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最終更新日: 2004年9月5日
 


(1)「心身の神癒 主、再び語り給う」 M・マクドナルド・ペイン (著) 霞ヶ関書房 \3,500

 著者マクドナルド・ベインの肉体を通して、イエス・キリストが2週間にわたって語った講和を記録したもの。本当にイエス・キリストなのか?という疑問が最初沸き起こってきますが、講和の内容は崇高で、絶対的叡智と慈愛に満ちており、イエス・キリストかどうかは別にして、非常に高級な霊が語っていることを確信させます。ホワイト・イーグルやシルバーバーチが因果応報(カルマ)の法則を説くのに対し、神の世界は完全であり、罪や悪は存在しない、と説きます。それらは外なるもの、自我の世界のものであり、内なるもの、内在の神我のものではない、我々は神の子であり父なる神と一体であることを自覚することにより、本来の完全なる存在になれる、といったことが書かれています。
 神が絶対の愛なる存在であることが繰り返し説かれており、神への信心がグラつくときにこの本を紐解けば、また安寧な気持ちに戻ることができます。これまでに出会った本の中でもっとも素晴らしい本だと思います。少し語り口が難解な感じがしますが、何度も読むことでだんだん理解が深まります。また聖書のいろいろな言葉が本当はどんな意味や比喩であったかが、随所に説明されており、聖書の理解も深まると思います。是非一度読まれることをお勧めします。
 【おすすめ度:★★

(2)「ホワイト・イーグル霊言集」 G・クック (著) 潮文社 \980
  「霊性進化の道 ホワイト・イーグルの霊示」 G・クック (著) 潮文社 \980
  「天使と妖精 ホワイト・イーグルの霊示」 G・クック (著) 潮文社 \1,200

 グレースクック女史による霊界の高級霊ホワイト・イーグルからの自動書記。以下(2)のシルバー・バーチとともに私の愛読書となっており、人生に疲れを感じたときに読んでは元気づけられます。何度でも繰り返し読むことをおすすめします。人は何のために生きているのか、とか神は本当に存在するのか、死んだ後どうなるのか、よりよい人生を歩むにはどうすれば良いのか、など人生のあらゆる疑問に答えてくれます。また語り口が慈愛に満ちていて、本当に何度読んでも癒されます。
 「病気は神が罰として与えたものではない。神は愛なる善なる完全な存在であり、我々人間の天寿を縮めるようなことはなさらない。神は人間の霊性進化のために人間に自由意志をお与えになったが、人間が自由意志を我や欲を追求することばかりに熱中し、本来の内在の神性を自覚し発現させるために使わないために、霊・心・肉体に不調和が生じ、病気として肉体に現れる。本来の内在の神性を自覚し発現させ、正しい想い・言葉・行いで神の道を歩み、我や欲に振り回される人生から決別することにより、健康になるばかりか、恵み多き明るい人生を歩むことができる。」と確信できたのは、ホワイトイーグルとシルバーバーチの本のおかげです。苦しい時や不安や心配に心が埋まりそうな時、神の愛に疑いを持ちそうな時にはこれらの本を読むことで、神の愛を確信し安心な気持ちに戻れます。一生読みつづけるつもりです。
 【おすすめ度:★★

