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2010年06月30日

パラグアイといえばチラベルト

ポジションはGKだったが、PKやFKを決めるので有名だった。 1998のフランス大会でも、終了間際のFKを蹴りに、相手ゴール近くまで出てきたのを見た。 ズングリむっくりの体形だけど、愛嬌のあるGKだった。 (サッカーでもとくにGKには興味があるのは?)

昨夜もいつもどおり9時には寝たが、夜中にトイレで目が覚めた。 TVをつけたら、後半の30分すぎだった。 しばらく見てたら延長戦に突入したので、また寝てしまった。 朝起きて、残念ながらPKで敗北という結果を知った。

日本でチラベルトみたいなGKが出るとすれば、朝青龍みたいな大相撲の出身者だろう。
野球賭博でクビになった力士は、GKに転向したらいいだろう。

投稿者 tadashi : 08:04 | コメント (0)

2010年06月28日

パラグアイといえばPLC

明日の日本の対戦相手のパラグアイには、日本からの移民も多い。 広島県も移民を多く出した県なので、パラグアイにも広島県出身者がいる。 そのため、県ではその家族の中で、優秀な子供を日本に研修と称して来させている。 広大時代(1980年半ば)に、首都アスンシオン大学出身のK君の面倒をみたことがある。

この制度の問題は、建前は「大学で研修する」ということになってるが、パラグアイの日本人会では「親の出身である日本を見て来いよ」になってるらしく、真面目に研究室で研究しよう、という気持ちは少ない。 少し目を離すと居なくなり、しばらくして出てくると「北海道、東北を旅行していました」なんていう始末。

なんとか研修の形を整えてあげるために設定した課題は、「電力線を使ってPC間の通信をする実験」。 ちょうどEpsonから(CQ出版経由で)ノートPCの寄贈を受けたので、これを電力線用のインターフォンに接続し、プロトコルをBasicで書いた。 (正確にいうと、卒研の学生さんF君が書いた。) 現在のPLC(Power Line Communiation)と違って9600bpsという低速であるが、結果はインターフェース誌に載せている。

K君(倉田君)には悪気はないが、こういう制度の話を「研究中心の大学へ持ってくるな」と県の役人に云っておいたし、大学の会議でもその旨の話をした。 今や「時代遅れの制度」だから、廃止されてると思う。


投稿者 tadashi : 07:59 | コメント (0)

2010年06月27日

日曜日の朝

天気予報のあと 7:45 から新・三銃士(NHK)を見ている。 三谷幸喜の脚本だけど人形劇だから、子供向けかな、と思う。 「民放なんか見ないで」という教育ママが、子供に見せてるかも知れない。 わかりいい言葉使いと「タメ口」もけっこう入れている。 (「タメ口」というとKさんを思い出す。)

時代としては(まだ子供の)ルイ13世の時代。 このあと太陽王といわれたルイ14世(ベルサイユの入口に騎馬像)でフランスは繁栄するから、このまえの時代である。 もっとも、ルイ16世になると革命でギロチンにかけられるから、王政終了のまえのひとときの王政繁栄の時代である。

原作のアレクサンドル・デュマは人気作家だったが、(レ・ミゼラブルなどで知られる)ヴィクトル・ユーゴーが国葬されるくらいリスペクトされたのと正反対の扱いを受けた。 黒人との混血のため長い間差別を受けていたが、10年くらいまえに復権した。

それにしても、最近の若者言葉には?も多い。 「ためになるなぁ」というホントのニュアンスはよくわからない。


投稿者 tadashi : 09:54 | コメント (0)

2010年06月25日

Incredible !

朝起きたら 3-1 でデンマークに勝っていた。 0-0 あるいは 0-1 、勝っても 1-0 と思っていたので、驚いた。 だけど、めでたいことには変わりはない。

8時まえには大學着で、これから講義が始まる。

投稿者 tadashi : 08:21 | コメント (0)

2010年06月24日

簡単に「出来る」のに証明が難しいこともある

地図の領域を(隣と同じ色にならないように)塗り分けるには、「4色」あればできる。 昔から「出来ない例はない」というのは周知だったが、証明はできていなかった。 Appel & Haken(1976) は、コンピュータを使って「どんな地図でも塗り分けられること」を示した。 

