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2006年05月31日
愛は難しい
回路理論では複素数を使うが、虚数 i (愛) の概念は学生さんにとっては難しい、と思う。 昨年7月終りごろにも書いたように電気回路では j と書くが、愛を教える先生にとっては悩みの種みたいで、昨日「どうやって教えられていますか?」と1年生担当の先生から質問を受けた。
このへん、ある程度割り切らないといけないので、分からない人には「使えば便利ですよ」ぐらいとして、「あとは愛の使い方を教えています」と答えた。 私は2年生担当だけど、「愛が本当に分かっているかどうか」はあまり詮索しないことにしている。
もちろん、分かってくれれば申し分ないのだけれど、難しいものは仕方ない。 そのうち分かればいい、くらいに割り切っている。 人生だって「愛がわかる」には相当な年期が必要なように。
そういえば、○菱自動車の「愛」はカッコいいと思う。 今の軽の中では最優秀作品といえるのでは?
設計した人は、「愛がわかっている人」であると期待したい。
投稿者 tadashi : 03:05 | コメント (0)
2006年05月30日
ソフトの心
ソフトをつくった人の「心」を読まないといけないなぁ、と思う。 自分だったら「こうすればこうなる」と思っても、つくった人は別人だから仕方ない。
世の中に普及しているソフトには「講習会」まであるくらいで、つくった人の心を押し付けることが当たり前のように行われている。 元凶はマ○○○ソフトにあるのは明らか。
自分だけのソフトを、自分で、あるいは、人に頼んでつくってもらっても具合が悪い。 「互換性」がいつも問題になり、「それでは使えません」といわれるから。
ここ数日、主任の仕事でXXXXに関わった感想。 これからも続きそう。 事務サイドから「講習会を受けたら?」といわれるかも知れない。
投稿者 tadashi : 08:05 | コメント (0)
2006年05月28日
いい加減な認証制度
最近やっと日本国内でもカード払いが普通になった。 90年代初めに偽造カードをつくられたこと(パリの話だが)、最近の大量データ流出事件などもあり、慎重になっていたが、国内でもカードを使う頻度が増えた。
昨年初頭のデータ流出後しばらくして、VXXXカードは署名の代わりに「暗礁番号」を使うようになった。 先日も量販店のヤ○○電機でカードを使ったが、「暗礁番号をいってください」という店員の声がした。
「暗証番号をいれてください」と聞き違えたふりをして、端末をこちら側へ出させたが、「いってください」か「いれてください」かは微妙なところ。 店員のアクションは、端末機をさし出さずに言ったところをみると、前者の可能性は高い。
というものの、すべての店が「暗証番号」の入力端末を備えているわけではない。 地場の大手の量販店デ○デ○では、いまだに署名をさせている。
前者のヤ○○電機でも、店側からみれば、「暗証番号ぐらいすぐ見れますよ」と言っているようにみえる。 暗礁番号も、その程度の軽いもので、「手のひらとか指先の認証にしなさい」というつもりか。 それも、全店統一しないと無意味な話である。
投稿者 tadashi : 12:13 | コメント (0)
2006年05月26日
アメリカ並みです
広電の車掌さん達のネコババ事件が報道された。 いろんなことがアメリカ並みになってきたから、驚くことではないかも。 若い女性店員どおしがおしゃべりに夢中で、こちらは「すみません、これ1つ頂戴」というタイミングに気遣うことも珍しくない。
20年くらい前までは「アメリカでは・・・だけど、日本はそんなことはない」と否定していたことが、最近では否定できなくなってきた。
サンフランシスコでは、バスの運転手はもちろん市電の車掌も現金を扱わない。 1ドル紙幣をスルスルと吸い込んでくれる機械に入れるだけ。 均一料金で両替もしない。 別の言い方をすれば、雇用者は被雇用者を信用しない。 「性悪説」が前提の社会だから、皆当然だと思っている。
若干不便なのは、お客はいつも1ドル紙幣を用意しておく必要があること。 SFO空港で路線バスに乗ろうとした学生数人が、運転手に高額紙幣の両替を断られてバスに乗れなかったらしく、腹を立てていた。 でかいバスの後部にケリをいれてうっぷんを晴らしていたが。
