鉄道関係のニュースと日記 1997年


[鉄道関係のニュースと日記のバックナンバー]
12月31日

[鉄道関係のニュースと日記のバックナンバー] 紀南新聞(新宮市緑が丘2丁目1番32号 0735−22−2803)12月21日付けによれば、JR西日本和歌山支社は来年3月14日ダイヤ改正できのくに線紀伊勝浦〜串本間に普通列車1往復増発するために、通勤型列車を投入し利便性の向上を図るそうで、165系3両編成から105系2両編成に変わるとの事です、奈良電車区から新和歌山車両センターに移動した105系が紀勢線に導入されるようです。


11月30日

 昨日と違って快晴の日曜日、旧和歌山電車区新在家派出所改め和歌山車両センターを覗いてきました。

 留置線にはDE10 1152[宮]や103系、113系と奈良電車区から転属してきた105系が多数ありました、105系の所属表示は和ワカと変更されておりました。

新和歌山車両センター


11月24日

 久々に野鉄の日方駅を訪れましたが工事中で塀に囲まれ中の状態を確認できませんでしたが、ついでに南海和歌山軌道線跡の「紀三井寺緑道」を散歩しました。

 紀三井寺−琴の浦間の専用軌道の跡は自転車と人の専用道「紀三井寺緑道」として整備されており、トンネル内部にも照明が点けられ通行量もかなりありました。

 海南側の入り口付近の落石防護柵には鉄道の古レールが使用され又脇の空き地には南海電鉄の所有の立て札があり廃線跡である痕跡が認められました。


11月17日

 先日の1551系に引き続きMT40電動機を使用した1521系の思い出です。

 1521系は昇圧前から本線から離脱し支線用に改造され、2051系と統合され「新1521系」となり支線で活躍し、一時は天王寺線や汐見橋線に閉じこめられた事もありましたが、和歌山港線でお別れ運転をし廃車となりましたが8両は青森の弘南鉄道に譲渡されました。


11月11日

 南海の緑の客車を牽引した「出力強化形18m車」1551系の思い出を取り上げました。

 先年貴志川線で最後の活躍をし廃車となった1201形の18m車体に、国鉄63形のMT40電動機を積んだ車両で、一時は4Mで客車4801を釣掛けモーター音を唸らせ疾走した時や、その後の姿を思い出し書き上げました。


11月6日

 今日出張で大阪の関西テレビに行きました、往復とも南海を利用しましたが珍しく9000系と1000系に乗車出来ました。

 乗車したのは9003と1304、界磁チョッパ制御車とVVVFインバータ制御車です、とくに1300番代は新しい車番です、そこで南海の車番の付番基準について私なりに調べました。


11月5日

 10月26日に書いた紀和駅(旧・和歌山駅)の歴史をさらに調べてみました。

 小学生低学年の頃(昭和35年前後)に親父に連れられ自転車の荷台でよく貨車の入れ換え等を見に行った記憶があります、蒸気機関車が全盛で8620形等が入れ換え作業に従事していました、あの頃は大変活気があったのですが最近は本当に寂れてしまい、当時の面影すら思い出す事が出来ません。


11月3日

 TOPにある和歌山市岡公園に保存されている元和歌山機関区のSL、C57 119の履歴を調べてみました。

 彼女(C57は貴婦人と呼ばれています)は昭和14年に三菱重工業で誕生し大阪の宮原機関区に新製配属されたようです、橋本市で保存されているC57 110も同じ年に製造され岡山区に配属となっています。


10月27日

 10月26日から28日まで、天皇皇后両陛下が和歌山県に御来県されていますが、10月27日の16時前広川ビーチ駅から白浜駅までの移動には特別列車にご乗車されました。

