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2010年10月30日

ワンセグPCも悪くない

地デジTVは17〜19インチで見ると、オーバースペックだから十二分にきれい。
しかし、「アンテナの存在」が前提になる。 我が家のケーブルTVの受け口は3か所だけど、ケーブルの延長は数メートルが限界なので制約もある。  この辺でも、ケーブルTVのない地域では「地デジ電波がよく届かない」という噂もある。 

パーソナルなら、PCにワンセグ・チューナー(5千円程度)をつけるという手もある。

OneSegPC.jpg

1年ほどまえから、ワンセグPC(上の写真)も時々見ている。 最大の特長はUSB端子にフラッシュサイズの装置と「数センチのアンテナ」ですむので、屋外アンテナは不要である。 TV電波は届かなくても携帯電波は届くからである。 高屋のように西条から山ひとつ入って、「TV電波事情の悪いところ」には向いている。 ただし、地デジとは反対に、ダウンスペック(携帯サイズ)を拡大するので「甘い画像」になるが、ニュースを見るくらいなので、まぁ許容範囲にある。

7インチくらいのDVDプレイヤーにワンセグをつけてるのも、ちょうどいい画面サイズだからだろう。

投稿者 tadashi : 08:45 | コメント (0)

テレビvsパソコン

テレビの映像信号は1本の線(アースも入れると2本になるが)にまとめられているので、コンポジットという。 このコンポジット信号には2種類、NTSC(アメリカ)とPAL(フランス)がある。 日本のTVは(アメリカの支配権にあるので)NTSC、後者のPALはヨーロッパ標準である。 ヨーロッパで流通しているビデオテープを買ってきても日本では見れない(が土産物屋ではNTSCもちゃんと売っている)。

一方、パソコンのほうでは3本の線でRBGの3色を使う。 昔チップレベルから自作したパソコンのVideo-RAMから大きなTV用ディスプレイにつなごうとしたとき、RGB分離のあるのをなんとか見つけて使っていた。 最近の大型TVには大体パソコン入力がついてるので、あまり苦労はいらないが、、、

逆にTVやビデオのほうからパソコンのディスプレイにつなごうとすると、RGB3色へ変換してやる必要がある。 パソコンではTVの信号のようにコンポジットにしておく必要はないから、そういう端子は設けていない。 そのため、「NTSC to RGB のコンバータ」が必要になる。 これを以前から、コネクタ関係のネット販売で知ってたところから購入した。 別に地デジTVをつくるだけでなく、ほかの用途のためにもあってもいいかな、と思ったからである。 ただ、PALからRGB 変換も可能なオーバースペックの変換器なので、若干高い。

スペックに興味があれば、PDFを見てください。

Download file

投稿者 tadashi : 01:14 | コメント (0)

2010年10月29日

超格安な地デジTV

地デジチューナー4千円と倉庫からカンバックさせたPC用ディスプレイ(17インチ)を組み合わせた。
この手のディスプレイなら、新品でもプリンストンあたりで1万円くらいで手に入るので、(見かけ上は)1万4千円で地デジTVが出来上がる。

ChiDeji2.jpg

ディスプレイのまえの黒いのがチューナー、左端の「小さい白い箱」がコンバータである。
発注していた「コンポーネント」はこのコンバータ、到着したので早速つないでみた。

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テレビの信号はコンポジット(NTSC)、一方パソコンのほうはRGB(アナログ)なので変換が必要になる。
このコンバータをケーブルダイレクトへネット注文したのである。 だから、チューナー4千円+ディズプレイ1万円のほかにコンバータ9千円が必要で、実際は2万3千円ということになる。

なお、ディスプレイはディジタルへ移行しているので、新品のディスプレイを買うときは注意しないといけない。

投稿者 tadashi : 00:39 | コメント (0)

2010年10月28日

冬到来

昨日の朝は高屋でも今季最低の5℃、日中でも15℃くらい。 冬ならふつうだけど、急激に下がったので寒い。 ここのところ動作不良PC2台のリカバリに追われてるが、それぞれ厄介な問題がある。