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日本でもワンマンバスでは現金を(原則)扱わない。 均一料金ではない路線では、両替機でコインに直して入れるから、ネコババされる可能性はない。 つまり、路面電車の車掌だけネコババが可能ということみたい。
アメリカで7,8人相乗りの空港シャトルを利用したとき、まっすぐダウンタウンに行くと思いきや、途中の事務所で人数点検されたことがある。 経営者がシャトルの運転手を信用していない、のは明らか。 これに類したことはアメリカでは数多い。
サンフランシスコでも、ケーブルカーだけは例外で、現金を扱っている。
投稿者 tadashi : 12:06 | コメント (0)
2006年05月25日
どちらも大変
論文査読とは違う種類の審査がまとまって送られてきた。 研究助成金審査という類のやつだけど、郵送ではなくメールの添付ファイルで。 ファイルには一応パスワードもついている。
それはいいのだが、画面でみて処理するわけには行かないので、プリントしたら全部で100枚近くになった。 郵送の手間を省くと、結局、受け手にも手間になる。 被審査者のハード提出書類を、送り手も手間をかけてpdfに落としている。
この関係の審査には高額なのもあり、これは郵送している。 比較的少額だが件数の多い分なので、メールでというのもわかるが、、、
補助金をもらう被審査者のほうも大変。 決まってから、短時間で研究成果の報告書を求められる。 もっとも、まえもって「結果を用意してから申請」という熟練者も多い、なんていうのも、昔はそういう立場だったので、、、、
投稿者 tadashi : 01:38 | コメント (0)
2006年05月24日
リクルート活動?
連休明けから車通勤が続いていたので、久しぶりに電車を使ってみた。 大体乗る車両は決まっていて、これなら座れそう、という予想もある。
月曜日(5/22)はちょっと様子が違った。 何故か混んでいて、しかも、黒っぽいスーツを着た若者が多い。 一瞬「どうしようか?」とも思った。 一つ遅い便にすれば確実に座れるからである。 早朝の1時間立ちっぱなしもつらい。 幸い1席空いていたので、座ることができたが。
私の乗る西高屋の駅は始発(白市)のつぎの駅。 白市発なら、まず座れるが、各駅停車になる。 快速電車は5分ほど乗っている時間も短いが、岡山発なので混んでることもある。
それでも早朝6時半は、快速電車もふつうなら座れることが多い。 が、一昨日は混んでいた。 広島市内の会社へのリクルート活動が原因だったのかな?
投稿者 tadashi : 00:33 | コメント (0)
2006年05月22日
マナウス
「マナウス」という懐かしい街を深夜BSの南米サッカー紹介番組で見た。 といっても行ったことはない。 ブラジルのアマゾン地方(アマゾニア)にある経済特区で、日本企業も進出している。
このマウウスで行われるサッカー大会をペラドンというらしい。 ブラジルサッカーの地方下部組織だけど、アマゾン各地の代表にはミス・ペラドン候補も1人くっついてくるという。
1980年代初め、ブラジルからWさんという博士課程の学生さん(向こうでは大学講師)がいた。 ポルトガル系の白人で、ブラジルのいろんな話をしてくれた。 病気を治すのに、医者でなく「祈祷師」を呼ぶ連中がいる、など。
また日本と違って、ブラジルの都市らしい都市は「リオとサンパウロ(彼の大学はこの郊外)だけ」と言ったあと、1つ例外は「サンパウロほど大きくないけどマナウス」と言っていた。
「シャープもあるね」、日本から独身で行くと「向こうで結婚するよ」とも。
番組では「東芝」という字も見えた。
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Wさんは留学生だったが、修士はブラジルで、学位を取りに広大へ来た。 当時、私は新米教授で、研究室では博士課程の2人目の学生。 博士3年間で(査読つき)ジャーナル3編を書かせる、というのはキツかった。
修士で1つあれば、あと2つでいいのだが、向こうの修士では0だったから。
Y先生や、当時の優秀な院生Kくんのサポートもあり、なんとか3年で3編間に合った。
「Kくん」というのはいつも優秀なのかな?
