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壁の地図と窓

 「兵士と笑う女」でも、地図が描かれたます。フェルメールの絵の中で、地図が描かれているのは、5つあります(⇒VERMEER・ネーデランドの地図・64ページ)。今まで、解説してきた作品の中に、三つあります(⇒絵画芸術青衣の女水差しを持つ女)。注意して欲しいのは、描かれた絵が皆違うことです。フェルメールが、地図を持っていたことは確かだと思います。作家は、違うものを5枚持っていたと考えるべきなのでしょうか?わたしは、多分そうだろ思います。こうやって、Catch eyeしてみると、この絵では地図が奇麗に丁寧に描かれてます。この地図は、ホラントとフリースランドの地図だそうです。(⇒フェルメール・兵士と笑う女・50ページ)。



マウスポインタを写真の上に載せてみてください。

普通に観られます。

 この窓は、二つ扉で、内側に開かれています。内側に開かれる窓は、フェルメールの絵の中では、窓辺で手紙を読む女で描かれてます。開放的で、娘の顔に風を運ぶ感じがします。私は、この二つの作品の窓が、シンプルで開放的なので、好きです。しかし、実生活を考えると窓を内側に開くという動作は、あまりしていません。




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