今日もう1日同じような気候になりそうだ。

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昨日書いたコンポーネント発注の件:
  ・・・・・前回ご注文商品の出荷日を11月8日でご案内しておりましたが
  ・・・・・早期入荷により10月27日出荷に変更になりました。  
というメールが来て、今日の夜到着に変更になった。

「どういう事情か?」は不明だけど、早く来るのに越したことはない。 

投稿者 tadashi : 05:41 | コメント (0)

2010年10月27日

レアアースだけでなく

昨日あるコンポーネントをネットで購入しようとしたら、つぎのようなメールが来た。

--------(中略)--------
商品はただ今お取り寄せを行っておりますので、全てのご注文商品の当社出荷は11月8日になります。 海外調達商品ですので通関状況や天候その他の事情により予定より遅延する場合もありますので、予めご了承ください。
----------------------

「通関状況」と云ってるのは「中国の状況」と云い替えていい。 製品として中国製とわかるのはハイアール、ラファイエなどまだ数少ないが、電子部品の中国依存も衣料品なみに多い。 Emobileの製品はHWという中国製だし、パソコンのコンポーネントもほとんど台湾から中国本土に移行している。

ネットで発注したコンポーネントの場合、キャンセルしないで「中国のペースに合わせて」気長に待つことにした。

投稿者 tadashi : 07:52 | コメント (0)

2010年10月26日

ウォークマンよ、さらば

ソニーが数日前にウォークマン終了と云ったけれど、「とっくに終了したもの」だと思っていた。 出始めの80年代初めはまだカセットテープの時代、マイクに加えてFM録音機能のあるやつを愛用していた。 けっこう高価で3万近かったように記憶している。 おもな使い方は、海外でFM放送を録音して帰り、ネイティブなラジオ放送を聴いていた。 1983年にワシントンDCへ行ったとき、ある放送局が「007 Never Say Never Again」の映画の宣伝をしていたのは、今でも耳に残っている。

愛用のこのカセット機は、翌年不注意でなくしてしまった。 じつは、ポーチも当時パリで買ったブランド品を使っていて、それと一緒に仙台駅で紛失した。 N先生(現関学)に駅まで送っていただいたとき、発車時刻の迫った列車に急いだため、「ポーチが脇からすべり落ちた」のを列車に乗ってから気づいたのである。 あとでN先生も心配されて交番に届けてくれたけれど、戻ってこなかった。 届け出るとき、N先生から「テープの録音内容は?」と聞かれて、「安全地帯など・・・」と答えたのを覚えている。

あれ以来、90年代後半アメリカで、再生専用の超安いカセットウォークマンを買ったことがあるが、中国製だった。 そのあとMDウォークマンの時代になったが、じつは今でも8年まえの製品を時々使っている。 ただし、人前ではiPodを使い、MDウォークマンは家でこっそり使っている。

その後、ポーチもブランド品はやめて安物を使っているが、まだ紛失はしていない。 一度だけ、オックスフォード(イギリス)の店で忘れたけれど、すぐ気がついて取りに帰った。 店の人は「気がついて戻ってくるだろう」と思った、と云っていた。

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そういえば、90年代にCDウォークマンというのもあった。 これも家でホコリをかぶっているが動く。 出張に持参してた時期もあるがデカいのが欠点で、いつの間にか使わなくなった。

投稿者 tadashi : 16:09 | コメント (0)

2010年10月25日

朝5時台の羽田空港

haneda2010.JPG

国内線第2ターミナルのANA便は 6:25 の沖縄便から始まり、5分刻みくらいに目白押し。 広島便はしんがりの6:55。 加えてゲートが端っこの66でけっこう遠かった。 いつも隅っこに追いやられている。


投稿者 tadashi : 10:11 | コメント (0)

羽田行き初電車

Kamata2010.JPG

蒲田駅近くのホテルを朝5時に出たが、京急蒲田から羽田行きの初電車は5時19分。 ホームで10分ほど待っていた。 駅についた時点ではまばらだったが、だんだん人が集まってきたのと乗り換えの人とで、初電車はけっこういっぱいだった。

