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2006年04月30日
8月に振り替えるほうが、、、
もう5月の連休間近なのにやや温度は低いみたいだけれど、気候としては快適。 ただ何処へ行っても混雑が予想されるから、個人的には出かける気持ちにはなれない。 考えてみるに、この時期に1週間休むのは本当にいいのかどうか?
つぎの長い休みはお盆になるが、日本では1週間ほど。 5月の1週間は本当は夏の暑いところと振り替えるほうが合理的。 フランスのバカンスのように4週間はとても無理だけど、盆休みにゴーデンウィークをプラスすれば8月に2週間の休みがとれる。
今ならエアコンも不要だけれど夏はエアコンなしでは働けない。 夏に休めば、エネルギーもセーブできる。 もっとも家でエアコンを使うと相殺されるから、涼しいところへ出かけないといけないが。 GWを夏に振り替えている会社もあるが、会社単位ではなく日本全体をそうした方がいい。
もっと積極的には、「8月は勤労禁止」のような法律をつくったほうがいいのだが。
投稿者 tadashi : 03:09 | コメント (0)
2006年04月29日
4色問題
地図の領域を色分けするのに必要な色数が「4色でいい」ことは昔から経験的に知られていたが、証明にはけっこう日時がかかった。 しかも、その証明(たしか1980年代だったかな)はコンピュータを使うものでエレガントでなかったため、より簡潔な証明を試みる人も居たけれど、最近はあまり聞かれない。 もっとも、その手の会合にトントご無沙汰してもいるが、、、
昔、その手の会合に出ていたころ、N先生(当時東大教養学部)が「日本地図の県別色分けは、、、」という話をしてられたような記憶はある。
ヒョンなことから、県別色分けをやってみた。 「もしかしたら3色ではできないか?」という妙な期待(?)もあったが、それは無理なことはすぐわかった。 そこで、できるだけ3色でやって「4色目の色を使う県を最小にする」という試みに変えたところ、「ただ1県のみ4色目が必要」という答えが得られた。 A4版の地図を使ったので、隣接数最大の長野県が埼玉県とは点では接触しているように見えるが、接触していない、という前提である。
アルゴリズムはグリーディーで、ていねいにやっても(人手で)3分以内で終了するだろう。
領域を「ノード」に隣接関係を「辺」で表現したグラフにおいて、「直並列グラフなら3色」でいい。 昔から、証明は「組合せ数学の本」の練習問題であるが、これは現実的な条件ではない。 中国5県でも、広島県は鳥取県とも接しているため、直並列グラフではなくなってしまうが、3色で色分けできる。 つまり、直並列でなくても「3色で色分け可能という地図のクラス」が存在する。 このクラスの特徴をエレガントに表現するという問題は、未解決だろうと思う。
「なんでこんな話を持ち出したか?」というと一つは大学生向け、来年から「離散数学」を担当するため。 もう一つは小学生向け。 地域貢献(?)のために、こういうボランティアもしないといけないのです。 私が直接やるかどうかは別にして、ネタづくりをしておく必要があるので、この連休の課題の1つになりました。
「はなわのIQ都道府県」でも参考にしようかな、、、、
****************
「3色問題」という本が、4色問題の証明ができる以前に出版されていた。 もちろん、海外のもので、ハードカバーだけれど論文集だったような気がする。 つまり、そのくらい様々な見方ができるわけで、スッキリ簡潔に記述できるものではない。 「未解決」というのはそういう意味で、「我が表現」というのはまだまだ可能と思う。
この本は広大西図書館に返却したが、オリジナルの仕事をするには、こんなものは見なくていい。 自分でやってみたあと必要なら見ればいい。
投稿者 tadashi : 03:04 | コメント (0)
2006年04月28日
初めての大型連休
今年は5/1(月)、5/2(火)の講義が休みになったので、それに合わせて年休をとったら、明日から7連休になった。 この時期こういう長い休みを経験するのは、生まれて初めて(?)である。
去年から行き始めた大学で、朝6時半に家を出るという習慣を始めたから、「勤労者」という感覚を持つようになった。 では、それまでの大学では???ということになるが、フレックス・タイムの研究者で、「勤務時間には無意識ですむ」という精神的には恵まれた環境にいたのかも知れない。 ただし、主任とかXX長とかをやらされた時を除いて。
今回も連休明けには主任としての仕事(会議関係)もあるので、5/6(土)は出社(?)の予定。
連休時のメールは自宅あてによろしく。 (前の大学のメルアドも、aialは1年前になくなりましたが、「大学センター分」はまだ有効です。)
