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2010年04月29日
台湾解放はいつ?
香港はイギリスの租借終了で中国に返還され、1国2制度でなんとかやっている。 しかし、台湾はそうはいかない。 もともと、蒋介石が本土から逃げて来て台湾に中華民国をつくったが、中共(中華人民共和国、いまの中国)が承認されるまでは、中国を代表していた。
現在の台湾が維持されてるのはアメリカの後押しがあるからで、アメリカが手を引くと中国併合は時間の問題になる。 これを中国側からの表現では「台湾解放」となるが、早ければあと20年くらいのような気がする。 中国とアメリカの国力の比較の問題だけど、アメリカが医療改革など国内問題を重視していると財政悪化がさらに進み、面倒を見切れなくなるだろう。
今回の中国艦隊(潜水艦)の宮古島通過は、一部からは「日本の近くを通ってけしからん」と云う声があがっているが、それ以上に、「台湾の東側を南下して南シナ海へ向かったこと」に大きな特徴がある。 これは「台湾は我が領地である」というデモンストレーション以外のなにものでもない。
(なんども書いているが)中国は台湾解放のあと「琉球独立」を言い出す、という覚悟が日本人に必要である。 沖縄の基地問題は現在の問題にすぎず、将来の「アメリカの衰退にどう対応するのか」の議論を始めるべきであろう。
投稿者 tadashi : 05:47 | コメント (0)
2010年04月27日
2020年の日本は?
「語る仁墜ちた話」が多過ぎるので、話にならない。 物事を見極めるには「過去」、「現在」、そして「未来」を見ればいい。 「未来を考える力が国民にもその代表者にもない」のが、日本の現実である。 堺屋太一(未来小説2020年)の予測どおりになるだろう。
2020年、日本の若者は大学は出ても就職のために中国へ行かなければならない。 なにも手を打たない政権では1ドル240円。 これだけなら80年代でもあった(し、昔は1ドル360年)。 しかし、問題は対元での円の大下落。 「元の襲来」は鎌倉時代の再現、こんどは「経済的襲来」である。
10年先の話だけど、2014年(第一次大戦開始の100周年)ごろになると、信憑性を帯びてくるだろう。
投稿者 tadashi : 08:02 | コメント (0)
2010年04月25日
recursion vs incursion
ベルギー(リエージュ大学)のDubois先生の話は incursion の先の hyper incursion にまで行ってしまう。 未来予測のための数学モデルの話であるが、そういう視点から見ると、recursion(再帰)は古典的な数学モデルになる。
離散数学は「コンピュータのための数学」と位置づけて、PC演習を入れるようにしているが、プログラミングの授業ではないので、PC演習は30分以内にしないとまずい。 そういう制約もあって、Cプログラムは再帰プログラムを中心にしている。
リエージュの国際会議は「recursion vs incursion」の議論ですむが、ベルギーという国家となると「オランダ vs フランス」という対立になる。 この対立については過去に何回か書いてるので省略するが、つい数日まえにもベルギーの首相がこの対立で辞任してしまった。
ベルギーはややこしい国である。
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shellのプログラムをTeblogに載せた理由は、「renandiにたくさん載せるとややこしくなる」という理由と、もう1つは、エラーが出てしまう、という理由。 CプログラムはOKだけど、shellの場合、最初にdirectoryを書いてるのがまずいみたいである。 このへん管理者(か提供先のUnisys)に聞いてみないとわからないが、renandiにあえて載せる必要もないだろう。
投稿者 tadashi : 05:36 | コメント (0)
2010年04月24日
shellプログラム(階乗関数)
~余裕のある人向けのオプション~
投稿者 tadashi : 07:24 | コメント (0)
再起してほしい
昨日の離散数学、ちょうど再帰式の出てくるところなので、階乗(!)関数のプログラムを書いてもらった。 1*2*・・・*n をループで処理するプログラムを与えて、これを再帰式 f(1)=1, f(n)=n*f(n-1) に書き換えるもの。 再帰(リカージョン)の第一歩だけど、「わかりません」という学生さんは毎年1割くらいいる。 演習結果を見ると、今年も同程度だった。
ループとリカージョンの相互変換は、1970年代にすでに「理論的には可能」が証明されている。 しかし、現実的にはそれぞれスマートな表現が要求されるため、複雑な問題では頭を痛める場合も多い。 離散数学の学生さんの場合は、「時間内にCプログラムを書く」という環境なので、30分程度で書ける短い問題にしている。
QuickSortを理解するのは大変だと思うけど、離散数学では簡単な問題ばかりなので、早く再起(再帰)してほしい。
投稿者 tadashi : 05:55 | コメント (0)
2010年04月23日
Elleはどう読む?
