7日目:一十三十一オススメの温泉とカレー

<2月22日(金)天気:雪>
旅程:豊平峡温泉へ。

「水曜どうでしょう」の聖地、平岸高台公園
 「エッチデーデーが入ってるのよ」「小林製薬の糸ようじ」でおなじみの水曜どうでしょう(ちょうど先日に欧州完全制覇完結編の第7夜があった)。その前枠後枠を収録している平岸高台公園は、HTB本社のすぐ横にあり…もちろん、冬の高台公園は初めてでした。ソリで滑ったりすると絶対楽しいと思うのです。
さて、一旦話を戻しましょう。朝早くに「はまなす」で札幌に戻ってきた輪駆さん。今日は「JRバス深名線の旅」か、「豊平峡温泉でまったりとする」かどちらかで迷っていたのですが、夜行列車の連続でかなりお疲れであることを考慮して、今日は温泉に一日当てようということに決める。豊平峡温泉へは平日であれば地下鉄真駒内駅から送迎バスが出ており、無料で行くことが出来るのでコレを使わない手はない(だから平日の今日にしたというのもある)。送迎バスの真駒内発が10:00。帰りの豊平峡温泉発は15:00。都合5時間も温泉にいたらもう充分なわけであり。とりあえず10時になるまで待つか、ということになる。
とりあえず朝食だけ購入して、時間潰しなら、とネットカフェへ。ネットカフェで唯一会員証を持っている「自遊空間」は、'06の北海道ツアーの時に恵庭で会員登録したという経緯もあるのだが、店舗は全国的に存在するので、結構重宝していたりもする。その店舗が、札幌駅前にもあるので、これまた都合が良いことこの上ない。→{29}
6:40頃から約2時間。ネットカフェで休憩&情報収集。もう一度真駒内の送迎バス乗り場を確認するのと、久々に皆様のBlogをPCから見るの…それだと2時間じゃ余るので、後は漫画読んでた(何故か「ぴちぴちピッチ」・笑)。2時間で店を出ると、9時前。まだ少し時間があるので…んじゃ、HTBにでも行ってみるか!!というので、冒頭の「エッチデーデーが…」に繋がるわけだ(第7夜は本間に面白かった、ずっと腹抱えて笑ってた)。

HTBには、地下鉄南北線の南平岸駅から徒歩5分程。社屋までは緩い坂を登って向かうのだが、さすがに冬なので道が滑る滑る、結構恐い(特に下りが)。時々ツルリと滑ってバランスを崩しそうになるが、その辺は上手に歩いているので転んだりはしない(靴の裏とか滑り止めもついてないのにね、よく頑張るよ)。そうやって到着した冬の高台公園はいいところでした。ここでミスターが慣性の法則で…とか思うと(いやこれは北海道から帰ってきてから見たのだが)やっぱり笑顔になれる。
平日で、9時を過ぎているのでHTBにも入ってゆく。入り口付近のロビーは誰でも入ることが出来て、どうでしょうやonちゃんが出迎えてくれる。展示内容も徐々に変わっているので藩士なら是非平日の札幌にHTBに行こう!!{30}
で、南平岸からは再び真駒内へ。丁度真駒内着いたら9:40頃で、既に豊平峡温泉への送迎バスが待っていてくれていた。お客さんは5,6名ほど。平日だしまぁ、こんなものなのだろう。10:00丁度に出発して、一路豊平峡温泉へ。

噂の豊平峡温泉
 札幌の奥座敷的温泉といえば“定山渓温泉”が有名なのだが、そのさらに山奥にあるのが豊平峡温泉。山奥っても定山渓からは10分もかからないのだが、真駒内からだと送迎バスで40分ほどかかる。結構な山奥である。そんな、静かな場所にあるその建物は、なんとも趣のある木造の建物。ひなびたという表現もしっくりきそうな、そんな感じで。定山渓は豪華なお風呂が多いので、どちらかというとそういうのをイメージしていたのだが、どうやらそれとは間逆な感じである。

豊平峡温泉のWebページはコチラ

 とにかく、“源泉かけ流し”というのを前面に出していて、まぁ、道後温泉ですら塩素を入れている昨今では源泉かけ流しという言葉自体がブランド力をもっておるのであろう。早速温泉へ、入湯料は1,000円である。ザックがでかすぎてコインロッカーに入らないので、フロントで預かってもらう(博物館とか見るときにも、フロントで預かってもらったりした)。
で、待望の温泉(っても昨日谷地頭に入ったけれど)。何せあの札幌が産んだ歌姫、一十三十一さんが直々にオススメしてくれた(Radioのゲストで出演した時に)のだから、温泉もカレーも間違いない(一十三十一さんは親がマジックスパイスの創始者)のは明らか。とりあえずは温泉である。
温泉は…本当に“湯治宿”っていう言葉がしっくり来るような、そんな懐かしい雰囲気。'06北海道の「鯉川温泉」を思い出させるような感じである。泉質のせいで床に模様が出来ていたり、ちょっと濁った感じのお湯の感じなんかは…そして、特筆すべきは露天風呂、広い。とにかく広いので、かなーりゆったりできる。夏場は水車(これは小柄)がことことと回るらしいが、冬なので雪が積もっていて動かない。とにかくのーんびり湯に浸かるには最高のロケーションである。
後、ウトロのときも思ったけれど、真冬の露天風呂ってのはのぼせない。それこそ30分は露天風呂に入っていたのだが、外気温のせいで全然のぼせないのだ(輪駆は暑がりやなので、のぼせやすいにもかかわらず)。だから、本当にゆーったりと温泉を楽しむことが出来た。頭の上に雪を乗せたりなんかもしてね。あと、時々屋根から雪の落ちる音なんかが聴こえるのも趣があってよい。
で、結局1時間位は風呂に入ってた。さんざんぬくもって、ほっこほこである。風呂上りに牛乳を飲んでちょっとまったりしてると、今度は部屋の中がまた暖かいので良い気分になってくる…

