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「水差しを持つ女性」でも、地図が描かれたます。フェルメールの絵の中で、地図が描かれているのは、5つあります(⇒VERMEER・ネーデランドの地図・64ページ)。今まで、解説してきた作品の中に、二つあります(⇒絵画芸術・青衣の女)。注意して欲しいのは、描かれた絵が皆違うことです。フェルメールが、地図を持っていたことは確かだと思います。作家は、違うものを5枚持っていたと考えるべきなのでしょうか?わたしは、多分そうだろ思います。こうやって、Catch eyeしてみると、地図の中身より、その端の模様が異なることがよくわかります。
マウスポインタを写真の上に載せてみてください。
普通に観られます。
「17世紀において地図は、人々の富みの象徴であり、同時に、・・・」(⇒VERMEER・ネーデルランドの地図・35ページ)5枚描かれた地図の中で、最も詳細なのは、絵画芸術の地図だと思います。絵画芸術の地図には、ネーデルランド全域が描かれ、この作品ではネーデルランド17州の南半分だけが描かれてます(⇒フェルメール・水差しを持つ女性・80ページ)。このことから、フェルメールは時代の最先端を歩いていたことがわかります。
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