投稿者 tadashi : 10:03 | コメント (0)

2010年10月23日

ヤンキース敗れる

アリーグはレンジャーズが4勝2敗で優勝した。 MLBのポストシーズンは、PCの近くでBSをよくつけっぱなしにしていたので、両リーグの決定戦の流れがよくわかった。 アーリントンでの第1戦には、ブッシュ前大統領も観戦していた。 レンジャーズのオーナーがノーラン・ライアンであるのが、優勝の挨拶でわかった。

ナリーグは(日本と違って)ジャイアンツが優勢。 ワールドシリーズがアーリントンとサンフランシスコだと、当事者以外には盛り上がらないのでは?

投稿者 tadashi : 12:12 | コメント (0)

「AならばBなり」にもとずく正誤判定

1970年代にイリノイ大学のプレパラートさんの提案したモデルでは、「Aが正しいなら、Bの正誤を判定できる」が「Aが誤ってるなら、Bの正誤は不明」となる。 これは、「AならばBなり」の論理の自然な拡張になるので、広く用いられる。 今回の大阪地検の話はまさにこのモデルになる。

判定する側の人数 n が増えると、全体として「誰が正しく、誰が誤りか」を決める手数はどんどん増える。 計算理論の話としては「NP完全問題」になる(という論文も書いたことがある)。 法務省は、これを終止させるべく、グリーディなアルゴリズムを実行している。 「トカゲのしっぽ切り」という新聞の論調もあるが、こんなものだろう。 サムライ社会から140年後の日本の実態として。

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明日(24日)は東京へ行くことになった。 用事がすめば帰るつもりだけれど、最終便は満席なので月曜の朝1の便にせざるを得ないみたい。

投稿者 tadashi : 08:56 | コメント (0)

2010年10月22日

物言いと反論

湯崎知事の育休取得へ「はしのした」が物言いをつけたが、それに反論もしている。 まぁ、出たがりの「はしのした」だから仕方ないだろう。 県とか府の長も「経営者」だから、この2人の話は野次馬みたいに見てしまう。 部下から見れば、「自分が休んだときにスムーズに対応できるシステム」をきちんとつくってくれ、ということにつきる。

フランスでは高校生パワーがすごい。 「云うべきことは云う」というシステムが出来ている。 理由は2つつで、1つは「18歳成人」で、そのあとは大人。 高校生は「ほぼ大人」という認識がある。 もう1つは、高校を卒業できれば、誰でも大学生になろうと思えば成れる。 この詳細は何回か書いているので省略するが、学費はほぼタダ。 「国を背負う若者の教育費は国が支払う」というシステムである。

ただし、1年ごとに進級は厳密に行うので、次々と落第していく。 勉強しない大学生なんて意味はないから。 だから、1年修了で大学をやめてガソリンスタンドで働く、という人も多いし、そういうシステムだと納得している。

日本の場合、学士力とかなんとかいうくらいなら、大学修了可否を問う全国テストをやればいい。

投稿者 tadashi : 07:54 | コメント (0)

2010年10月20日

「育休」に感心

「年俸制」のつぎは「育休」と矢継ぎ早やに湯埼広島県知事、「知事として初物」を発表するのには感心した。 いずれも「民間なら当然」と云いたいのであろう。 何回も書いてるが、景気後退のデフレからインフレになるのが怖い。 とにかく、国および地方自治体に必要なのは「経営健全化」以外のなにものでもない。

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「育児休暇を男がとる」には抵抗を感じるが、これは世代の違い以外のなにものでもない。

投稿者 tadashi : 06:26 | コメント (0)

2010年10月19日

0歳からの育児

生後半年ぐらいから週3回、1年半から週2回、2歳になってからも、スクールに週1回通わせている。 朝8時から9時までに車でお迎えに来てくれて、夕方4時ごろまた連れて来てくれる。 1回2千円ほどなのでリーズナブルというか安い。 保育所通いみたいなものだけど、「スクール」という名前がついている。

