■ 食事療法
イエス・キリストは「口に入るものは人を汚さず、口から出てくるもの(注:邪悪な想念や言葉)が人を汚すのである」(マルコ福音書)と言いましたが、まことにそのとおりです。以下の食事療法でも再発を免れませんでした。食事よりも心の持ち方が重要です。今では心の持ち方を変えることによってこそ病気とは無縁になれるのだと信じています。
現在は高塩分、高脂肪分、アルコール、人工添加物には気をつけていますが、それ以外は特にやっていません。
食事はゲルソン療法(本ホームページの「元気が出る本」で紹介)をベースにしているが、ゲルソン療法で禁じているナッツ、豆類、魚介類、貝類は、肉類を食べない代わりに積極的に食べている。また肉類もレバーだけは肝機能強化のために時々食べている。ゲルソン療法では肝臓が弱くなる代わりにコーヒー浣腸を奨励しているが、自分はコーヒー浣腸をしないこと、本ホームページの「元気が出る本」で紹介している「日本の長寿村・短命村」にも書かれているとおり、野菜を充分に摂れば、むしろ魚介類を豊富に食べている村の方が長寿であること、魚介類にはDHA・EPAなど不飽和脂肪酸が多く含まれていることによる。
基本的には、
・ストレスや過労で低下する免疫力を高めガンを抑制する
・化学療法で白血球が大量に破壊される際に顆粒球が放出する活性酸素で組織にダメージを与えるのを防ぐ
ために、
・抗酸化作用の高いものを大量に摂取する
・塩分(ナトリウム)を控えカリウムを多く摂取し、ナトリウムとカリウムのバランスをとる
食事で具体的に実施していることは以下のとおり。
●塩分はできるだけ控えめにする。
→
醤油は減塩しょうゆを少量使用する。
→ 塩は使用しない。(使う場合は天日海水塩などミネラルを多く含むものを使用)
→
酢やダシの味をうまく使って塩自体の使用量を減らす。
●砂糖は控えめにする。また精製された白砂糖を使わない。
→ 黒砂糖やきび砂糖などのカリウムを多く含むものを使う。
●野菜ジュース、特にニンジンジュースを毎食飲む。
→ ニンジンジュースはにんじん3本+レモン1/2+リンゴ1/4を毎食飲む。
※レモン汁はビタミンC破壊酵素を効かなくするため
→ F社の冷凍青汁(ケール)も1日1〜2袋飲む。 ※コンビニで購入可
※各社の青汁の比較: http://jqueen.com/tiara/index.html
●亜麻仁油を毎食さじ1杯飲む。
→ガンを抑制するオメガ3系列多価不飽和脂肪酸として亜麻仁油を摂る。
●ご飯は白米でなく栄養価の高い玄米ごはんを毎食食べる。
→米糠成分のイノシトールがガンを抑制する。
●肉類はできるだけ摂らない。
→ ただし肝機能強化のためレバーは時々食べる。
→ たんぱく質は大豆などの植物性もしくは魚介類で摂る。
●揚げ物、炒め物などの油を多量に使用するものは控える。
→ 熱を加えるものはオリーブ油、生は亜麻仁油、しそ油、えごま油を使用。
→ 焼き物はテフロン加工のフライパンを使い少量のオリーブ油で焼く。
●加工食品、菓子は控える。
●たばこ、アルコールは禁止。
※がん抑制と食事に関して参考になるサイト
「ためしてガッテン がん徹底予防術D 最新!がん予防食品大研究」:
http://www.nhk.or.jp/gatten/archive/2001q4/20011212.html
「ためしてガッテン 特集!がん徹底予防術」:
http://www.nhk.or.jp/gatten/archive/2002q2/20020501.html
「ためしてガッテン がん徹底予防術F がんになる人・ならない人」:
http://www.nhk.or.jp/gatten/archive/2003q1/20030122.html
「ためしてガッテン がん予防!にんにく健康術」:
http://www.nhk.or.jp/gatten/archive/2001q3/20010808.html
「雑誌LIFENCEオンライン版 特集「粗食」を考える」
http://www.lifence.ac.jp/goto/spe/spe20-1.html
「スパスパ人間学 11月6日放送「体脂肪はこの油で燃やせ!」
http://www.tbs.co.jp/spaspa/2003/11/1106/1106.html
|