投稿者 tadashi : 18:42 | コメント (0)
混乱の目立つIT社会
IT社会は混乱している。 株式市場での問題もその一つであるが、まずは「プログラムの仕様」と「仕様にあうプログラム作成」の2つの問題。 さらに、人間はミスをするから「機械と人間のミスマッチ」が事を大きくした。
これは表皮的な問題にすぎず、IT社会で働く「人間の問題」は根が深い。 昔からの問題、「プログラマXX才定年説」が形を変えて、巨大な問題になってしまっている。 20年まえとは比較にならないほど、ソフト労働者は増加したから。
さらに、「ソフトウェアの価値」と「ソフトウェア技術者の価値」、つまり、「製品」と「技術」の関係が整理されていない。 というか、不当な値段設定の「製品」で大もうけしている会社があるかと思えば、わずかの値段で窮々としている会社もある。 しかし、儲けている会社も、ユーザには過大な出費をさせていても、技術者へ支払われる対価は大幅に圧縮されている。 だから、会社は儲かるわけであるが。
それにしても、「8キロも痩せる」というのは羨ましい。
「拘置所に入る」というのは、「新しいダイエット法」として注目されるかも。
投稿者 tadashi : 03:58 | コメント (0)
2006年04月27日
個人差は仕方ないが、、、
まだ4月だけれど卒研の学生さん、人によってはどんどん進歩するが、相変わらずのも多い。
「なにが違うのかな?」というと、1つは「好むか好まないか」。 要するに「好き」でやってきたのは、少し方向付けするだけで、どんどんやる。 そうでないのは、言われたことしかやらないし、「わからないこと」を自分で解決しようとしない。
もう1つは、「意識の差」。 少なくとも「やるべきこと」を認識して、それをやるのに自分に何が不足しているか、を知らないといけない。 そして、その不足分を補う努力をすればいいのだが、その「歩み」が遅い、、、、
結局は「あまり好きではない」ということか、と思ってしまう。
投稿者 tadashi : 08:06 | コメント (0)
2006年04月26日
Fedora も Windows なみ?
Fedora を Core5 にしてみたら、デスクトップは Core4 から変わっていた。 「GNOMEはどこ?」と探したら、アクセサリの欄に入っていた。 これでは、Windowsのコマンド・プロンプトと同じ。 まぁ、そのほうが 「Winの感覚と似ているからいい」ということか。
今年入学の情報系の学生さんのノートPC(デュアルブート)のLinuxが Core5 になったので、Core4 で書き始めた実験のテキストとの相違をみておくためである。 OS的にはいろいろ違いが出てきてるが、学生実験レベルでは、さほどの違いをなさそう。
どうせ基本的なところしか、学生実験ではやらないから。
投稿者 tadashi : 08:05 | コメント (0)
2006年04月25日
卒業研究の学生さん
研究室にて
投稿者 tadashi : 00:19 | コメント (0)
2006年04月24日
今年は「おまけつき」が流行る?
ARM内臓チップつきボードのおまけが 3月号のDesign Wave についていた。
こんどは6月号の Interface にSH-2ボードのおまけがついた。 発売は25日だけど、昨日(4/23)家には届いていた。
インターフェースの場合、通常値段の500円高だから、チップつきボードが500円ということになる。 もっとも、コネクタなどはついていないが。
こういう「おまけ」に喜んで製作するという子供(大人?)はどのくらいいるのかな? 真っ先に書店に買いに行く学生さんが沢山いればいいのだけれど。 私の付近では、2人ぐらい、かな。
グリコの「おまけ」と似ているが、「おまけつきのグリコ」はもう世の中にはないのでは?
投稿者 tadashi : 08:04 | コメント (0)
2006年04月23日
品格??
「立場は人間をつくる」という。 人間は環境で変わるということであり、「環境で学習する」という「機械学習のモデル」そのものである。 立場にふさわしくない人は「学習に失敗した人」ということになる。
「立場にふさわしい品格」というものがある場合、本来のこと以外に「品格」も要求される。
「横綱」もその代表例。 朝○○も話題を提供してきたが、やめたらどうなるか、は興味深い。 プロレスでもやれば、品格なんていってられない。
先生という職業もその一つのはずだけど、昔に比べればダウンした。
いい加減な大学の先生も増えたし、その一人かも知れない。
投稿者 tadashi : 06:45 | コメント (0)
2006年04月22日
品格?