このスクールは警察犬の教育が主な仕事で、家から3kmくらいの375をちょっと北のほうに昇っていく坂の途中にある。 あのイチロー選手の犬も扱ったことがあるらしい。 なんでこんな田舎のスクールに頼んだのか、という疑問はあるが、、、

通わせてるほうの立場でいえば、「喜んで行ってくれる」ので続けている。 公園やドッグランでもよその犬と遭遇するが、スクールのほうがそのチャンスは多い。 なんせ強そうな警察犬がいるところなので、「強いものには従う」という自然の摂理は身についている。 またトレーナーは上手く教育するので、少なくともトレーナーには従順である。

しかし、家に帰ると「猫可愛がり」してるので「お犬さま」に戻るが、それでいいだろう、と思っている。 人間のように成人したら「社会に出て独り立ちする」という必要もないから。

昨日は、このスクールに通っているハリー君の「3歳(人間では成人)の誕生日」だった。

投稿者 tadashi : 06:48 | コメント (0)

2010年10月18日

意外に健闘する県知事

広島県の湯埼知事、1年前は知名度はゼロ。 ただし、ほかの候補者もダメなのばかりだったで、消去法的に選ばれた。 あれから約1年、民間出身らしくけっこう精力的に仕事をしている。 とくかく赤字まみれの広島県。 県をなくすのが一番いいが、そうもいかないのが現実。

とにかく、赤字減らしが第一。 職員削減に加えて、「管理職以上の年俸制の導入」、当然だろう。 とにかく行政のムダが多すぎるが、議会の反対で挫折しないことを願う。

(2009/10/26)

世の中にはたくさん「不要なシステム」がある。 不要というか、ムダが多いのである。 同じ地域に、県立高校と市立高校という2種類の公立高校があること自体おかしい。 どっちか片方で十分。 行政単位で「県」があるにしても、規模は小さくていい。 

フランスの人口は日本の半分なのに、県は倍くらいある。 たしか90いくらかの県があるが、ほとんど目立たない。 グルノーブルはイゼール県にあるが、イゼールから連想するのは、イゼール川くらい、街中を流れる川だから。 広島市、東広島市、・・・だけで十分で「広島県」は、ただ分割したブロックの名前だけで十分。 国の権限移譲と同様、県の権限を市や町へ移譲しておけばいいのである。

そういうムダな組織の長を選ぶ選挙は、ムダの象徴そのものである。 コンビニのフリーターも名乗りをあげた(やめたけど)知事選挙。 全然関心はない。

TVの知事選挙のCMに栗原恵が出てくるけど、彼女が知事でいいのでは?

投稿者 tadashi : 18:26 | コメント (0)

2010年10月17日

日曜日〜本日は快晴なり〜

2010-10.JPG

家から200メートルほど行くと、こういう風景にも出会う。 このくらい団地は高い場所にあるので、下のほうが標高200m(賀茂大地)とすると推定250mほど。 これから冬になると寒くなる。


投稿者 tadashi : 13:38 | コメント (0)

仁川といえば

阪神間に住んでれば、仁川(にがわ)は「ピクニック」を連想する。 中学、高校あたりで「ピクニックに行く」といえば、阪急を西宮北口で乗り換えて数駅、近くには関学(関西学院)がある。

しかし、今やハブ空港の座は仁川だから、イン・チョンと読まないといけない。 成田のほかに羽田が国際空港としてクローズアップしてきたが、仁川には及ばないだろう。
それはそれとして、羽田の新しい空港ビル・オープンのころ東京へ行く予定がある。


投稿者 tadashi : 10:31 | コメント (0)

2010年10月15日

やや難攻・・・

1台故障したノートPCがある。 CD-RW/DVD-ROMのタイプだけど、これの蓋が焼け焦げてくっついてしまって、使用不可になっていた。 今日、それを強引にドライバーでこじ開けた。 蓋ははずれてしまったけど、なんとか動作した。