(3)「シルバー・バーチの霊訓 (1)〜(12)」 近藤千雄(訳) 潮文社 \980
  「シルバー・バーチ霊言集」 桑原啓善(訳) 潮文社 \980

  「古代霊は語る シルバー・バーチ霊訓より」 近藤千雄(訳編) 潮文社 \1,200

 (1)のホワイト・イーグルとともに私の愛読書となっています。
  「シルバー・バーチ」とは英国のハンネン・スワッハー・ホームサークルという家庭交霊会において、1920年代後半から50年余りにわたって教訓を語りつづけてきた高級霊のことです。交霊会というと、何かうさんくさそうな印象があり、私自身も最初は疑念を持ちつつ読んでいましたが、内容の崇高さ、愛情に満ちた言葉、50年余りにわたる内容がどの時期をとっても首尾一貫した内容でまったく矛盾がないこと、人生に関する良く分からない点が明確かつ論理的、合理的に説明されていることから、内容の確かさを確信させられるものです。
 神が本当に存在するかよくわからない若い頃に、これらの本を全巻読んで、「神は存在する、我々は死後霊魂として霊界に存続し霊性進化の道を歩む、自分の蒔いた種は自分で刈取らねばならない(因果の法則)、霊性進化のために肉体をまとってこの物質界に何度も再生(輪廻転生)する。」といったことを確信するに至りました。
 1冊だけ読むとすれば、「古代霊は語る」か「 シルバー・バーチ霊言集」のどちらかを読まれるのが良いと思います。
 【おすすめ度:★★

(4)「ヒマラヤ聖者の生活探究 自由自在への道 T〜X」 B・T・スポールディング(著) 霞ケ関書房 \2,000

 アメリカの調査団がヒマラヤの奥地で生活する大師方と生活を共にした現地での記録です。聖書にイエス・キリストが病の人を瞬時に治したり、水上を歩行したり、死から復活したり、食物を多数の人に行き渡らせたりなどの奇跡を行なう場面がありますが、大師方はこれらの奇跡やテレポートを日常的に行なうことができ、しかも人間誰もが本来もっている自在力であり、神から与えられたその力を確信しそれを使いこなす法則さえ知れば誰もができることである、自分を肉体と同一化してしまったためにいつのまにか出来なくなってしまったのだ、と語っています。
 彼等は肉体の死をも超越し、自己のバイブレーションを高めることで霊界にも物質界にも自在に行き来でき、肉体年齢としては数百歳を数える方々である。
 彼等は現地の村人やこの調査団に対し、神が神の子である人間に与えた完全性や自在力を発現させた本来の生き方に我々が戻るべきことを、同じ同胞として身をもって体現し機会あるごとに語りかけます。
 「シルバー・バーチ霊言集」(潮文社)に「人が内在の力をよく理解して使うことができれば、彼に不可能なことはないのである。」と書かれていますが、まさにそれを地で行く内容です。
 この本の中で大師方やイエス・キリストが語る教えはホワイト・イーグルやシルバー・バーチの語る教えと矛盾しないばかりか、多くの部分で共通性がみられます。
 なお、W、XはTからVをまとめたものなので、現地の驚愕の記録を読みたい方はTからVをまず読まれることをおすすめします。
 【おすすめ度:★★

(5)「般若心経入門」 松原 泰道(著) 祥伝社文庫 \571

 般若心経を毎日読経したり、写経されている方はたくさんいらっしゃると思いますが、そのわずか276文字の中に込められている意味を理解されている方は意外と少ないように思います。やたら「無」や「空」の字が目につきますが、その言わんとしている事は何でしょうか?この本では難解な心経が語らんとするところを、例や故事などをふんだんに取り入れわかりやすく解説しています。
  般若心経は「現実の空しさ、うつろさを徹底して実感せよ、すると、現実に生きる価値と意義が十二分に自覚できる」と教えていると、この本には書かれています。抽象的でわかりにくいですが、私なりに解釈しますと、「自我(エゴ)の欲望に執着して生きることは嘆き、悲しみ、不服、不満が増すばかりで空しい。形あるものはいずれ無に帰するものであり、空しいものであることを受け止め、自我(エゴ)にとらわれずに自己の内側を見つめ、真の人間性を開発し生きていくことこそが価値があり意義がある」というようなことを言っているように思われます。
  実際にそのような心境に立って生きていくようになるにはまだまだ未熟で道のりは長いと思いますが、基準を高めに置いて無いことや不足していることを嘆くのではなく、基準を無に近いところに低く置いて、少しでも有ることをありがたく感謝して生きて行ければ良いと思います。
 【おすすめ度:★★