なんとかの品格、という本が売れているらしい。 こういうタイトルの本を買う人は、自分は品格はあるが「最近は品格に欠ける奴が多いなぁ」と思っている輩だろう。 若い人は(たぶん)少ないだろう。
「自分は品格がある」という奴は怪しい、と思ったほうがいい。 「品格があるように振舞っている」というのが正確だろう。 環境が変わったときにどうなるか?
中国には尖閣諸島で軽くあしらわれたあと、今度は韓国に竹島で拒絶されている。
相手も品格のない場合、こちらもなりふり構わずに行く、のかどうか。
投稿者 tadashi : 12:22 | コメント (0)
2006年04月20日
平和のシンボル
さっき北側の実験室に入って驚いた。 「クゥクゥ、、、」と鳴く声、見たら鳩が入っていた。 早速追い出したが、窓は閉まっている。 どこから出ていくか見ていたら、もとはストーブの排気口と思われる穴から出て行った。 この穴は前に居た人がボール紙をガムテープでふさいでいた。 それが古くなってはずれていて、すぐ入れたみたい。
「これで一安心」と思ったら、一羽でなくてもう一羽居た。 これがしつこくて、その穴から出て行かない。 窓を開けて追い出そうとすると、Uターンしてくれる。 7,8回してやっと出て行った。
この実験室はまだ整備中で、現在オーダーしている「コンピュータ音楽システム」を5月半ばに入れる予定の部屋。 今はPC1台とエレキしかない。
鳩は「平和のシンボル」だけど、糞が汚い。 掃除もしないといけないが、今日はこれからゼミ、講義と続くので掃除は夕方になりそう。
投稿者 tadashi : 08:32 | コメント (0)
2006年04月19日
グレーゾーン
20%と29.2%の間を「グレーゾーン金利」と言うらしいが、全然、グレーではない。 「25%は取りますよ」というCMを「金貸し屋」は流し、ハッキリと明示している。 法律が不完全なのを「グレー」で誤魔化すのはおかしい。
アメリカのPGAゴルフツアーで、武○○クラシックとしてスポンサーをやるくらい、「金貸し屋」は儲けている。
貸すほうは、ヤミが横行する、とうそぶく。 さらに具合の悪いことに、大手銀行との提携も進んでいる。 無担保の融資は「金貸し屋」に任せて、クリーンとダーティの使い分けをしている。
下流社会の実現とも関連している。 「ことは簡単ではない」と思う。
投稿者 tadashi : 08:05 | コメント (0)
2006年04月18日
選挙でうるさくなる
わが町の市長選挙が告知されたので、選挙カーが動き出した。 どうでもいいことしか言わないので、聞く耳は持たない。 地方自治といえば聴こえはいいが、中味はない。 国レベルの選挙には欠かさず出かけるが、ローカルなのは足が遠のいてしまう。
ただ利権に目ざとい連中には、欠かすことができないだろう。 わが町(一応市だけれど)のことより、岩国の市長がどうなるか、のほうに関心がある。 大学のある五日市は岩国に近い。
米軍基地拡張についての市民投票を実施した人が落ちるようだと、金儲け優先に賛意を示すことになるから。
投稿者 tadashi : 08:02 | コメント (0)
2006年04月16日
自主性を阻むもの
大学生の「自主性」に問題あり、とか。 そりゃそうだ、自主性を尊重しない教育をしているから。 学生の成績を親に送ったり、出て来ない学生に電話をしたり。 要するに、いつまでも子供扱い。 これでは、自主性が育つわけがない。
成績不良の場合、「退学」させればいいのだが、そうはいかないのが現状。 国立でもそうなってきたし、私学では極力退学させない、という方針。
「高卒なら入学可能」というフランスと大違い。 入れておいてから、1年、2年、・・・・ と順に落とすので、本当にやる気のあるのだけ残る(06/01/09「少子化」参照)。
「自主性が育つ」というのは、今回のフランスの騒動でもわかる。
投稿者 tadashi : 06:34 | コメント (0)
2006年04月15日
海外で退陣多し
タクシン(タイ)、ベルルスコーニ(イタリア)と退陣、もっともタクシンの退陣はインチキくさいが。 パレスチナはハマスへ政権が移ったし、ネパールは国王が民政に取って代わった。 この2つは波乱含み、すでにネパールは荒れている。