1年ちょっとまえに購入したもので、VistaをXPにダウングレードした廉価板。 ゴテゴテいろんなソフトが載っていて、起動に5分以上かかる始末。 再インストールCDが使える目処がついたので、午後まず7(セブン)を載せてみた。 これは動いたけれど、プリンタなど周辺が古くてダメ。 授業に使う場合はよかったけど、家では不都合なので再度XPの再インストールにとりかかった。

ところが今度はCDの読み込みエラーが生じた。 それも1時間近く経ったところで発生する。 2度試みて中止した。 やはり、CDの終わりのほうで読めなくなるみたい。 善後策を考慮中。

投稿者 tadashi : 17:47 | コメント (0)

2010年10月14日

まずは目出度い

チリ鉱山での地底からの帰還は首尾よくいってよかった。 

・・・・と、2階で昨日EmobileのノートPCから書いたが、途中でネット接続が切れた。
一昨日Emobileデータカード(という)の「交換」を電話で頼んでおいた。 それがさきほど到着したので、新しいのをセットして今試験をしているところ。 今回は問題なさそうだ。

投稿者 tadashi : 18:01 | コメント (0)

2010年10月12日

悪い奴は頭を使う(再考)

違法機器をつくるほうは、どのあたりにこの手の電話番号があるか、さえわかればいい。 パスワードは10進4桁なのですぐ破れる。 ・・・・・・・

と書いたけれど、ダミーとして1つは「契約」してる可能性もある。 この電話番号とパスワードは自分のやつだから当然わかっている。 これに販売した機器がアクセスできるようにすればすむ、という簡単な話かも知れない。

定額契約の場合でも、 Emobileは300MB/month以上はヘビーユーザとして制約をかけている。 ふつうに使った場合はこの1/10までくらいですむ。 だから10台くらいは1ヵ所にアクセスしても、バレないという手を使った可能性もある。

投稿者 tadashi : 16:09 | コメント (0)

ちょっとしたトラブル発生

1年ちょっと前から契約しているEmobileのネット接続、USBでパソコンに無線接続するタイプである。 インテルWiFi内蔵のパソコンが出るまえだったので、既存のPCにハード(といってもフラッシュと同じ大きさ)を外付けした。 ノートPCにセッティングはしたが、使用者は別。 さほどトラブルなく来たが、USB端子で回転できるタイプを使っていた。

その可動部分が逆に危うくなってきたのが、3週間ほど前。 昨日チェックしてみたら、ちょっと触れると接続が切れるようになってしまった。 ごまかしながら使えなくはないが、修理というか交換してもらうのがベターのようだ。

今、そのEmobile接続のノートPCでこれを書いている(が書き終わるまでは大丈夫だった)。

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先日、無線接続の違法機器の販売で大阪の業者が摘発された。 只でインターネット接続に接続するのが目的の機器である。 この手の機器は無線で接続会社のサーバーにつなぐ。 原理は携帯電話と同じで、各ユーザーに電話番号とパスワードが割り振ってあるが、PC接続の場合、フラッシュぐらいの端末に小さいチップ(電話番号内蔵)をくっつけるだけなので、個々のユーザに電話番号という認識はない。

違法機器をつくるほうは、どのあたりにこの手の電話番号があるか、さえわかればいい。 パスワードは10進4桁なのですぐ破れる。 それにほとんどのユーザーは定額契約をしているので、第3者に使われても料金上は変わらない。 こういう盲点をついている。

まぁ、「悪い奴はよく頭を使っている」という結論になる。

投稿者 tadashi : 06:59 | コメント (0)

2010年10月10日

ノーベル賞〜今朝の毎日新聞より〜

坂村 健さんは古くからの知り合いだけど、コンピュータ・アーキテクトとしてだった。 TRONあたりまではその延長線にあったけれど、最近では、隔週ぐらいで毎日新聞の社説まで書いている。 その論調はきわめてマトモで、理系の出身らしく理路整然としている。 さずが社説になると内容も行き届いていてぬかりがない。