Elleはフランス語ではエルと云い、3人称単数の「彼女」のこと、女性週刊誌でも使われている。 ところが、これを「エルレ」と読ませるバンド(エルレガーデン)がある。 なんせ、Glay(2文字目がrでなくてl)とかGreeeenとか、スペル無視は当たり前の連中だから、とやかく云っても仕方がない。
彼らの2005年のアルバム(4つ目)の中の「虹」に出くわした。 単純なメロディ、コード展開だけど、心地よい。 もっとも、「虹」で連想するのは L'Arc en Ciel (空にかかるアーチ、すなわち、虹)だけど、最近あまり聴かないが、まぁ知っている。 「エルレ」は初めて聴いたのである。
若者との共通集合の変遷は、サザン、ミスチル、バンプ、ぐらい。 あんまり気が向かない場合は、ムリしないようにしている。 エルレは「虹」以外は知らないし、これだけで十分。 すぐ、エルビスみたいなナツメロに戻るので、たまには若者の曲を覗くのもいいだろう。
現在活動中止してるらしいが、それも知ったことじゃない。
投稿者 tadashi : 20:07 | コメント (0)
2010年04月21日
Twilight in Takaya
黄昏よりピンクとブルー、時にはこういう夕暮れもあります。
投稿者 tadashi : 16:46 | コメント (0)
2010年04月20日
やや嵐は嵐か?
「AならB」あるいは「BならA」の定義を緩める論理もある。 ファジイ論理もその一例。 「やや嵐」なら「嵐」、としたいなら、それはそれでいいのである。
真面目な話としては、「自衛隊は軍隊である」という例もあるが、機能不全な自衛隊を軍隊という識者はいない。 イスラエル国防軍(IDF)は、名称は Defense Forces と自衛隊みたいな表現だけど、「軍隊」そのもの。 軍事力が中東では群を抜いてるのは周知のとおり。 核武装もしてるらしい。
名称なんてアテにならないから、中身をよく見る以外にないが、「やや嵐」はよく出来ている。
投稿者 tadashi : 11:35 | コメント (0)
逆は必ずしも真ならず
「AならばB」が真であるとき、「BならばA」は真ではない。 命題が真であるとき、逆命題は真ではない。 この「真ではない」というイミは「必ずしも成立しない」というイミであるため、多くの場合は「BならばA」も成立することが多い。 「1円アルミ貨は1円である」が真のとき、逆命題の「1円なら・・・」は他にもあるから「1円は1円アルミ貨である」は真ではない。 「逆は必ずしも真ならず」という意味だけど、論理数学では「真でない」あるいは「偽である」と決めつけてしまう。
ここを出発点にしないと「対偶は真なり」も成立しないし、「背理法」という証明手段も使えない。 しかし、現実の社会はこういう堅い論理で動いてはいないので、にわかに信じられないという人もいる。 離散数学における「論理数学」は15回中の1回だけなので、「論理数学ではこうですよ」という以外にない。
先週の講義のあとの演習結果を見たら、100人中4人はまだ信じられなかったみたい。 4%だから仕方ないかな、、、
投稿者 tadashi : 05:01 | コメント (0)
2010年04月18日
3, 3, 1, 3 この数列は?