このほか、アロヨ(フィリッピン)も、クーデタ発覚以来その地位は怪しい。 アメリカで、ラムズヘルド辞めろ、なんて今はまだ大した話ではない、本丸はブッシュだから。
土曜日の English Hour で、学生さんに聞いても反応は僅か。
近頃の学生さんは、国際的な報道にはウトいみたい。
投稿者 tadashi : 14:38 | コメント (0)
2006年04月14日
英文誌だからいいか
また論文査読の依頼が来た。 ○○情報○○(6文字の)学会で英文C分冊の特集号。 編集委員いわく北大のA先生が私の名前を出されたとか。 義理もあるし引き受けることにした。
もう1つの理由は英文誌だから。 まえにも書いたように、日本の学会も邦文誌を廃止して英文誌だけにすべき、という持論にも合う。
もっとも投稿者の隠れた意図(?)は気になるが、、、、
****************
前回の情報処理学会の場合、メールでどういう論文かを説明していた。 しかし、実際は見てみないと本当の中味はわからない。
今回は、依頼メールに論文が pdf で添付されていた。 だから、論文に一通り目を通してから、査読 OK の返事をした。
ある意味では、便利な時代になったとは思う。
投稿者 tadashi : 07:37 | コメント (0)
2006年04月13日
新井口駅
「足元にご注意ください足元にご注意ください・・・・・」と切れ目なく、機械が繰り返すアナウンス。 何故途中に1拍ポーズを入れないのか、センスを疑う。 耳に不快きわまりない。
日本では、まだ音環境に鈍感すぎる。 環境美化に「音の美化」も加えるべきである。
この機械アナウンスは、五日市の一つ手前の「新井口駅」。 「あらいくち」でなく、「しんいのくち」と読む。 広島の人には当たり前だけど、初めての人にはそうは読めないだろう。
投稿者 tadashi : 08:18 | コメント (0)
2006年04月12日
慣れるまでは、、、
昨日の学科会議の処理を終えたところ。 朝方なので、7:30-9:00 ぐらいはこの処理に充てている。 主任業務もまだ序の口で、段々忙しくなりそう。
これに、卒研指導と講義が始まったところ。
去年は、卒研指導と主任業務がなかったので、やはり楽だった。
投稿者 tadashi : 08:34 | コメント (0)
2006年04月10日
うーーーん、いまいち
いよいよ今週から本格的に稼動。 しかし、「卒研への乗り」はいまいち。
就職活動が気になる、というのはわかる。 まぁ4割くらいはいいのだけれど、残りの6割は「とにかくやってみる」ということが出来ない。
どうガイドするかな、この6割の学生さんには。
投稿者 tadashi : 20:44 | コメント (0)
2006年04月09日
おくればせながら
やっと時間を見つけて、スタッドレスからノーマルへの交換をしたところ。 我ながら、けっこうきつく絞めている。 もちろん、トルクレンチは使わない。
ただし、2台目の軽のやつ。 自分のはずっとノーマルのまま。
今夜からまた雨になりそう。
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トルクレンチとしては、院生時代から使っているものがある。 最近は出番がない。
当時は、オイル交換も自分でやっていた。 一回少量オイル入れてゆすいだりして、けっこう丁寧にやっていた。 車の修理はほとんど自前。 エンジン廻りでも、はずして「バルブの割れ」そのものの修理は専門業者に頼んだが、ヘッドの交換はやっていた。 そのときボアが少し大きめになり、微妙に排気量がアップした。
最大の作業は「焼きついたエンジン」からの復旧だったが、これは長くなるので省略。 「焼きつき」とは「溶接」であることを実感したが、、、、
投稿者 tadashi : 16:42 | コメント (0)
2006年04月08日
宮島から
今日、朝10時に宮島で解散したので、さきほど家に着きました。
情報系2学科新入生230人のほかに、協力してもらった学生さんと教員全員の総勢300人ほど。 修学旅行の団体さんと同じくらいの数。 旅館(名称はホテル)の食事はまずかった!