今朝の社説「ノーベル賞の季節」の要点は、つぎのとおり:1901年の発足時での自然科学分野は、物理学、化学、医学生理学の3つ。 第1回の医学生理学賞のベーリングの論文は北里柴三郎と連名だったこと。 創設者ノーベルの実学重視という観点から「数学」は入っていないこと。 受賞者の国籍は、第2次大戦以前はヨーロッパが主流だったが、戦後はアメリカが圧倒的に増えたこと。

理由は「教育水準を含む国力」が影響する、という。 単なる「国力」ではなく「教育水準を含む」としている点には感心した。 それと評価が過去の古い業績に依るので、2000年以降の日本人9人(米英につぐらしい)は30年まえの日本の(教育水準を含む)国力が素晴らしかった(過去形)ということになる。

10/7に「20年後はどうか」とこのブログに書いたけれど、坂村さんは「30年後はどうか」と書いている。 いずれにせよ、日本の(教育水準を含む)国力に懸念を持っている点は同じである。

投稿者 tadashi : 06:27 | コメント (0)

2010年10月09日

ノーベル賞異聞

ケンブリッジ大学出身のA.ミーズ教授(当時パース大学)に集中講義で来てもらったとき、「ケンブリッジ大学のノーベル賞受賞者数はフランスの受賞者数より多い」と自慢していた。 2000年のことだけど、今でもそう変わらないだろう。 ただ、新聞に出た国別のノーベル賞を見ると、米312、英107、独81、仏54とある。 いくらなんでもケンブリッジだけで54以上とは思えない。 物理と化学あたりに絞った数の話だろう。

ノーベル賞はすべての分野を網羅していない。 理系で欠けているのは「数学」。 フィールズ賞というのはあるが、40歳以下の若手対象で4年ごとだから、同等には位置づけられない。 ノーベル賞に数学賞があればフランスの受賞者数も増加する。

工学のように対象が分散すると、学問上の評価は困難になる。 経済学が同じような位置づけだけど、これはノーベル財団が出している賞とは違うらしい。 スポンサーが必要みたいで、GDPの大きい国がつくればいいのでは?

となると、10年後くらいの中国は、「ノーベル工学賞」のスポンサーになる資格がある。 このデカい国が、今年の「平和賞」にいちゃもんをつけるというのは、まだ国がマトモになっていない証拠。 「工学賞」をつくれば、中国の受賞者数も増えるだろう。 もう少し大人(おとな)になってほしい。

投稿者 tadashi : 06:22 | コメント (0)

2010年10月08日

北大といえば

最近館ひろしがCMでドラムをたたきながら「オイラはドラマー・・・・」と歌ってるのは、石原裕次郎の「嵐を呼ぶ男」。 この映画は、「北大生の裕次郎が東京へ帰省する」というシーンから始まる。 映画が始まってしまえば、北大生という立場は無関係で、若い頃の裕次郎お得意のアクションの連続だった。

つまり、冒頭が「北欧からの帰省」では当時あまりにも現実離れしてるので、「北大帰り」としたのだろう。 つまり、「北海道にロマン」を求めていたわけで、今でもそういう雰囲気はあると思う。 しかし、今回のノーベル賞の鈴木さんからわかるように、北大にアクティブな研究者は多い。

東大、京大以外の旧帝大は、2チャンでは宮廷とか地底と呼ばれている。 「地底」というのはうまい表現だけど、底力の「底」だと思えばいい。 つまり、優秀な人材が北海道から出ないで残るから、大学の底力は維持できる。 入試の偏差値が首都圏などより下がるのは仕方がない。 正規分布の頂点さえ保てればいいので、周辺に出来の悪いのがいてもいい。

この点、広島は教育県だけど、トップが首都圏や関西圏に逃げ出してしまう。 ある企業の経営者から、「息子が阪大に入ったけれど、どこの研究室がいいですか?」なんて相談を受けたことがある。 「地元企業で優秀な人材を得るには?」という会議のあとだったので、???だった。 優秀な人材を地元に残せないのは、広島カープと同じである。

金本、新井に続き、まもなく「栗原は阪神の4番バッター」になるのではないか?