今朝まで4日間の早朝の気温である。 昨日(4/17)土曜日の高屋は1℃、東京でも雪だったようだけど、一番冷え込んだ。 4月中旬にしては異常と云わざるを得ないが、アイスランドの噴火はもっとすごい。 200年ぶりらしいが、地球ではたまには起こることと考えるべきだろう。
ヨーロッパでは、飛行機が飛ばなくなって混乱しているが、昔(1989)火山の噴火の影響を受けたことがある。 BA(British Airways)でロンドンからアンカレッジ経由で、大阪まで帰るときのこと。 経由地のアラスカの火山が噴火して、アンカレッジ空港は封鎖されてしまった。 飛行機は代わりにシアトルに降りて給油。 そのため、大阪空港(伊丹)の夜の制限時間(9時)に間に合わなくなり、成田へ到着、1泊して大阪に戻った。
この程度の影響なら大したことはないが、今回は大きな影響を受けてる人も沢山いるだろう。
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予想以上に被害は大きく、まだ飛行中止が続いている。
投稿者 tadashi : 05:42 | コメント (0)
2010年04月17日
バンプ限界説
昨夏オープンキャンパスで「バンプは限界じゃないか」と云ったら、「そんなの関係ない」と不満な高校生がいた。 「音楽的に進歩がない」ということを進化計算(?)として説明したが、フアンとしては「余計なことは云わないで」ということだろう。 バンプが2007年末にオービタル・ピリオドを出したときに、つぎのように書いた。
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(2007.12.23の抜粋)
ユグドラシルから3年4ヶ月経ったが、進歩はない。
バンプをミスチルと比べるとよくわかる。 どちらも詞はよく出来てるし、メロディもいい。 しかし、ミスチルも当初のクロスロードなんかはメロディの心地よさだけだったが、 Tommorrow Never Knows では大きく脱皮した。 バンプにもそういうのを期待したけど、それはなかった。
プラネタリュームなら、昔の天体観測のほうが「まし」である。
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もっとも、昔書いたことと同じことを書く私も進歩が止まっている!
「左脳」のことを続けて書いたので、「右脳」のことを書きました。
投稿者 tadashi : 06:10 | コメント (0)
2010年04月16日
連続体仮説
可算濃度よりも大きい最小の濃度は連続体濃度(実数の濃度)であろうという仮説が連続体仮説である。 「なんのこっちゃ?」と思うかも知れないが、可算の数(自然数のような数)の「すべての部分集合」の集合をつくると、実数の濃度と等しくなる。 これを「アレフ数」という。
この話はブログで書ききれるものではないが、数学のもつ「モデル」には哲学的なものを感じるし、ここに数学の値打ちがある。 もちろん、「離散vs連続」のテクニックとしてはシャノンのサンプリング定理があるが、それは一例にすぎない。 これは「終わり」でなく「始まり」と考えるべきで、先人を乗り越え、もっと先へ行く努力をすべきであると常々思っている。
「アレフ」という名称は、オウムが名前を変えた集団の名称にも使われている。
投稿者 tadashi : 23:13 | コメント (0)
2010年04月15日
離散vs連続
「離散数学」を始めるまえに、これまでの数学との違いを簡単に説明したpptファイルです。
離散は途切れ途切れの数ですから、連続な数である実数とは違います。 離散な数は順番にカウントできる数(「可算な数」という)ですが、実数は可算な数ではありません。 この証明には「背理法」(結論を否定して矛盾を導く方法)を用います。
コンピュータ内部の数は「離散」ですから、「実数」を表現するために「近似」を用います。
数学の世界では、離散な数1づつに「近傍」という広げた範囲をつくり、連続のように見せかけます。 これを「コンパクト化」と云います。 数学的には「コンパクト」の概念が「デジタルとアナログ」を結ぶ基本です。
