています。オランダでも、このあたりは比較的ゆっくり走っていますので、信号があるための追突はないようです。
投稿者 tadashi : 19:21 | コメント (0)
ヨーロッパでの運転2(安全の法則)
本当に高速道路
ヨーロッパの高速道路は「本当の高速道路」です。時速100km程度の走行は「遅い車」とみなしてくれます。「アウトバーン(ドイツの高速道路)にはスピード制限がない」と言われていましたが、現在では制限スピードが表示されるようになってきました。しかし、掛け値なしの表示になっていますから、これを遵守するのは簡単です。フランスでも時速130kmという制限がよくありますが、中型車や小型車ではちょうどよい制限速度です。
3車線の高速の場合、中央車線のペースリーダーがおよそ時速130kmぐらいです。長距離を走る場合はこの中央車線の流れにのるのがコツです。最右の車線は出入りに気を使います。ペースダウンして時速100kmぐらいで走りたいときと出口が近くなってきたときには最右の車線に入ります。
一番左の車線は自信が出てきたときだけにして、「ポルシェやベンツのための車線」と思っているほうが安全でしょう。時速200kmぐらいの車が抜いて行ってくれます。こういう車はもちろん例外です。一番多いのは時速120kmから150kmぐらいの車です。
では、こんなに速い車について行けるでしょうか?
心配ありません。最近の車は時速130kmぐらいで十分安定して走れるように設計されているからです。日本の高速道路(時速100kmとか80km制限)は、いわば「中速道路」です。日本という国は、車の性能を必要以上に抑えた速度でしか走行できない環境なのです。ロータリーエンジン搭載の4ドア車がもっとも機能を発揮できるのはヨーロッパでしょう。
高速道路のメインレーンに入るための入り口レーンの長さも十分あります。日本ではやけに短い入り口レーンのために苦労することがありますが、そういうことはありません。ただし、メインレーンに入るときは車線変更になりますから、実線で入るのは違反です。点線になるまで待って入って下さい。このルールはよく守られていますので。