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東広島市はXXというブラジルの街(サンパウロ郊外?)と姉妹都市になっているが、縁組をしたのが1980年代。 初めて向こうから来た人が、案内の東広島の役人にこう聞いたらしい。
「どこが東広島の中心ですか?」
市の役人は(市役所付近の)中心地に連れてきたつもりだった。
つまり、当時は中心地にも何もなかった、というお話。
あれから考えると、西条付近もやっと格好がついてきている。
投稿者 tadashi : 04:49 | コメント (0)
2006年05月21日
ファイト一発!
ヤンキース連敗か、と思ったら、9回に追いつき延長で勝った。 メッツのクローザーの「ご乱調」のおかげ。 八百長じゃないか?
ボンズもやっと714号。 薬物疑惑の中、ご苦労さん。 FMでは「リポDのDは・・・・と同じ」というわけのわからないCMもよく流れる。
3時半お目覚めだから、いささか眠たい。
栄養剤も時には必要かも。
投稿者 tadashi : 06:17 | コメント (0)
寂しい話
「国立で7割なのに我が大学では1割」という数字が、昨日の会議で話題になった。 何かというと院への進学率。 私学は授業料が高いから、それも一因。 しかし、早慶では3割だから、それだけではない。
行く魅力がないから。 会議後、本音を洩らした方もいた。 前の国立大で1990年代になって進学率が急増したのは記憶に新しい。 寂しいことだけど、「就職に有利」という理由が一番。 同時に、「院不適格者」も増えた。
これは修論があるからで、書けない人には無理な話。 日本の工学系の院でも、アメリカのように「講義の単位だけでも修了可」という選択も許さないと解決できない。
我が大学ではそれ以前の問題を解決しないといけないが、寂しい話。 サブウェイシリーズ(NYYとNYMの試合)をBSで見ながらブログを書いているが、こちらも寂しい。 NYYの松井は骨折治療中で、NYMの松井は調子が悪いし、、、
投稿者 tadashi : 03:41 | コメント (0)
2006年05月19日
カンヌ映画祭
昨日からカンヌ映画祭が開催されたが、話題の映画「ダヴィンチコード」は評論家には不評だったらしい。
本も本屋で並んでいるが、手にとってみる気はしない。 どうも「底の浅い話」には興味がない。 80年代の「ゲーデル・エッシャー・バッハ」のような深みがないから。
もっとも、この通称ゲエバーの本は学位論文の流れで一般にうけたわけではない。 当然、映画化は無理。 映画化される作品は、どうしても「論理」より「感性」が優先されてしまうから。
ちょうどカンヌ映画祭のころコートダジュールに居たのは1993年。 週末3日間ほど居たが、モナコのF1レースもありホテルがどこも満員だったので、アンティーヌの少し不便なところに泊まった。 カンヌの街を通ったときは、映画祭の後片付けをしていた。
あれから、マルセイユまでは行っても、カンヌ、ニースへは行っていない、、、、
投稿者 tadashi : 08:05 | コメント (0)
2006年05月18日
バルサ優勝
ヨーロッパ・チャンピオンリーグの決勝戦はバルサが勝ったという結果を、今朝車中のラジオで知った。 アーセナル相手だから予想どおりの結果かな。 今年のヨーロッパ・クラブチームのNO1ということになる。
場所はパリのスタット・ド・フランスで、フランス・ワールドカップの決勝戦でも使用されたところ。 シャルルドゴール空港から市内に入っていく高速の左手にある。
昨夜の試合だけれど、パリだから時差7時間のため日本では深夜。
ドイツ・ワールドカップが始まると寝不足の人が増えるだろう。
投稿者 tadashi : 07:46 | コメント (0)
2006年05月17日
日本の縮図
トヨタのように絶好調な組織は別にして、四苦八苦の組織も多い。 そういう組織では「どう改変すべきか?」という問題に取り組む必要が生じる。
このとき、およその合意は得られても、具体論ではモメることが多い。 郵政民営化しかり。 この手の話は山ほどある。
大学でも同じ。 前任の大学もそうだったが、今の大学でもそう。 まぁ、モメるというほどではないが、フラストレーションをもつ人はそれなりに居る。
よく考えてみると、「日本」自体がそうである。 将来は暗いのでフラストレーションをもつ人は多い。 ケ・セラ・セラというわけにいかないみたい。
投稿者 tadashi : 02:22 | コメント (0)
2006年05月16日
予報ハズレ
曇り、降水確率10%、という予報だったのに、朝起きてみたら雨。 たまには電車に乗ろうと思っているが、連休明けから車通勤が続いている。
雪の日は、仕方なくではあるが、電車に乗っていた。 が、雨の日はどうも電車を敬遠したくなる。
片道58K中、高速が40K、トータルで約1時間ほど。 梅雨になると車通勤が多くなりそう。