投稿者 tadashi : 11:21 | コメント (0)
2010年04月14日
冬に逆戻り
今朝の高屋は0℃という予想もあったが、実際は3℃、だけど寒い。
投稿者 tadashi : 07:33 | コメント (0)
2010年04月13日
アメリカの圧力に屈しない
のがベスト、と云ってるのが中国。 「元の切り上げ要求」に屈してしまうと、せっかくの経済成長を止めてしまうから。 先週(香港の)中国人の討論会を見てたら、「日本は、アメリカの圧力に屈して円を切り上げて以来、経済が停滞してしまったじゃないか!」と云う発言をしていた。
日本はアメリカの準州みたいなものだから、日本国内では議論にもならない。 要人がちょっとでも円安誘導の発言をしたら、大きな波紋を生んでしまう。 アメリカべったりだと、どうしようもない。
固定相場みたいな状態は厚かましいけど、しばらく前までは日本からのOECDをもらってた厚かましい国。 いつになったらマトモな国になるのだろう。
投稿者 tadashi : 19:06 | コメント (0)
2010年04月12日
誤魔化しのテクニック
気候は不安定そのもの。 初夏かと思えば、また冬に戻る。 水曜日は「雪かも」という予報もある。 数日程度の天気予報はよく当たるから、要注意である。
いろんな話には「裏」があるが、学校では「表」しか教えないし、「不都合な真実」には触れない。 理由は簡単で、話出すといつ自分に戻ってくるかわからないから。 つまり、世の中には欺瞞が溢れていて、日常生活がなんらかの意味で関連している。
「お客さまにはユニバーサルサービス料(8.4円<税込>/月)の負担をお願いしています。」
と昨夏から契約してるEmobileの毎月の請求書に書かれている。 加算されるお金の説明であるが、「電話債券」なんて今の若者は知らないから、説明されてもわからないだろう。
こうやって、「薄めて誤魔化すテクニックもある」ということを若者は知ってほしい。
投稿者 tadashi : 18:53 | コメント (0)
2010年04月11日
感心したお話
昨日(4/10)毎日新聞の小さい記事をなにげなく見てたとき、「弟44回迢空賞に坂井修一が選ばれた」とあった。 それほど目立つ記事ではないし、「歌の世界」にはうといから、そのままにしていた。 しかし、「坂井修一」という名前は心に残っていた。
何故なら、電総研、筑波大を経て現東大教授の同姓同名の人をよく知ってるし、最近は、コンピュータアーキテクチャの講義には彼の本を教科書として採用している。 「もしかしたら?」と思ってネットで調べてみたら、同一人物だったことが判明した。 アホな東大生がTVに出てるけど、こちらはホンモノである。
「歌でも食えるけど東大教授もしてます。」というなら格好いい。
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工学分野の業績はすべてカットした「歌での実績」を追記に載せます。
コメントを1つ頂いています。
1958年、松山市に生まれる。
1978年、短歌結社「かりん」入会。
1987年、歌集『ラビュリントスの日々』で現代歌人協会賞を受賞。
2000年、歌集『ジャックの種子』で寺山修司短歌賞を受賞。
2006年、歌集『アメリカ』で若山牧水賞を受賞。
2007年、『斎藤茂吉から塚本邦雄へ』で日本歌人クラブ評論賞を受賞。
2010年、歌集『望楼の春』で迢空賞を受賞。
歌集・歌書 [編集]
第一歌集『ラビュリントスの日々』
第二歌集『群青層』
第三歌集『スピリチュアル』
『塚本邦雄秀歌百選』
第四歌集『ジャックの種子』
第五歌集『牧神』
第六歌集『アメリカ』
『斎藤茂吉から塚本邦雄へ』
『現代短歌文庫 坂井修一歌集』
第七歌集『望楼の春』
評論集『世界と同じ色の憂愁』
投稿者 tadashi : 00:22 | コメント (1)
2010年04月10日
アンバランスな政策
高速を無料化あるいはそれに近い料金(2000円上限)にすると、アチコチから文句が出るのは当然。 JRは高速を下げるのに反対してるが、話は逆である。 バランスをとるには、新幹線も同様に下げればいい。 フランスの高速は日本の1/3で、これに見合うくらい新幹線も安い。 というか、新幹線(TGV)の指定料金が少しかかるだけで、日本のように通常料金の倍になったりしない。
