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最終更新日: 2003年10月19日
 


 イエス・キリストは「口に入るものは人を汚さず、口から出てくるもの(注:邪悪な想念や言葉)が人を汚すのである」(マルコ福音書)と言いましたが、まことにそのとおりです。食事療法でも再発を免れませんでした。食事よりも心の持ち方が重要です。今では心の持ち方を変えることによってこそ病気とは無縁になれるのだと信じています。

(1)「超人ケイシーの人生を変える健康法」 福田 高槻(著) たま出版 \1,442
  「エドガーケイシーの人類を救う治療法」 福田 高槻(著) たま出版 \1,500

  「奇跡のエドガー・ケイシー療法」 W.A.マクギャレー(著) 大陸出版 \1,600

 いずれも催眠透視で有名なエドガー・ケイシーの病気の診断と治療法に関するリーディングをベースに書かれたものです。エドガー・ケイシーは、67才で亡くなるまでの間に1万4千件以上の催眠透視を行い、医者に見離された難病患者の医療診断や治療法の指示を行い数多くの難病患者を助けました。病気治療に関する原理は『ケイシー療法』という名前で親しまれ、現在もなお多くの病人を癒やし続けています。
 これらの本では各種病気に関する『ケイシー療法』について書かれていますが、ガンに関しても触れられています。ガンには生アーモンドとおおばこ茶が良いようです。
 ・「日に2、3個のアーモンドを食べる人は決してガンを恐れる必要は無い」(1158-31)
 ・「もし毎日1個のアーモンドを食べつづけるならば、決して身体のどこにも腫瘍やそのたぐいのものを築きあげない。・・・」(3180-3)
 ・「・・・おおばこの茶を飲み、1日1個のアーモンドを食べていれば、身体に二度とガンが発生しない・・・」 (3515)
とあります。 アーモンドは生がベストで、フライはダメ、煎ったものでも良いかどうかは不明です。(アーモンドに含まれているアミグダリンが抗がん作用があるほか、アーモンドの脂肪酸組成の約70%は、一価不飽和脂肪酸で構成されており、特に悪玉コレステロールを抑制するオレイン酸がその99%を占めています。さらにアーモンドに含まれるタンパク質と豊富な繊維(11.8%)は癌と戦うプロテアーゼ抑制剤を持っています。その他に、吸収しやすいカルシウム、鉄、マグネシウム、亜鉛、燐といったミネラルを他のどの木の実より多く含んでいます)
 ガン患者に対する指示で目立つものは生野菜の摂取で、かなり進行したガン患者には「ウサギや牛が食べるもの」を食事とするよう指示されています。これはニンジンや青菜を主に摂取せよ、ということかも知れません。
 食事法の基本としては、アルカリ性食品と酸性食品を8:2の割合で摂るように勧めています。アルカリ性食品としては野菜、果物、海藻、大豆製品、バターを除く乳製品、加熱しないオリ−ブオイル・ピーナッツオイルなど、酸性食品としては肉類、穀物、たまご、生アーモンド、ピーナッツなどが挙げられています。食べてはいけないものとして真っ先に挙げられているのは高温にした油脂類です。揚げ物、炒め物、豚肉、生肉、動物の脂肪、大量のでん粉、精白した穀物(全粒穀物、玄米は良い)、精白した砂糖、炭酸飲料、チョコレート、酒類(特にアルコール度の強いもの)、辛い香辛料などが列挙されています。
 他に腫瘍を含む広範な身体の異常を直す方法として、ヒマシ油温湿布が勧められています。これは身体を刺激・浄化・調整する作用があるようです。
 エドガーケイシーのリーディングをどこまで信頼するかですが、私個人としてはかなり信頼を置いています。実際にリーディングで述べられた治療法を実践して治った人が多いことと、数十年にわたる1万4千以上のリーディングの内容が一貫していることがその理由です。同じ事柄に関しては何年経過していようが、リーディング間には一貫性があります。これは事実に近いものをベースとしていることの何よりの証拠だと思います。また(アメリカの)医療誌「癌通信」の2001年4月号にケイシーの見解が的を得ていたことを暗示する記事が載っている、と以下のホームページで紹介されています。
 ※生アーモンドは本当に癌予防になる?:http://www.welovecayce.com/newspaper/text_27_almond.htm

