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「手紙を書く女性」は、名作です。この絵は、ワシントンのナショナル・ギャラリーにあります。そのホームページも見てみました。見つけることができました(ナショナル・ギャラリー「手紙を書く女性」)。
この絵は、手紙を書いている女主人が、こちらを向いているような構図です。今にも、話し掛けてくれそうです。
この作品を描く時、フェルメールは、友人であるテル・ホルフの「手紙を書く女性」に影響を受けたとされてます。テル・ホルフの作品は、マウリッツハイス美術館にあるみたいなので、オランダ来訪した時、是非観てきたいと思います。
女性の背後の壁に絵が描かれていることはわかります。この絵は、見分けることもできない状態ですが、ヴァニタス(人生の無常)のテーマの絵が、描かれていたらしいです(⇒フェルメール・手紙を書く女性・84ページ)
そういうことを考えながら、「手紙を書く女性」をCatch eyeしてみましょう。
私は、この絵はフェルメールらしい作品で、優しさがにじみ出ていると思います。
次は、同じ衣装を着てギターを弾いている「ギターを弾く女」について述べてみようと思います。
(2002年7月5日作成 9月8日加筆)
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