どうせ高速道路の償還も適当にやるはずだから、新幹線は高いから儲かってるのをやめて、安くすればすむ話。 運賃および運送費をトータルに見直すのが先決で、高速を下げるだけで解決になるはずがない。 「民主党もアホが多い」というのを露見している。
前原なんかマトモそうだけど、なぜ気がつかないのか不思議でならない。
投稿者 tadashi : 14:37 | コメント (0)
2010年04月09日
金曜は非常勤で勤務の日
2010年度も広島工大(非常勤)で講義をしますが、
今日(4/9)は大学のLMS(Renandi)に手違いがありました。
学生さんのほうが「資料のダウンロード不可」だったため、
急遽Teblogをファイル転送のために使用しました(が、すべて削除ずみ)。
投稿者 tadashi : 14:57 | コメント (0)
今思えばウソみたい
本やら書類やら勤務先ではドンドン捨てたけど、家ではまだその整理が続いている。 時間のかかる理由は、捨てるまえに見るからで、見るとつい読んでしまうから。 昨日の夕方も、KDD研究所のI さんのインターネット誕生時代(1985年)の記事を読んでしまった。 I さん自身はよく知らないが、記事には知ってる人が沢山出てくるし、つい当時を思い出してしまった。
回線はKDDを使わないとアメリカとは通信できないし、KDDはそれを商売にしてる会社だから、大学の先生だからといってタダで使わせるわけにはいかない。 このへんのいきさつは、一番の当事者が苦労したことがよくわかる。 広大時代でも、最初はそれなりにちょっとしたことがあったからである。
先端的に世界につながってる大学に接続させてもらわないと、ネット接続(Bit Net)ができない。 一番近かったのは京大だけど、そこまでは専用回線代が200万円/年だったか必要。 1研究室では大変なので、いくつかの研究室で出し合って60万円くらいの負担でつないだ。 カナダ帰りのY先生の強いプッシュがあった、と記憶している。
こんなことをしてると、身辺整理はいつ終わるかわからない。
投稿者 tadashi : 00:12 | コメント (0)
2010年04月08日
発表するには「新鮮さ」が必要だけど
スペースシャトルの話も度重なると、食傷気味になる。 学会の論文発表もそうだけど、なにか「新鮮さ」を言わないといけない。 ママさん、とか日本人2人とか、マスコミも苦労している。
アポロ計画の頃は、とにかく景気がよかった。 モノクロ(でコマ落とし)TVの実況も見た。69年に月へ行った3人(アームストロング、コリンズ、オルドリン)の中では一番知られていないが、オルドリンさんの講演を聴いたことがある。 リエージュ国際会議の特別講演で、99年だったと思う。 「人生観が変わる」らしいけど、月は見るだけで行ったことがないから、「そんなものかな」と云う以外にない。
一昨日、昨日と(再放送だけど)「ツェッペリン号による世界一周旅行」を見た。 午前10時からだから、これまでは見れない時間帯の放送である。 2009年オランダ製で、20人の乗客中の唯一の女性の視点からの制作。 1929年の話なので、時代背景が興味深い。 独仏国境のヴェルダン上空は第一次大戦の激戦地。 しょっちゅう車で走っているところである。 ドイツはナチスだし、ソ連はスターリンの時代。 もっとも、スターリンのほうはまだ駆け出しのころであった。
21世紀も10年目になるけど、歴史に残るようなプロジェクトは出て来ていない。
投稿者 tadashi : 05:22 | コメント (0)
2010年04月06日
やっと桜が咲きました
賀茂大地(東広島)の桜は広島市内より一週間ほど遅れます。
我が家の隅っこにある1本しかない桜(2階から撮影)です。
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4/4の「教育について2」に思いがけない方からコメントをいただきました。
昔大変お世話になった方です。
4/3の 「捕まった」で検索すると にも(別の方から)コメントをいただきました。
「ふんまんやるかたない」という思いでしょう。
