ホーム>フェルメール作品>(1)>(2)>(3)>(4)>(5)>(6)(6’)>(7)>(8)>(9)>(10)>窓と肖像画
「ワイングラスを持つ女」のポイントとして開かれた窓と肖像画があります。両方とも暗示するものです。こうやって、Catch eyeしてみると、肖像画は、奥からこのやり取り見ているようです。窓は、奇麗な模様が描かれています。窓の外から光が射して来ているようです。
マウスポインタを写真の上に載せてみてください。
普通に観られます。
「その威厳に満ちたポーズは、下でただちに起こるかもしれない不埒な行為(それをフェルメールは暗示しているのだが)と対照的である。」(⇒フェルメール・婦人とふたりの紳士・58ページ)。確かに、この威厳のある肖像画は、娘を見つめているのかもしれません。それで、娘がピンチになったら、絵から飛び出し助けにいったり、して(^-^)。
「開いた窓に付いた四葉模様の中に、節制のモチーフが描かれている。」(⇒VERMEER・愛の誘惑・36ページ)。一見すると奇麗な模様のようにしか見えないこの窓に、モチーフとなる絵が描かれていたのですね。すご〜いことです。
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