 使用された車両はJR西日本の「サロンカーなにわ」で牽引はDD51[宮]の重連でした。

 詳細は牽引の機関車がDD51−1191とDD51−1190の重連で共に三菱製、なにわは5両編成で先頭5号車がスロフ14−704、以下オロ14−708、707、706、で1号車に両陛下がご乗車されました、展望車でしたのでスロフ14−703と思われ、テールにはJR西日本の丸い電飾マークが付けられており、17時過ぎに夕暮れの白浜駅2番線に到着しました。


10月26日

 和歌山青年パーティが11月2日(日)に「歴史的町並み巡り・紀和駅編」を開催するそうです。

  今回はJR紀和駅周辺を散策、旧和歌山駅として和歌山市内で紀和鉄道の手で最初に開業し、付近には劇場や店が並び栄えた場所を中心に、旧紀ノ川堤防沿いに建てられた独特の町屋や新地などを見学するそうです。

 今の紀和駅は無人駅となって寂れてしまっています、その経過を調べました。


 10月24日

 今日滋賀県大津市まで出張しました、加太線八幡前から乗車、和歌山市駅着後すぐに和歌山港線も到着、本日は2201Fが使用されていましたが案内放送で入庫する旨伝達していたため車両交換がある模様でした。

 11:02発の特急サザンに乗車しようと考えていましたが、10:50発の急行が1000系だったので最後部の1506のクロスシートの席に座りました。

 みさき公園で多奈川線を見ると2231Fを使用していました。

 帰路は20:10発の特急サザンの指定席に乗車しましたが、やはり有料であるため東海道線の新快速の221系や223系よりも乗り心地が良く静かで快適でした、以前夏休みに和歌山発の「嵯峨野路ホリデー号」の指定席に指定料金310円を奮発し京都まで乗車しましたが、221系の車内に少し悪臭が立ちこめ失敗でした。

 和歌山市で和歌山港線を見ると2202Fが使用されていました、高野線から降り支線改造され和歌山検車区に2201F、2202Fが配属されたようですが、以前旧塗色の22001Fと22003Fが和歌山地区で使用されていたが3ヶ月程で汐見橋線に戻った経過もあるので確定出来ません。

 2201F入線のため未更新車であった22017Fが和歌山地区から姿を消しましたがこの先2201系で統一するのかそれとも2231系も混ざるのか気になるところです。


 10月22日

 今日のWTVが16:00から放送した、近畿宝くじ抽選会の番組内で紀勢線見老津駅構内にある「枯木灘海洋生物研究所」が取り上げられました。

 この研究所はすさみ漁協が無人駅である「見老津駅」をJR西日本から借りてミニ水族館を作っている物で、漁協の漁師がすさみ町の近海で採取した魚を水槽に展示しています、その他ダイビングの情報等を教えてくれるそうです。

 所長はインタビューに答え「インターネットのホームページを夏休み中に公開するつもりで作業を進めていたが、画像等の容量が大きすぎ現在再度作成中で、正月明けまでには何とか完成するとの事」期待して待ちたいと思います。


 10月20日

 久しぶりに和歌山電車区新在家派出所(旧和歌山機関区)に行ったところ変化がありました。

 普通色の12系の客車の姿が見えず、替わりにたくさんの105系がありました(約7編成ほど)。

 本日発売の鉄道ファン誌12月号によると

「JR西日本 新和歌山車両センターが発足 和歌山電車区新在家派出所を電車基地化し奈良電車区から105系電車48両を移管」
 とRAILNEWSに書かれていました。

 DE10−1152[宮]とマニ50−2110が連結されていましたが、どこかに移動するのでしょうか、また「いきいきサロンきのくに」の運命は?


 10月27日(月)に天皇陛下が来和され、お召列車が広川ビーチから白浜まで運行されます、発車時刻も確定しているのですがこれは諸般の事情により公表を控えさせていただきます。

 牽引はDD51の重連と「サロンカーなにわ」らしいのですが、DD51の内1両は先日全検で白帯を入れられた1043でしょう、重連となるため標準塗装に戻されたのでしょうか?


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