投稿者 tadashi : 08:29 | コメント (0)
2010年04月04日
教育について2
学生さんの授業に対する姿勢として、(1)好きな分野だから勉強しよう、というのが最適だけど、(2)好きではないけど勉強しよう、なら十分である。 「勉強しよう」という姿勢があれば、教えるほうとしては十分やりがいがある。
問題は、(3)好きでないし勉強する気もない、というタイプである。 初めから「勉強したくない」のではないかも知れない。 「わからない」から「勉強したくても勉強できない」というのもいる。 「難しすぎる」のである。 まぁ、こういう授業科目をもった先生は大変であるが、授業科目として設定したら仕方ない。 こういう科目は基礎科目に多い。
教員は、専門基礎科目ぐらいまでは、どんな科目でも担当できないといけない。 とくに必修科目とするなら、「教員にも必修」でないとオカシイ。 自分がわからない科目をひとに勉強しなさい、というのはオカシイからである。
便宜的は解決法は「すべて選択科目にする」しかないだろう。
投稿者 tadashi : 00:47 | コメント (1)
2010年04月03日
「捕まった」で検索すると
5年間で最大の「失敗」である。 2007年9月で恒例の「高屋BBQパーティの数日まえ」という記憶はある。 「捕まった」で検索してみたら、外国で捕まった話ばかりだけど、2008年7月に「去年捕まったのも月曜日だったし・・・」と書いていた。 BBQは第2金曜日のはずだから、「2007年9月の第2月曜日」が該当する日ということになる。
一番の敗因は「不注意」である。 覆面が走ってることは承知してたけど、トラックとトラックの間で3台くらい走ってた中の覆面に気づかなかった。 それ以降は注意深くなり、2度目の「失敗」はしていない。 番号(複数)も覚えたし、時間帯、出現場所、捕獲パターンも熟知(?)している。
毎年「国外免許」を発行している。 免許証の裏にペタペタ判子が押されてるの見て、発せられた最初の言葉が「あちらではいいんでしょうが、、」だった。 当時流行ってた言葉では「欧米」だと思うけど、おまわりさんからみれば「あちら」だった。 いくつかのやりとりのあと、最後に私が云った言葉は「ご苦労さんでした」。 業務に対して素直に思ってる言葉だけど、皮肉に聴こえたかもしれない。
安全に130Kmで走るのは、「あちら」しかない。
投稿者 tadashi : 02:43 | コメント (1)
2010年04月02日
教育について1
5年間長距離通勤が出来たもっとも大きい要因は、「教育好き」だから、と格好いい表現をしてしまった。 もう少し正確な表現をすると、「いろんな目線から教育をするよう試みる」ということに大いに関心を持つようになり、それを実践したいという気持ちが大きくなった。
これは1995年ごろから、前大学ですでにその兆候はあった。 コンピュータの授業を2,3回したところで、ある学生さんからメールが来た。 内容は「さっぱりわかりません。」というものだった。 いわく、「マイコンとは?」とか「メモリとは?」だった。 メールが普及し始めた時期だったけど、それぞれ数行で回答をして「それでもよくわからないなら、直接質問しなさい。」とも書いた。
しかしそれは、「次回から出席しなくなった」という残念な結果だった。 前大学には5課程あって、その学生にとっては選択の授業だったので、「もうやめた」と解釈できたが、「いままでどおりに授業はできない」ということを考える第一歩だった。
投稿者 tadashi : 03:07 | コメント (0)
2010年04月01日
今日からフリー
「フリーになった」というと聞こえはいいが、「無職になった」と同義語である。 Emeritus Prof.(名誉教授)という称号も2つになってしまったが、これは使いたくない。 不祥事を起こしたときに、無職では面白くないから、使われるぐらいだろう。 前大学では「長年勤務により」だったけど、昨日まで勤務した大学では「要職にあったから」という理由。 5年しか勤務してないのに名誉教授をもらったのは、ほかの人に悪いような気がしてならない。
これは棚上げにして、「My Way を進むつもり」である。