7時半には大学に到着している、電車の場合は8時ごろになるが。
投稿者 tadashi : 07:43 | コメント (0)
2006年05月14日
銀魂
「未来志向」なんて言葉が近隣諸国との外交で出てくるが、「銀魂(ぎんたま)」のストーリーはよく考えたものだと思う。
昔からコミック、アニメなど仮想ストーリーの世界のほうが進んでいる。 レオナルド・ダヴィンチ顔負けで、現実が追いついていないのだが、銀魂のように「過去と未来の融合」という新手が現れると「そういう手もあったか」と感心してしまう。
研究者はコツコツ地味なもので、そんなに突飛なことは出来ない。 無理をすると「捏造論文」を書くハメになり、結局、自滅する。
しかし、地味にやっていてもアイデアは必要なので、「銀魂」とか「ギャルサー」とか、世間の人の知ってるものは1度くらい見てもいいのでは、と思っている。
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新入生に「どういうアニメが好き?」といったときに、答えが「ワンピース」なら、TVになっているから知ってる。 しかし、コミックものになると無数にあるから、ほとんど知らないのばかりである。 インディーズ版の曲をほとんど知らないのと似ている。
TV放映のレベルになってやっとこちらも認識するわけで、遅ればせながら「若者との接点」を見出している。
投稿者 tadashi : 02:01 | コメント (0)
2006年05月13日
池の中に入ってはいけない?
言いたいことを伝えるのは言葉であるが、言外のことは推定してもらう以外にない。 この「言外の含み」で文学が成立しているから、始末に終えないところもある。
文章にしろ、詩にしろ、直接表現+間接表現 で成り立っているが、送り手のこの2つが、受け手に正しく伝わるとは限らない。 間接表現が「言外の含み」の部分で、作品の価値を大きく作用する。
一方、直接表現は「論理的な表現」にしないといけないことも多い。 そうすれば、コンピュータというかロボットでも理解できるようになる。 ここは正しい文章にして欲しいので、「あぶないから、池の中に入ってはいけません」と柵に書くだけでは十分ではない。
「あぶないから、この柵の中に入ってはいけません」と書かないといけない。 池に入るのはダメだけれど、柵の中に入るのは禁止されていない、ということになるからである。 「池の中に入るのが危険」なのは用水池だから当然で、それを防ぐために、柵を越えると「池へ滑り落ちる危険性が大きいこと」を子供に注意しないといけない。
こういう非論理的な掲示が、うちの団地の用水地の柵にあるのを眺めるたびに、最近の「国語力の低下」は、子供だけでなく、大人の問題でもあるように感じる。
投稿者 tadashi : 01:06 | コメント (0)
2006年05月11日
営業活動開始
連休明けから業務が増えてきた。 今年のこれからの予定を考えるに「営業」の割合が多くなると思う。
昨今の大学は、入学者減少から高校および高校生へのPRが欠かせない。 国公立と違い、私大の状況をかなり深刻である。
去年は1教員として「出前講義」に1回出かけただけであるが、今年はそれ以上になりそうである。 それも「講義」というより、「受験して頂戴」という「営業活動」として。
投稿者 tadashi : 08:43 | コメント (0)
2006年05月10日
人さまざま
新しい職場で1年ちょっと過ぎた。 1年間はすべてが初経験だったが、大学という枠は同じなので、とまどうようなことはなかった。 前の職場との「違い」もあったが、それは私学ならではの特徴と理解できた。
今年は4月から2学科兼務になり、また別の意味での「違い」を経験し始めたところである。 それは、新学科ゆえの問題でもあるが、組織は結局「人の問題」であり、構成する人の違いに起因する。
また、しばらく慣れるまで時間は必要であるが、新学科では主任なので、会議で寝ているわけにはいかない。
「文化の違い」といってみたが、この春会社から来られた人にとっては、「文化の違い」はかなりのものみたいである。 それに比べると「同じ穴のムジナ」の話にすぎない。
投稿者 tadashi : 01:46 | コメント (0)
2006年05月09日
けっこう暑い
ここのところ急に気温が上がって、けっこう暑い。 エアコンは集中管理型のため、まだ入らない。 昨日も汗をかきながら、1日忙しく過ごした。
これで食べなければダイエットになるのだけれど、そうもいかない。 「ガソリン価格」と同じで、「体重」も高値安定のまま。
年頭の目標の1つは全然達成されていない。
来週の「健康診断」が怖い。
投稿者 tadashi : 00:47 | コメント (0)
2006年05月07日
新緑の候
我が家の庭の紅葉にも緑の葉っぱがつきました。
2階から撮った写真です。
投稿者 tadashi : 18:42 | コメント (0)
2006年05月06日
まだ谷間?