(6)「イラスト版聖書物語一日一話 <下>新約編」 講談社+α文庫 \600

 よくホテルの机の引出しに聖書がしまってあり、自由に読めるようになっていますが、文字ばかりな上に、文章が難解で読む気になれませんでしたが、この本はイラストが豊富な上に、文章が読みやすいと感じました。これまで新約聖書を一通り読んだことがなかったのですが、この本のおかげで読むことができました。まだ新約聖書を読んだことがない方は読んでみてはいかがでしょう。
 【おすすめ度:★

(7)「ブッダとシッタカブッタ<1>こたえはボクにある」 メディアファクトリー \950

 ブタさんが主人公の4コマ漫画集ですが、人生を考えるヒントがちりばめられています。視覚から入ってくる映像は心の中で認識されてはじめて何を見ているか認識されます。自分が見ているものはすべて自分の心の中で見ています。好き・嫌いや勝ち・負け、幸・不幸も誰が決めたわけでもなく自分の心の中で決めています。心の持ち方を変えるだけでこだわりが消え、悩んだり何かに振り回されたりせずに自然に生きることができる、ということを作者は言いたいのだと感じました。何か般若心経の「色即是空、空即是色」に通ずるところがあるようにも思えます。
  「ブッダとシッタカブッタ」はシリーズになっていて何冊か出ています。人生や心の持ち方をテーマにしたマンガを初めて見ました。マンガといってあなどれないものがあります。
 【おすすめ度:★★☆

(8)「ほんとうの私を求めて」 遠藤 周作(著) 集英社文庫 \457


 遠藤周作のエッセイです。自分の本当の姿についてユーモラスにいろいろな局面から解き明かしています。
 この本の一節に「病気をプラスに」という節があります。著者は三十代後半に肺の病を1年ぐらい患いましたが「今、思うと私は病気してよかったとさえ考えている。病気したおかげで小説家として人生のあるものに触れたからである」と言っています。また五十代半ばに上あご癌の疑いで手術をしたのがきっかけで体をこわした際にも「・・今度も人生の面ではトクをするつもりだった。さいわいなことに私は文学という生活ではなく人生の面に関係のある仕事をしているので、病気も必ずしも損ではなかったのだ。」と言っています。
何事もプラスの面に目を向けて前向きに生きることが大切なようですね。
 【おすすめ度:★

(9)「あなたに成功をもたらす人生の選択」 オグ・マンディーノ(著) PHP文庫 ¥648

 トップセールスマンとして出世街道を順調に歩んでいた主人公マーク・クリストファーは、家族を顧みることのなかったそれまでの人生に疑問を感じ、競争人生に終止符を打ちます。社長の慰留を振り切り名誉も地位も捨て、景色の良い土地で家族と一緒の満ち足りた時間を過ごしながら執筆活動に打ち込みます 。原稿を受け入れてくれる出版社もなかなか見つからず、蓄えも底をつき、製材所でアルバイトをしつつ成功のチャンスを辛抱強く待ちつづけた結果、出版社にようやく受け入れられた本「より良い生き方」は超ベストセラーとなりツアーやサイン会で再び多忙な毎日となります。また不思議な手紙を発端とする一連の出来事により、息子の命と自分の命のどちらを取るかの選択を迫られます。
 この本は自己啓発書的でありながら小説仕立てとなっており、一気に読めました。この本では、「より良い人生を歩むための様々な選択肢に目を向け、自分の持つポジティブな選択能力を駆使し、あらゆる好機をとらえて果敢な行動に打って出よ。」という趣旨のことを言っています。
 また「幸せ・・・それは、自分がすでに与えられているもの、および自分が新たに与えられるものの一つひとつを、感謝とともに、心から喜び、楽しむことに他ならない。賢い人間が幸せになるためには、ほんのわずかなものがあればいい。・・・私にはそれほど多くのものは必要ない。行うべき何かがあり、愛する誰かがいて、目指すべき何かがありさえすれば、私は幸せなのだ。」とも言っています。
 全くそのとおりですね。健康なときには健康のありがたさに気づかず感謝もない毎日でしたが、大病をわずらって初めて健康のありがたさや家族のありがたさを感じている自分は、健康なときにそれらに感謝し幸せをかみしめているべきだった、とつくづく思います。
 【おすすめ度:★★☆