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「ぶどう酒のグラス」のひとつのポイントは、この女性にワインを飲ませた男性でしょう。この男性の右手には、白いデカンダが、しっかりと持たれてます。Catch eyeしてみると、男性は長身で優男で、顔に髭をたくわえています。女性が飲み干したグラスに、さらにワインをつごうとしているのかもしれません。その目つきからは、優しさというより、下心を持った男性のように映ります。
マウスポインタを写真の上に載せてみてください。
普通に観られます。
「何だか九分通り手中にした獲物を見つめるような視線」(⇒フェルメールの眼・視線から読める”文学”・15ページ)と、書かれてます。恐ろしいですね。ただ、ワインの力を借りなくても、彼なら女性を落とせような気がします。
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