久しぶりに出社(?)した。 たまっていた仕事を片付けたが、いつもの土曜日のように静かだった。
帰りの山陽道も混んではいたが、広島付近は十分車は流れていた。 明日はもっと混雑するかも知れない。
投稿者 tadashi : 16:55 | コメント (0)
2006年05月05日
情況の報知
敵の「情況を報知」せよ、というスパイの教科書が「情報」の語源といわれる。 明治時代の話で、フランス陸軍の指導書の訳だから、まぁ仕方がない。 現在、「報知」という言葉が使われるのは、新聞名ぐらいか。
語源は別にして「情報」という言葉は定着した。 コンピュータ処理の意味で「情報処理」という言葉も使われだして、1960年代に日本にも情報処理学会が誕生した。 今となっては、「情報処理」は限定された意味になっていて、いい学会名称ではない。
「情報工学科」が日本に誕生したのは1970年で、京大はその老舗。 日本語としては、すっかり定番となった学科名が36年遅れで今年広島工大に誕生した。 情報後進地域(?)の中国地方ならでは、である。
さてその英語名は Computer Science になっているが、「工学がサイエンスか?」という人がいる。 それに対しては、英語は国外向けだから、スタンフォードやカーネギーメロンと同じ「Computer Science でいいんですよ」といっている。 ついでに「中味は全然ともなっていませんが」とも付け加えて。
「情況の報知」にこだわるより、アメリカのように「コンピュータ」という言葉を使うほうがいい、と昔から言っている。
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電子・光システム工学科(現在2年生以上は兼務)は、来春から「電子情報工学科」になる。 この英語名は Electronics and Computer Engineering だから、情報工学科の Computer Science とバランスはとれている。
情報工学科、知的情報システム学科、健康情報学科の3つは、工学部ではなくて「情報学部」に属す。 この英語名は知らされていないが(というのも妙な話だが)、推測するに Faculty of Informatics かな? 今度、情報学部長に聞いておかないといけない。
本務が情報学部で、工学部を兼務しているが、2学部にまたがっているという感覚はない。
2学科にまたがって勤務しているのは痛感するが。
投稿者 tadashi : 05:30 | コメント (0)
2006年05月04日
サイワールド?
仮想現実感を実現するなら「コンピュータの世界」が最適。 デジャヴは静的な世界であるが、サイパーワールドでは「動的な世界」つまり「進化する世界」を実現できる。 「たまごっち」もその1つであるが、インターネット接続ではない。 ディスプレイも小さいから、その気になるのは興味のある人だけ。
韓国ではサイワールド(Cyworld)で若者は夢を育むらしい。 「たまごっち」と違い、インターネットゲームの延長上みたいで本格的。 マジになるのはお国柄か?