プログラムの完全性には疑義もあるが、一応「証明できた」というのが定説である。 しかし、数学の証明としては、全然エレガントではない。 もっとエレガントな証明が出来るなら、それは評価されるはずだけど、そういう挑戦は最近流行らないみたいである。

地図の色分けアルゴリズムは「グリーディ」で十分なので、昔から「できるなら、証明はどうでもいい」という人も居る。 それで「色分けられた地図」が作成できるから。

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グラフ理論的にいうと、3色で色分けできる特別な地図もある。 これは「直並列グラフ」というやつで、すべてネストした構造である。 この証明は、演習問題レベルなので、時折学生さんにやってもらったこともある。

ところが、ブリッジ構造になると「4色」必要になる。 こんな簡単なグラフなのに、と思うが、これがブリッジのいいところ。 1970年代はこの手の論文が花盛りだった。 (じつは、いくつか論文も書いたことがある。)

 

投稿者 tadashi : 14:47 | コメント (0)

2010年06月23日

I 'm sorry

日本人にはなじめないが、自分に落ち度がなくても、悲しいニュースなどに I 'm sorry という。 「日本にもマクヴェイ」という危惧を書いてきたが、今回のマツダ宇品工場もそれにあたる。 毎年のように事件があったが、珍しく去年は全国ニュースにはなかった(2006.8.25, 2007.12.14, 2008.6.10)。

広島発の全国ニュースは、定番の8月6日を除けば、少ない。 最近はカープの優勝もないし、記憶では上祐の吉島刑務所出所のとき以来のような気がする。 広島の三角州のエリアは狭いから、すぐヘリコプターが飛ぶ。

韓国が決勝トーナメントに進めるのは、グッドニュース。 フランスは内紛もあってアウトになったが、当然の結末だろう。

投稿者 tadashi : 09:51 | コメント (0)

2010年06月22日

去年もそうだったけど

思っていても、なかなか果たせないことも多い。 せっかく神戸に行ったが、三田にまでは足は延ばせなかった。 この4月に、N先生が東北大学から関西学院三田(情報)へ移られた。 「神戸に来るときは是非」とメールをもらっていたが、今回はムリだった。

神戸も三宮までは楽だけど、西方向(須磨、舞子)や北方向(六甲山の裏)はやや不便。 実家が須磨にあったときは、西明石で新幹線を降りていた。 今回は母一周忌だけど、以前叔母さんの入院中も伊川谷だったので、西明石経由。 現在、東広島から西明石へ行くのは、岡山で「こだま」の乗継ぎになるが、広島から大阪往復できるくらいの時間がかかる。

「こだま」に新幹線料金は要らないだろう。

投稿者 tadashi : 12:03 | コメント (0)

2010年06月21日

三宮(神戸)にて

Kobe2010.jpg

曇っていました。 暑くなくてよかった、、、

投稿者 tadashi : 23:06 | コメント (0)

2010年06月19日

梅雨の季節

梅雨入りしてから、隔日くらいで雨。 昨日も朝の山陽道はドシャぶりだった。 今年は今のところ豪雨の被害は日本ではまだだけど、アメリカでは春先にミシシッピ川の氾濫があったし、つい先日はフランス南部で「洪水で19人死亡」とのBSニュースもあった。

フランスの洪水はカンヌ、ニースの裏側で起こる。 すぐ山が迫っているが、この山はアルプス山脈とつながっている。 コートダジュール側は地中海へ流れるから問題はないが、裏側は水の溜まりやすい場所がある。 人口密集地帯でないし、治水工事に要する費用との兼ね合いか、対策は十分でない。 これは日本で起こる洪水でもあてはまる。

さらに追い打ちは、ワールドカップで「フランスの予選リーグ突破は困難になった」ということだろう。 もっとも、今回は地域予選の段階でもたついて、最後はアンリの「神の手」でようやく本大会に出場してきた。 そういう調子だから、当然の結果かも知れない。

ヨーロッパ・チャンピオンリーグではホーム&アウェイで2試合あるが、ワールドカップは(開催国以外は)みんなアウェイだから、一発勝負。 もしかしたら、今夜の日本にも勝機あるか?