 ※The Official Site of A.R.E. -Edgar Cayce readings ON-LINE-:http://edgarcayce.org/cayce_on.html
 ※日本エドガー・ケイシーセンター:http://www.eccj.ne.jp/index.html
 【おすすめ度:★★☆】

(2)「ガンと闘う医師のゲルソン療法」 星野 仁彦(著) マキノ出版 \1,600

 星野医師という精神科の医師が大腸ガン、移転肝臓ガンで5年生存率0%と告知され、食事療法(ゲルソン療法)で克服して現在も元気にしている体験に基づいて書かれた本です。
 食事療法自体は外国のゲルソンという医師が開発したものを改良しています。基本的にガンは体全体の栄養バランス、免疫バランスが崩れていることに着目したもので、免疫力を高める食事療法を適用するもの。オリジナルのゲルソン療法では食塩を一切とらない、動物性淡白も一切とらない、油も亜麻仁油・えごま油・しそ油など特定種類のものに限定し熱を通さないで摂取する、豆類やナッツもダメ、コーヒー浣腸をする、野菜ジュースを3リットルぐらい毎日とる、などの厳格かつ実行困難なものですが、星野医師の改良版はかなり緩和し、実行しやすいものになっています。オリジナルで禁止している豆類やナッツは奨励しています。
 私の場合星野医師の療法をさらに改良し、自分にとって実行しやすいものに工夫しています。(このホームページの代替療法の中の食事療法のところで具体的に紹介しています)
 【おすすめ度:★★☆】

(3)「ガンは自分で治せる―ガンで死ぬ人、ガンが治る人の違いを医学部教授が解明!」 安保 徹(著) マキノ出版 \1,300

 この本では自然治癒力を高めてガンを自然縮退させることをねらいとして自律神経免疫療法を推奨しています。ストレスによる交感神経の緊張が顆粒球を増加させ、リンパ球を減少させ、顆粒球が放出する活性酸素が組織破壊を引き起こし、それらにより免疫力が低下するためにガン遺伝子が出現する、と述べています。副交感神経を刺激し自律神経のバランスをとることで免疫力を高めガンを縮退させるという理論に基づいています。またこの本の中ではガン検診や抗がん剤治療、放射線治療は受けてはならない、としています。
  私も免疫力を強化し自然治癒力でガンを死滅させる考え方には強く共感を覚えるとともに、現在の抗がん剤治療、放射線治療はガン細胞だけでなく正常細胞にも悪影響を及ぼし免疫力を低下させていることは事実だと思います。とは言いつつも、ガンの進行度が早い場合などには即効性の有る処置をとらないと命取りになる場合も多いので、その場合には手術や抗がん剤治療、放射線治療をやる意味はあると思いますし、ガン検診も早期発見のために必要だと思います。
 【おすすめ度:★★☆】

(4)「日本の長寿村・短命村―緑黄野菜・海藻・大豆の食習慣が決める」 近藤 正二(著) サンロード出版 \874

 東北大学の医学博士である著者は全国津々浦々の990町村を約40年にわたり実地調査し、長寿と短命の決め手は食生活にあることを突き止めました。
 簡単に内容を紹介しますと
 ・白ご飯を偏食、大食する村で塩辛いものをおかずにするところは脳溢血などで短命。
 ・肉や魚ばかり食べて野菜の食べ方がきわめて少ないところの人は短命。
 ・魚でも切り身より小魚をまるごと食べるところの方が長寿。
 ・大豆製品を毎日食べていれば動物性のものを食べなくても長寿。
 ・果物ばかり食べて野菜を食べない村は短命。
 ・大量の野菜を食べる村は長寿、野菜の不足する村は短命。
 ・海藻を毎日食べる村は脳卒中が断然少ない。
 ・野菜の中でもニンジン、カボチャ、芋類を食べるところの方が長寿。
といったようなことが書かれています。すなわち「(魚)、大豆、野菜(特にニンジン、カボチャ、芋)、海藻を十分とれば長生きできる」ということです。
 これはガンの食事療法としても非常に参考になります。ガンを予防して他の病気で死んでは意味がありませんし、上記の食事はガンの抑制にも通じる内容となっています。食生活を見直し、病気を予防、克服し長生きしましょう。
 【おすすめ度:★★☆】