これは昨日行った宮島伝統産業会館にある実物1/20の鳥居の模型です。 昨日は宮島到着後、約2時間学生さんと歩き廻ったので、少し疲れました。
晴天で良かったのですが、人の多いこと。 とくに、この土日は人ごみで大変でしょう。
投稿者 tadashi : 12:35 | コメント (0)
2006年04月06日
桜咲く
大学では、野球場の土手の桜が咲きました。
その中の1本を携帯でパチリ。
明日(4/7)とあさっては、1泊2日のオリエンテーション・ゼミナール(通称オリゼミ)で宮島行きです。
投稿者 tadashi : 20:48 | コメント (1)
2006年04月05日
私学を実感
去年の所属学科は(定員割って)60人少しだったので、新入生への対応は優雅な(?)国立大なみに感じた。 ところが、今年は(定員少しオーバーした)情報系で、しかも2学科合同でガイダンスに対応した。
総勢は230人ほど。 大きな教室だけど、けっこう一杯だった。 「これが私学だ」と実感した。
もっとも、2学科の主任の片方は私だけれど、もう1つの学科の主任U先生にすべてをお任せし、1チュータとしての参加にさせていただいた。
来年もU先生にお願いできたら、幸せなんですが、、、、、
投稿者 tadashi : 19:48 | コメント (0)
2006年04月04日
雨に唄えば
3時すぎまで行事のあと、広島駅近くで全学規模の歓送迎会。 帰りは雨で、さきほど9時少しまえに家についた。 Singing in the rain は懐かしい曲だけど、けっこう濡れた。
1年まえは歓迎してもらった身だけど、早くも1年経過したことを実感した。
投稿者 tadashi : 21:02 | コメント (0)
入学式
午前中、入学式ほか、で今自室に戻ったところ。 午後もいろいろな予定。
明日からガイダンス。
「主任が、、」といわれても、本大学ではまだ「???」。
投稿者 tadashi : 12:02 | コメント (0)
2006年04月03日
姑息な教科書検定
社会の教科書のイラク戦争の記述で、「アメリカが先制攻撃をした」という表現に「誤解を生む恐れ」という意見がついた。 おかげで「軍事攻撃」に変わったという。
まぁ著者がギリギリ頑張ったといえるが、なんでこんな姑息な意見をつけるのだろう。
「記述を削除せよ」というと問題になるのは明白。 かといって、アメリカの機嫌もとらないといけない、という役人根性か?
いずれにせよ、こういう仕事をよくやるな、というのが感想。
投稿者 tadashi : 21:03 | コメント (0)
今日はまだ静か
土曜日から新年度だけど、実質的には今日から開始。 しかし、学生さんはまだまばら。
明日から行事(入学式、ガイダンス、オリゼミ)が続くので、今週はバタバタするだろう。
投稿者 tadashi : 08:35 | コメント (0)
2006年04月02日
ゲーム感覚
真偽はともかく、「Xという問題にはYが答である」という対応を覚えるのは得意な学生さんも多い。 しかし、世の中には「Xの答はYかZかよくわからない」という類の話が溢れている。
いろんな角度からよく考えよう、といってもすぐ投げ出してしまう。 とにかく、YならY,ZならZに決めて欲しい。 それを覚える、というタイプの学生さんもいるのは事実。
まぁ、「クイズの答を覚える」というゲーム感覚でやっているのだろう。 このような感覚で教育された学生さんは「基礎から考える」のが苦手。
前の大学でも、輪講のとき、「この論文には・・・・と書いています」という形式の発表をする院生もいた。 書いてある内容に対し、自分がどう思ったか、が大事なのに避けてしまう。 よくわからないから誤魔化してしまう。
真偽を考えるだけで一晩費やすかも知れない。 暗闇の夜が白んでくる明け方に「なにかが分かった」というときの喜びを知らない。
投稿者 tadashi : 07:39 | コメント (0)
教科書検定
まず「検定」という言葉が気に入らない。 いかにもお役所的。 いちいち細かいことを詮索してケチをつける。 せいぜい「推薦」程度にしてほしい。
世に欺瞞があふれているのは、メール問題をみても歴然。 なにが真偽がわからない。 教科書だってそうだし、教師のいうこともそう。 「教師や教科書の言っていることは正しい」というのは仮説にすぎない、でいいではないか。 そのほうが真偽の見極めに各自努力するし、自我の確立には有効であろう。
すべてを基礎から考えるというのは、脳を発達させる非常に有効な手段である。 言っていることを覚える、つまり、「鵜呑み」というのは「考えていない」ということを意味する。 「センター試験」という機械的な試験制度のために、今の教育が「鵜呑み教育」になっているのは自明。
まぁ、その元凶が中教審にあるのだが、これについては別途ということにしよう。
投稿者 tadashi : 03:31 | コメント (0)
2006年04月01日
新年度開始
とうとう2回目の新年度を迎えた。 去年は、壁塗り替え直後で、まだ居室に入れなかったことを思い出す。 おかけできれいな部屋になっていた。 机、椅子など什器類も新品だった。
新規採用組は2日間ほど別メニューだったし、新入生とか学生との対応は(ここでは)初めてになる。
まぁ主任のようなフリをして対応する以外はない。