投稿者 tadashi : 05:53 | コメント (0)

2010年06月17日

賭博にも不況の影

今や「サンダル履き」が正確だけど、下駄履きで行ける日本のパチンコ屋、庶民の娯楽として定着している、 しかし、数年まえから不況の影響からか、CMの数がぐんと増えた。 パチンコ屋も栄枯盛衰の時代、賀茂自動車学校(西条)のまえの昔のアイドルは更地になっている。

パチンコ業界がなくなると、雇用に悪影響が出るし、警察官の再就職先も減る。 不正行為でモメたとき出てくる従業員は、もと警官と思うべし。 20年以上もまえの話だけど、大学院主任にあたってたばかりに金沢の警察署まで行った。 パチンコ屋でつかまった中国の留学生の首実検のためである。 向こうからは見えないマジックガラスのこっち側から、取調室を眺める役目だった。 しかし、取り調べ調書はお粗末で、紙数ばかり消費して中身はほとんどなし。 警察官のレベルの低さをあらわしていた。

福山の草競馬も、市議会が廃止を決めたが、関係者は「続行」の動きをみせている。 年間赤字1億は自分たちの収入を減らしてでも、と云ってるが、累積赤字は20億。 続行しても好転の兆しはないが、関係者850人の就職先探しは大変。 でも、公営でなく、自営で存続できないものは仕方ないだろう。 福山市民ではないが、そうでなくても住民税は高いのだから。

いずれにせよ、赤字の出る公営賭博をやめるべきである。

投稿者 tadashi : 01:11 | コメント (0)

2010年06月16日

ヤミにもぐると危険

酒は飲めないから、「禁酒法」が出来ても全然かまわないが、アル・カポネの例からわかるように、ヤミが支配しマフィアが増長する。 そういう意味で、好ましくないことも「ある程度なら合法」とせざるを得ない。 しかし、その適度の基準が国によって違うから、大麻の問題も生じる。 国による基準の違いは、拳銃所持でも同様である。

賭博の問題も同様で、欧米では地域を限定するが、カジノは公然の賭博場として認められている。 日本では、パチンコ屋が(ほんの一部であるが)カジノの役目をはたしている。 スポーツ賭博としては、競馬、競輪、サッカー(toto)があるが、たしかに野球にはない。 

うちから空港に向かう途中にも馬券売り場が出来て、それなりに繁盛してるみたい。 「人間はアホな動物である」という前提なら、ある程度は仕方がないが、戦後のドサクサから誕生した「パチンコがすべての元凶」みたいな気がする。 つまり、コンビニみたいにアチコチにあり簡便すぎるし、朝9時から開店待ちで並ぶ光景は異常である。 欧米では下駄履きでは、カジノへ行けない。

賭博に行くには「正々堂々」という雰囲気の国なら、琴光喜もアホなことはしなかったのではないか。

投稿者 tadashi : 15:14 | コメント (0)

2010年06月15日

まずはめでたいが

イトカワのカプセル収納に続き、カメルーン戦の勝利、と運のいい話が続いた。 ワールドカップの予選リーグで、2/4の選択がスムーズにできる仕組みが出来ている。 4チームが総あたりで戦ったとき、引き分けの勝ち点1に対し、勝利は3点にしていること等々。 (この詳細について書くと長くなるので省略。)

いずれにせよ、幸運が長続きするわけはない。

投稿者 tadashi : 08:12 | コメント (0)

2010年06月13日

「出来ないこと」を証明するのは難しい

「出来ること」を証明するには、うまくいく方法を1つ示せばいい。 しかし、「出来ないこと」を示すのは、それほど簡単ではない。 下手なやりかたで「出来ない」と云っても、「もっとうまい方法を探せば?」ということになる。 どんなやり方をしても出来ない、という必要がある。 難しい問題は、それが難しいのである。

計算の理論の世界では、問題を解くアルゴリズムに2つの計算時間のタイプがある。 P(決定的多項式時間)とNP(非決定的多項式時間)の2つであるが、長年の課題は「P≠NP問題」を証明するという問題である。 1970年代、計算の理論の研究者のうちの一部はこの証明に躍起だったし、現在でも未解決な難解問題の一つである。

計算の理論にも興味を持っていたが、マイクロプロセッサ誕生の時期でもあり、研究対象のメインはそれに移行していた。 日本にいるときは、「P≠NP問題」は他山の石だったが、外国での研究機会を得たときちょっと色気が出た。 フランスで実験装置を手配するのは面倒だし、理論なら業者に電話をかけたりする手間が要らなかった、という背景もあった。