徴兵制が若者に大きなプレッシャーを与えているのは確実である、
反日デモの映像は、その昔リショウバン(漢字変換では出てこない)を倒したときの映像と似ているなぁ、と思う。
投稿者 tadashi : 05:47 | コメント (0)
夢で見たような
初めて見た景色なのに、「夢で見たのと同じ」なんていえれば「詩」になる。 デジャヴ(「仮想現実感」と訳す?「既視感」が直訳だが)という感じ。 デジャヴはフランス語で、デジャ(既に)ヴ(見た)というような感覚であるが、本当に見たのではなく「初めて出くわした時」に使われる。
どうも夢に出てくる景色はハッキリしないので、「夢と同じ」というセリフは無理。 しかし、「想像していたことと同じ」という意味で、デジャヴというセリフを使いたくなることは無いでもない。 しかし、どこかしっくりこないでいる。
逆に、「見たはずなのに思い出せない風景」は数多くある。 忘れてしまっていることが殆んどであるが、中には「行ったはずなのに見たような記憶がない」というものもある。
その1つが米沢。 思い出そうとしても「見た記憶がない」から始末が悪い。 「行ったはず」というのは、院生時代に東北支部の大会があって発表もしたから。
前夜は麻雀のため眠ってなかったため、車で連れて行ってもらい途中は寝ていた、というのが真相。 そのせいか、時々、米沢の景色が夢に出てくるのである。
米沢にもう一度行って、デジャヴを確かめたい、と思っている。
投稿者 tadashi : 00:06 | コメント (0)
2006年05月03日
夢の不思議
「夢を何故見るか?」についてはフロイドの説がよく知られている。 それはそれとして、夢は不思議で、大体いつも「脈絡のない変なストーリー」を持っている。 登場人物どおしの関係も無茶苦茶で、「なんであいつがこんなときに出てくるんか?」ということも多い。
そしてクライマックス(?)では、なにかを話すことになるが、話す言葉は日本語だけではない。 英語のこともあるが、時にフランス語もしゃべっている。 この場合、旅行の場面が多い。
一生懸命フランス語でしゃべっているのは滑稽であるが、本人は真面目に何かを説明している。 列車の車掌に事情を説明しているのであるが、フランスの列車ではなく日本の列車みたいで、フランス語をしゃべる理由はなにもない。 このへん論理的でないのが夢の特徴である。
夢の終わりには、いつもテレポーテーションが起こって、窮地から解放されメデタシメデタシとなる。
投稿者 tadashi : 01:05 | コメント (0)
2006年05月02日
オリジナリティ???
気温は低めみたいと2日まえに書いたが、昨日は一転して夏到来。 おとなしく家で査読論文を読んでいた。 国内の英文誌へ外国からの投稿であるが、今回は半導体デバイスおよび回路分野である。
二年まえの IEEE のVLSI ジャーナルの時は、量子コンピュータの話で回路だけれどアルゴリズムが中心。 今回は量子コンピュータではないが、英文誌Cで半導体回路構成なのにアルゴリズムが中心。
依頼される筋は、昔の量子化機能素子の委員会の先生方で、私が「デバイスや半導体回路のわかるコンピュータ屋」と勝手に識別されている。
それはそれで有難いのだが、依頼される論文はいつも「クセ」のある論文。 日本人が書きそうにない論文ともいえる。 日本人の「クセもの」といえば元木だけれど、外国人の「クセもの」は一味違う。 オリジナリティがあるといえばあるが、???という感じ。
IEEE のジャーナルの時は3人査読で、3人中私が一番辛かった。 この手の論文には、半導体デバイス屋さんの査読はやや甘めかな、と感じた。
今回は「大型連休期間中の特別サービス」とするか、セブン・イレブンなみに。
投稿者 tadashi : 01:27 | コメント (0)
2006年05月01日
今日の運勢占い
TVやラジオでは、誕生月とか血液型とかで「その日の運勢占い」が放送される。 それはそれで、ご勝手に、という以外にない。 そういうグループ別の判断には興味がない。
昔は「茶柱が立つと縁起がいい」と云われたが、これは根拠がないらしいが、「個人ごとの判断法」の一つにはなる。 私のオリジナル(?}は、これに似ているが、お茶ではなく卵を使う。
毎朝、「ゆで卵」を食べるが、卵の皮を薄皮も含めて綺麗にむけた日は、「今日はうまく行きそうな気がする」のである。
卵の皮がうまくむけなかった日は、「運が悪いから運転には気をつけよう」ぐらいの効果はあるが、じつは30分もするとすっかり忘れてしまっている。