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ついでに書いておくと、裕次郎の「嵐を呼ぶ男」は、エルビス・プレスリーの「監獄ロック(Jailhouse Rock)」のマネだけど、J-POPロックのはしりとしてよく出来てると思う。

投稿者 tadashi : 07:00 | コメント (0)

2010年10月07日

レア-XX

レアメタルもそうだけど、レアアースとなると大変貴重。 ゆえに大きな問題になりつつある。 しかし、国土の広い国なら努力すれば見つかるし、要はコストの問題だけ。 アメリカも自国内での採掘に力を入れるらしい。

その点、如何せん日本は狭いし岩盤でなく砂地の国。 一方、サイエンスなら科学者が沢山いるので、レアな研究者がいることになる。 つまり、レアな研究者がいてなんとかなった、という結果が今回のノーベル化学賞のお二人(鈴木さん、根岸さん)。 しかし、「なんとかなった」という過去形にしたのは、お二人の年齢(80歳と、75歳)が示すように過去の仕事への評価であるから。

戦後、工業の発展の裏には科学技術があり、基礎面での研究も育っていった。 資金は潤沢とはいえなかったが、「熱意」はあった。 そういう熱い気持ちを持って、科学技術へ進もう、という若者は確実に減っている。 通俗的な表現をすれば「理科離れ」である。

GDPはすでに中国に抜かれたが、科学技術も危ない。 評価の遅れが20年あるとして、20年後(2030年)には中国に追いつかれる公算大。 もちろん、すでにアメリカにいる中国系アメリカ人も考慮して、の話であるが、、、

投稿者 tadashi : 07:59 | コメント (0)

2010年10月04日

花はあったほうがいい

flower1.jpg

サンパチェンスはまだ健在です。

投稿者 tadashi : 14:16 | コメント (0)

2010年10月03日

「木構造」? まぎらわしい並べ方

2ヶ月ぶりぐらいにイズミ(西条)の本屋へ行った。 西条ではほかにいい専門書店がないので、たまに利用している。 コンピュータ関係が一応一列並んでいるハズだった。 手前のほうから眺めていくと、OS関連の並びの最後に「木構造」という本があった。 てっきり「データ構造」の本と思い、「リスト構造の詳細を書いてるのかな?」と期待して手にとってみた。

それが全然見当違い、「木造建築」の本だった。 なんでこうなったのか、と思ってみたら。 2割ほどコンピュータ関連のスペースが減って、建築とか電気の本にスペースになっていたのである。 建築といっても建築士の資格試験の本が主体。 まぁ、コンピュータも資格試験の本のほうが幅を利かせているけど。

もし、データ構造なら「データの木構造」と書くだろうと思いつつ、その場を去った。

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翌日またこの本屋に行く機会があった。 「木の構造」と思ってたのが記憶違い。 木造建築の本のタイトルも「木構造」だったので、少し修正した次第。


 

投稿者 tadashi : 14:50 | コメント (0)

2010年10月01日

10月になったけれど

モヤモヤは残る。 昨日書いた「地デジ化」の続き。
うちの団地は戸建が中心で約2500戸、広島県内では大規模の1つ。 初めからケーブルTVで、個別に建てられるアンテナは(主にスカパー用の)パラボラのみである。 TV受信については、戸数は多いが、マンションと同じ扱いになる。

これまでVHF, UHFだけでなく、CSデジタルもアナログ変換して配信している。 今回の地デジ化もケーブルTVの受信もとだけの変更ですむ。 このケーブルTV局も2006年から地デジもデジタルとして流し始めた。 当時は「デジタル化は必要」というトーンだったが、最近は「地デジも受信できます」というトーンになった。

そこで、「2011年7月ですべてデジタルで配信するの?」という質問もしたけど、今のところ無回答である。 こういうモヤモヤは全国各地であるだろうし、「アナログ・コンバージョン配信も続く」と推測している。 地デジ化へのソフトランディングとして仕方ないのでは?

天気は快晴、10月1日にぴったりである。

投稿者 tadashi : 08:26 | コメント (0)