この問題解決のため、朝から晩まで研究室内をクマみたいに歩き廻った。 「証明できた!」と思って書き始めたら、どうどうめぐりの論法になるのに気づいた。 つまり、ほかの研究者と同じ落とし穴に落ちたのである。 1週間これに没頭した結果であるが、あっさりあきらめて、別の問題解決に切り替えたが、少なくとも「自分は証明できない」ということを示すことはできた。

離散数学の講義で、TSP(巡回セールスマン問題)が出てきたので、ちょっとした思い出話を書いた次第。


投稿者 tadashi : 17:11 | コメント (0)

2010年06月12日

昔を知ってるから

広島育ちの若い人は「ムムー?」と思うかも知れない。 3月までは毎日行ってたし、今でも週1で行ってる五日市(広島工大)は、広島市だけど「五日市に行く」という表現をしてしまう。 広島は三角州のエリアだけ、という意識があるからである。 

1970年に広島に来た。 最初1年だけだけど、住んだのは祇園町。 広島経済大のふもとで、近くに当時三菱の小さい工場もあった。 もちろん、広島市ではないが、何郡だったか忘れてしまった。 手紙の住所は「広島市外祇園町」でよかったからである。 広島市の市域拡大で、1980年代に祇園も五日市も広島市になったように思う。

広島市の三角州のエリアは小さい。 京都あたりと比べるとよくわかる。 広島の場合、駅から歩いても大したことがない。 市電(広電)に乗るより、歩いたほうが速いことも多い。 しかし、それが「広島の良さ」だと思う。 統計上は100万都市だけど、実質50万都市。 統計上のインチキみたいなもので、日本人はそれにこだわりがち。

サンフラシスコのように、ベイエリア(Bay Area)と云う表現で十分。 あっちはベイエリア300万と云ってるけど、広島ベイエリアは200万かな、岩国も含んでしまうが。 福山は岡山ベイエリアに譲って、エリアの再構築をしたほうがいい。 もちろん、「県」という単位は無視して。

投稿者 tadashi : 06:23 | コメント (0)

2010年06月11日

10年ひと昔

10年という単位は、短いようでけっこう長く、その間にいろいろ変化する。 昨日、広島へ行ったついでに県のパスポー発行センターに行ったら、広島市の水道局になっていた。 そして、10メートル先にパスポート取扱いがある旨の小さい表示もあった。 そこへ行ってみたら、「広島市に住民登録のある人だけ扱います」となっていた。

東広島在住の場合は、東広島市役所に行かないとダメ、ということだった。 数年まえに、「居住地の役所でパスポートの取扱が出来るようになった」ことは知っていたが、車の免許証みたいに「どっちでもいいのかな」と思っていた。 まぁ、考えてみれば正式には外務省発行だから、以前も県が代理をやってただけで、それが市町村に変わっただけの話。 ごもっともなことです。

パスポートの期限が10年になったのはいいことだけど、市内も10年で変わったことも多い。  もっとも、久し振りに昨日の帰りは旧2号線を使ったけれど、こっちはあまり変わっていなくて、けっこう時間がかかってしまった。

投稿者 tadashi : 14:57 | コメント (0)

2010年06月09日

ペペロミア

beberomia.jpg

鉢植えの観葉植物です。

投稿者 tadashi : 08:27 | コメント (0)

2010年06月08日

ウブントゥの国から

今朝の毎日新聞の小さなコラムの見出しが、「ウブントゥの国から」からだった。
ヨハネスブルグ(南ア)近郊のソウェト(旧黒人居住区)で、初めてラグビーの国際試合が行われた。 南アフリカでは、もうすぐサッカー・ワールドカップが始まるが、ソウェトでの試合はない(だろうと思う)。

ソウェトについて云えば、見学ツアーが盛んらしい。 それもバスツアーだから、サファリ・ツアーそっくりである。 これでは猛獣を見るのと同じ。 これに対し、若者が自転車でツアーしてるのをBSで見た。 まぁ、だんだんこうやって人種間のubuntu(共生)は進むのかも知れない。

大学2年の夏に学生4人で、北海道一周をした古い話になるが、白老にも寄った。 駅を降りると、強引に案内する男がいた。 要するに親戚か知り合いかに連れていって、チップをねだる、という筋だった。 残るのは不快感だけ。 今はもう語り草でしかないが、、、

もしかすると、新聞記事は「LinuxのUbuntuの話か?」と思ったけど、予想通りそうではなかった。

投稿者 tadashi : 10:47 | コメント (0)

