|
|
胃腸内科とは 伊勢宮胃腸外科 |
診療科目で『胃腸科』と『消化器科』とは違うものだと思われている方も多いのですが、「胃腸科」=「消化器科」です。以前は「胃腸科」と呼ばれていたものが「消化器科」に最近代わってきました。胃腸以外の食道、肝臓、胆嚢、膵臓疾患なども取り扱っているため正確をきすように変わってきています。伊勢宮胃腸外科では、単に「胃腸内科」胃腸外科、肛門外科として診察しておりますが、胃腸全般、消化器系の診察を行っております。
人間の消化器が、のどから肛門まで約9メートル近くにもなることをご存知でしょうか。消化器内科(胃腸内科)は口からお尻までの約9メールの管(食道、胃、小腸、大腸)と関連する、だ液腺や肝臓、膵臓、胆のうなど広い領域の病気を扱う科となっています。内科的にも外科的にも診察・手術のできる病院が胃腸内科、胃腸外科となります。伊勢宮胃腸外科では、入院から手術、看護まで一連り流れで治療し患者様の体力的な負担を減らし、早期に治癒できるように医療連携(クリニカルパス)の導入も行っています。
消化器系(胃腸系)の病気には、無症状の方から、食欲不振や腹痛、吐血、下血、だるい、貧血ぎみ、最近やせたとか、黄疸など幅広い症状の方がいらっしゃいますが、単なる内科の病だと思い受診される方の半数以上が、自覚はないものの、消化器系(胃腸内科)の病気であることが多いのです。
また、消化器系(胃腸科)の臓器には日本人のがんの約60%程が消化器系のがんであり、早期発見であれば外科手術をせずに内科的な治療で治せることも多いものです。胃腸科(消化器)領域には様々ながんが発生しますが、内視鏡検査などで多くは早期発見が可能です。当院では最新のスキャン検査で早期発見を行うことが可能であり、長野赤十字病院や長野市民病院との医療連携も行っており、がん治療に携わっております。お体の調子に変化を感じたら先ずは専門医での診察を受信されることをお勧めいたします。 |
|
|
|
|
|
大腸内視鏡検査でがんの早期発見 |
「肛門科」という名前を聞くと、羞恥心や恐怖心を感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、肛門からの出血や痛みがあるなどで受診される方が多いのですが、ガンの心配をされて受診される方も増えています。
「痔」だけではなく、ガンを懸念されて受診される方が増えている背景には、死亡原因で一番多い大腸ガンの比率が近年上昇の一途をたどっていることを背景としています。肉食が増えたという食生活の変化やストレスなどの影響もあるものと考えられています。現在では、大腸ガンの比率は欧米よりも高いといわれる程になり、人間ドックで行われているような検便検査(便潜血検査)だけでは正確に判断できないので、血便がある場合は専門医による詳しい検査が必要になります。最近では、最初から大腸内視鏡検査を希望される方も多くなっています。 |
|
|
|
|
|
|
クリニカルパス 長野赤十字病院 長野市民病院 |
がん患者さんが、手術など専門的な治療を行った後に使用するもので、患者さんの5年ないし10年先までの診療の計画を立てたものを、一冊の手帳にまとめたものです。
■連携開始時:
専門的な治療(治療病院)を行った病院から、患者様に手帳が渡され、この手帳を診察及び、治療病院及び、診療所に行く際に持参し提示していただきます。
■診察、検査:
患者様は手帳に記載された計画に沿って、かかりつけ医または、治療病院(この場合もどの病院に診察に行くか決められています)その計画に従って診察、検査を受けます。連携している複数の医師が気になることを記載し患者様の状態を複数の医師で共有し診療を受けることができます。
※手帳を使うことによる利点:
専門病院の医師、かかりつけ医、その他の医療機関等が、患者さんの治療経過を共有でき、より適切な診療が可能になります。また、患者様ご自信が、「いつ」「どこで」「どんな」診察・検査を受ければよいかが分かります。
※伊勢宮胃腸外科では、長野日赤(ながの赤十字病院)、長野市民病院との医療連携をとり行っていますのでお気軽にお尋ね下さい。 |
|
|
|
|
|
神経ブロック ペインクリニック |
