ホーム>作品>(1)>(2)>(3)>(4)>(5)>(6)(6’)>(7)>(8)>(9)>(10)>(11)>テーブル傍に置かれた物
「ぶどう酒のグラス」のひとつのポイントは、このテーブルの傍に置かれた色々の物でしょう。白いデカンダはさることながら、楽器(シターン)が置かれてます。Catch eyeしてみると、イスの上には紺色のクッションや帯?などもあります。テーブルの上には、雑誌と楽譜があるみたいです。このことから、(この二人は結構長い時間ここで過ごしたのではないか)と思えます。「ちょっと一服、ワインでも飲みませんか?」と勧めたのでしょうか?
マウスポインタを写真の上に載せてみてください。
普通に観られます。
「媚薬と音楽の結びつきは・・・」(⇒VERMEER・音楽の力・36ページ)と記載されています。事実、この作品で用いられた楽器と白いデカンデの組み合わせは、フェルメールの作品の中で、「音楽の先生と少女」の作品でも描かれ、意味深に拡がって行ってます(⇒フェルメール作品の共通点GとJ)。ワインを飲まないと、音楽できない???
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