2010年06月06日

もとに戻ったかな

土日の千円高速を始めたのは、自民党政権の末期で土日の高速は渋滞した。 これを現政権は6月からまた変な修正をしようとしたが、そのままになった。 いずれにせよ、土日には極力(非高速な)山陽道には入らないようにしていた。

今日3ヵ月ぶりにドッグランに行くため、山陽道の小谷SAへ行った。 昼まえになるとそこそこ混んできたけど、これは昔と同じ。 それに整理員の人もいない。 広島付近では、もとに戻ったような気がした。

昨夏の政権交代で、一見変わったように報道されてるけど、実はあんまり変わっていないのでは。

投稿者 tadashi : 16:25 | コメント (0)

2010年06月05日

胸突き八丁

「デジタルシステム設計」の第1回提出(チェックのための提出)は6月25日。 こういう問題の得意な人は、今までどおりで大丈夫だけど、苦手な人は「努力に努力を重ねないと」ゴールに到達できない。

得意な人でも、甘くみてると、提出前日は「徹夜」を覚悟しないといけない。

投稿者 tadashi : 05:39 | コメント (0)

2010年06月03日

「グラフ」の話が始まります

グラフと云っても、かつての女子テニスプレイヤー(当時、西独)の話ではないし、GBAでつくる棒グラフとかExcelで描く折線グラフでもない。 正確に云えば、「グラフ理論」におけるグラフ。 ただし、すでに束グラフとして、中間試験にも登場している。

半順序集合が前提にあって、上限(最小上界)と下限(最大下界)をつけると、束になる。 上界と下界(「げかい」でなく「かかい」と読む)は、連続値(実数)の場合に必要な概念。 いくら追っかけてもキリがないので、こう呼ばざるを得ない。 しかし、離散な数、とりわけ有限を対象にする場合は、「最大」と「最小」に置き換えられる。 だから、授業では上界とか下界の話はしていない。

現実のデータ構造のほとんどは「グラフ」で表現できる。 このグラフの上で「アルゴリズム」を考えることが重要であるが、アルゴリズムはほんの少しだけ触れる。 アルゴリズムは離散数学の範囲外だから。

「たかがグラフ」ではすまされない奥深い領域だけど、考えようによっては見やすい話。 「見やすい」という広島弁には、なかなか慣れないけれど。

投稿者 tadashi : 08:20 | コメント (0)

2010年06月02日

逆転シーン見られず

予定のない午前は、TVでMLBを見ることも多くなった。 全部見れるわけではなく、10時から11時くらいの1時間くらい。 昨日はパイレーツ(ピッツバーグ)が逆転した。 今朝もスイッチを入れたら、7回終了で1対2で負けていた。 今日も「逆転が見れるかな?」と思ったら、突然画面は民主党の衆参議員集会に切り替わった。 

やめる人が長いことしゃべって終わりがない。 30分くらいしたら、3対2でパイレーツが勝ったというテロップが出たので、逆転したことがわかった。 成績不良のパイレーツも、なぜかカブス(シカゴ)には強い。 民主党には興味はないが、菅にはもっと興味がない。 

日本同様、首相がしょっちゅう代わってたのがイタリア。 ところが、ベルルスコーニは(スキャンダルはあっても)意外に続いている。 日本では、逆転シーンがあり得るか?

投稿者 tadashi : 17:56 | コメント (0)

2010年06月01日

6月になっても解決されない

問題が沢山ある。 日本では、(政治の茶番劇は論外として)依然として続く口蹄疫。 アメリカでは、メキシコ湾のオイル流出。 泥をぶちこむだけなのにトップキルと格好つけたけど、失敗したあげく逆効果で2割ほど流出が増えた。 8月まではこのまま続くらしいが、「前代未聞の惨事」は確実である。

中東では、イスラエルが過剰防衛に出て、別の問題を引き起こしてしまった。 これまでなら「だから嫌われる」ですんだけれど、今回は尾を引きそう。 北朝鮮をかばうのが中国だけど、イスラエルをかばうのがアメリカ。 「だから嫌われる」のは同じ。 しかし、嫌われても「厚かましく生きる」のが強国の常。

日本は今や、戦前とは違って、「厚かましく生きる力」を失っている。

投稿者 tadashi : 16:33 | コメント (0)