これが自慢のカレーとナン
 で、風呂を堪能した後は食事である。風呂入ってぼーっとしてたら既に2時間が経過(笑)それでもまだ送迎バスが出るまでには2時間あるので、楽勝である。『ONSEN食堂』と銘打たれた温泉併設の食堂では、カレー&ナンのほかにもジンギスカンなども楽しめたりする。Webページ(上述)では、カレーの割引券などもプリントアウトできるので、行く人は参考にするとよいだろう。で、輪駆さんはポークカレーを注文(ナンはセットでついてくる)。出てきたのが左の写真のコレだ。→{31}
カレーはライス派だった輪駆さんとしては、一十三十一さんがオススメしていてもまだどこかに疑問符が浮かんでいたのだが、もう、このナンを見るだけでその「?」は「!」に変わった。とにかくナンがでかい。しかも焼きたてである(注文入ってから焼いている)。ホクホク感に食べる前から感動。あつあつのを手でちぎって、特製カレーを付けて食べると尚感動。カレー王国札幌、恐るべしである。もちろん、「マジックスパイス」もとんでもなく美味しいですよ♪
(この豊平峡温泉は、大泉洋監修の『北海道のおいしいカレー108店』にも掲載されていた)
ナンのあまりの美味さに、お替りまでしてしまい(ナンのお替りは210円)さすがに最後の方は苦しかったが、大満足しながら帰りのバスの時間を待つことにしたのです。結局、ぼーっとしてるうちに寝ちゃいましたけれどね。

15:00発の送迎バスで札幌、真駒内に戻ってくる。そこから地下鉄で予約してあるホテルまで向かう。ちょっと探すのに手間取るが、無事にチェックイン。今日のホテルは建ててから随分経っているようで、ちょっと古さがあるが、別段気になるほどではない。ただ、「シングル満室のため、同料金でダブルをご用意しました」と言われる…入ってみるとどうみてもダブル。
1人じゃ持て余す大きさなんですけれど…あぁ、誰かと一緒に寝ろってことか??札幌の街で行き場のない可愛い女子とか道端で座ってたりするかなぁ?

 とりあえず、札幌の町に繰り出して買物をする、HTBグッズを頼まれていたので、それを購入しに今井丸井へ。今井丸井ならFightersグッズも購入できるので一石二鳥だ。色々と物色して、お土産用と自分用(onちゃんなかよしストラップとFighters球団史)を購入。それをホテルに置いといて今度は夕飯である。と言っても結構ナンでお腹いっぱいなので、特に食欲もわかない。
とりあえず辺りをぶらぶらしていると、いつの間にやら北12条まで…そういやこの辺に「ピカンティ」あったよなぁと思うのだが、記憶してある場所らへんを通っても見つからず。結局13条にある「クラーク亭」まで来ちゃったので、そこで夕食にすることに(本当にもう海鮮モノを食べる気はないらしい)。そこでは、ハンバーグ食べながら「こどものおもちゃ」を読みふけるのでした(前に友人とそんな話になって、気になってたんですよー)。なんか少女漫画ばっか読んでるな、そういやウトロでは「お父さんは心配性」が置いてあったのでついつい読んじゃったし。

 ホテルに戻る前に、ワインを購入し、あと21日の朝にセイコーマートのポイントが100p以上たまっていたので、特典交換(ちっちゃい化粧ポーチみたいなのをもらった)の申し込みをしておいたのだが、それが届くのが今日だったのでそれも回収して('06ツアーのときに100p以上貯まってて、それの期限が2月末までだった)ホテルに戻る。ホテルではワイン飲んで、今までのベッドで寝られなかった分を取り返すべく眠りに就きました。
あ、もちろん行き場のない可愛い女子は道端に座っていませんでした、残念。

*この日の出費*

サンクスで朝食代225円
ネットカフェ(自遊空間)2hで880円
ウィズ・ユー・カードで1,000円
豊平峡温泉入湯料で1,000円
風呂上りの牛乳で150円
昼飯のカレー&ナンで1,110円
リッチホテル宿泊費で3,900円
今井丸井でHTBグッズ他3,180円
クラーク亭で夕食990円
セイコーマートで酒と翌日の朝食で956円
カード代1,000円

22日小計、14,391円


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*旅程ショートカット*

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