「痛み」に専門的に取り組む科を示しています。おもに麻酔科の医師が行っておりますが、手術を痛みなく済ませるのに不可欠である「痛みの専門家」が、その高い技術を痛み対策の治療に役立てていることがペインクリニックと呼ばれている所以です。
神経ブロック療法や薬物療法などの様々な方法を用いて、有害な痛みを緩和するための治療を行います。痛みの治療にあたっては、専門的な知識と技術をもとに、症状や身体所見から痛みの原因を診断し、適切な検査や治療を行います。
また単に痛みといってもそれぞれ症状があり、本来の痛みの機能に由来する痛み(侵害受容性疼痛)、病的な痛み(神経障害性疼痛)、心情と密接に関係する痛み(心因性疼痛)など多種多様ですが、すべての痛みがペインクリニックの対象となります。部位別には、頭部・顔面痛・頚肩腕痛・胸背部痛・腹痛・腰下肢痛・骨盤内・陰部痛など身体のあらゆる箇所の痛みが対象となり、病気の種類としては、片頭痛をはじめとする頭痛全般、三叉神経痛、筋骨格系疼痛(筋筋膜性疼痛、椎間板ヘルニア、変形性脊椎症、脊柱管狭窄症、腰椎術後疼痛、肩関節周囲炎、胸郭出口症候群など)、帯状疱疹・帯状疱疹後神経痛、がん性疼痛、閉塞性動脈硬化症やバージャー病、膠原病などによる難治性潰瘍、術後痛、複合性局所疼痛症候群、幻肢痛、引き抜き損傷後疼痛、などが対象となっています。 |
|
|
|
|
|
糖尿病 脳卒中 高血圧高脂血症 高血圧 心臓病 肥満 |
生活習慣病には、日本人の三大死因である癌(がん)(悪性新生物)、心臓病(心疾患)、脳卒中(脳血管疾患)をはじめ、糖尿病、高血圧、高脂血症(脂質異常症)、腎臓(じんぞう)病、慢性閉塞(へいそく)性肺疾患、痛風、肥満、歯周病、さらには骨粗鬆(そしょう)症、認知症なども含まれます。成人病は加齢と共に自然に起きる病気と考えられていますが、昨今の食生活や運動不足などの乱れた生活が原因であり、個々人管理にも影響がある事が周知となっていますが、症状によっては重大な病の原因に起因するものもあり素人判断せずに病院に診察して貰うことが大切です。
■糖尿病
糖尿病とはインスリンというホルモンの作用が低下したため、体内に取り入れられた栄養素がうまく利用されずに、血液中のブトウ糖(血糖)が多くなっている状態です。
■脳卒中
脳卒中とは、「脳血管障害」とも呼ばれ、脳の血管が詰まったり、脳の血管が破れることで出血してしまう病気のことです。 脳卒中という言葉は、病名というよりも、脳の血管の障害により、手足の麻痺や意識障害などの様々な症状がある状態を意味しています。
■高血圧 140/90mmHg以上が高血圧
血管の壁に内側からかかる圧力が通常より大きいことで、血管の壁に悪い影響を与えることになり、いろいろな疾患の引き金になります。 収縮期血圧が140mmHg以上、あるいは拡張期血圧が90mmHg以上が高血圧です。どちらか一方でも超えれば高血圧と診断されます。
■心臓病
心臓病とは、心筋梗塞、狭心症、心臓弁膜症、心内膜炎、心臓神経症など心臓に栄養を補給する冠動脈が狭くなったり、詰まる、心臓自身の力が弱まる、心臓の鼓動が不規則になる病気の総称です。
■高脂血症(脂質異常症) 高脂血症とは、血液中に溶けている脂質の値が必要量よりも異常に多い状態。
血中脂質が異常に増加してもほとんどの場合において自覚症状がないのが特徴で、血中脂質にはコレステロール、リン脂質、中性脂肪、遊離脂肪酸などがあります。血中脂質が高い状態が続くと狭心症、心筋梗塞などの心臓病にかかる危険性が高くなります。高脂血症は一般に血中の総コレステロール値が220mg/dl似上の場合を指します。
(ただし、閉経後の女性は同年代の男性に比べて20mg/dl高い240mg/dl以上)
■肥満 遺伝的および環境的要因による脂肪の蓄積が増加した状態を言います。糖尿病、高脂血症、高血圧などの合併症が多くみられ、肥満に伴う合併症は肥満度そのものよりも脂肪分布が重要となり、とくに内臓脂肪の蓄積に問題があるとされています。
肥満にも単純性肥満、基礎疾患などの症状として現れる2次性肥満、食行動の異常によって起こる肥満があります。肥満の大半は単純性肥満が占めていますが、2次性肥満には内分泌性肥満、偽性副甲状腺機能低下症、インスリノーマ、性腺機能低下症など)、遺伝性肥満(先天的)、視床下部性肥満、薬物による肥満などがあります。 |
|
|
|
|
|
|
|