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2006年11月29日
豆菓子業界トップは?
じつは昨日の企業との懇談会では、地元(株)ミツヤの社長さんとお話しする機会があった。 (亀田製菓のような一般製菓会社を除き)豆菓子専門業界では3番目になるとか。 「トップはどこですか?」と聞いたら、「でん六」という答えが返ってきた。 「でんでん でん六豆 うまい豆」という子供もすぐ覚えるフレーズのCMソングは、60年代の仙台在住時から知っている。
でん六豆本舗は、山形の企業で東北ローカルと思っていた。 最近スーパーでも見かける、ということは全国展開もしている。 立派な企業に成長したものだと思う。 広島発のカルビーも同様だが。
「2番目はどこですか?」と言ったら、「愛知県です」と云われた。 それ以上突っ込まなかったが、帰りの電車の中で、「あっそうか、春日井製菓だ」と気がついた。 近所のスーパーではあまり見かけないが、アメリカではよく買うのである。
場所は、サンノゼ郊外のミルピタスにある中華街のスーパーに置いてある。 サンフランシスコに早朝到着後、学会のサンノゼへ向かう途中、このスーパーに立ち寄って袋菓子を買うクセがある。 けっこう日本のお菓子もあるが、豆関係の日本製品はすべて春日井製菓である。
「豆」も食べ過ぎると、リバウンドのもと。 気をつけています。
投稿者 tadashi : 07:50 | コメント (0)
人名は難しい
人の名前を覚えるのは難しい、と過去にも何回か書いた。 が、覚えているはずの名前をすっかり忘れている。 昨日も、「おたくの会社の社長さんのお名前は確か・・・・・」と云って相手が「XXです」というのを期待する、という場面が2回あった。 広島駅まえのホテルでのパーティ(懇談会)での話である。
不思議なことに顔は覚えているし、名前も全部忘れているわけではない。 部分的には覚えているが、どこかおかしい。 正確ではないのである。
一方、外国人の場合、全体の数がそれほどでもないからか、一旦覚えると割りによく覚えている。 しかし、初めての場合、よく聞き取れないことが多い。 「How do you spell?」と言ってスペルを書いてもらうことがよくある。 この点、日本のように、名詞をもらうと有難い。
先週の土曜日も English Hour のBBCのヒアリングで、ロンドンで毒殺されたロシアのスパイの名前はリニエンコと聴こえた。 が、あとでTVの字幕ではリトビネンコだった。 英語読みとロシア語読みの違い? とにかく、人名は難しい。
投稿者 tadashi : 01:31 | コメント (0)
2006年11月26日
「リミックス」の1つだが
ビートルズの LOVE 、1週間ぐらい前、「さわり」を車のラジオで聴いた。 オリジナルとは違う。 組み合わせの妙には感心しても、ジョージ・マーチンと息子ジャイルズとかのビジネスにすぎない。
日本での発表には「キャピトル東急」を使った。 このホテルは、ビートルズ来日40周年とかで 6/29 に触れた。 ところが、11/30 つまり、今月末で閉鎖するらしい。 このニュースのほうが気になった。
あの1等地でホテルだけ、というのは贅沢ということらしい。 複合ビルに立て替えられる予定で、そこにはホテルもつくられるとか。
モントリオールのヒルトンがイメージに浮かぶ。 複合ビルの5,6階より上にホテルがあるが、感心したのは大木のある庭があったこと。 1階に居るみたいで、5,6階とは思えないぐらい立派だった。
たぶん、そんなホテルにはならない、と予想するが。
投稿者 tadashi : 13:33 | コメント (0)
2006年11月25日
ダイエット曲線の方程式モデル
消費より入力を少し少なめにすれば、システムの蓄積は減る。 蓄積量はギザギザしながら減少するが、包絡線の減少は簡単なモデルで表現できる。 コンデンサのチャージ(正確にはディスチャージ)のモデルみたいな方程式を立てると、解は exp(-t/τ) で表現できる。
この指数的な減少関数での τ (タウ)はもちろん時定数で、最終値の90%まで(もちろん「減」の意味で)達する時間が「近似的には 2.3τ となる」ことは周知のとおり。
目標は 5kg の減なので、exp(-t/τ) を5kgとして、近似的に90%減に達する日数を70日とすると τ は約30日。 およそ、30日で3kg減は達成されたので、年末までにあと 2kg 減が達成できればよい。
ダイエット曲線を、「簡単な積分方程式(すぐ微分方程式に変換できる)モデルで表現できる」という仮説を、現在実験的に検証中である。
投稿者 tadashi : 21:02 | コメント (0)
2006年11月24日
ビスコンティ監督
ルキノ・ビスコンティ監督の作品を1つあげるとすれば「ルートヴィヒ」。 昨夜もNHKがBS2でやっていたので、最初少しだけ見た。 2,3年おきに放映しているが、大抵は4時間のバージョンである。
ノーカットでは、9時間(7時間だったかな?)。 よっぽどでないと全部は見れない代物である。 昔、TVからビデオで撮ったときも、半分くらいで不完全だった。 もしTVが見れない情況になったら、ビデオ店で借りてこようと思っていて、店の置いてある場所を記憶していたことがある。 しばらくして行ったときは、もう置いていなかった。 誰も借りないから、置くのを止めたに違いない。
ノーカット版を映画館で半分くらい見たことがある。 場所は名古屋の栄。 ここに名画座という、こういう良品だけを上映する小さな映画館があった。 客は4,5人しか居なかった記憶がある。 90年代の話で、しばらくして映画館もなくなった。
ルートヴィヒはルートビッヒとも書くし、このほうが書きやすい。 もちろん、ルートビッヒ2世のほう。 父の1世が名君と呼ばれたのに対し、2世は政治からは逃避した芸術人生。 その最後も謎めいている(から映画になる)。 「逃避行」なる曲を書いたときのイメージは彼で、自然に See und Schloss がついた。
彼のつくった城のうち、ノイシュヴァンシュタイン、リンダーホフが観光的にも有名。 いずれもミュンヘンから西の山のほうにある城で行きやすい。 もう1つのヘレンキームゼーは、ミュンヘン東南でオーストリアのザルツブルグ方向にある。アウトバーン沿いにキームゼー(湖)があるが、湖の中に島があり、その島にある城である。 この城だけは、アウトバーンの休憩所から島を眺めただけで、まだ行ったことがない。
デジャブじゃないが、そういうもののほうが、詞で書きやすいのである。
投稿者 tadashi : 00:51 | コメント (0)
2006年11月23日
ドナウエシンゲン
南ドイツのフライブルグは、エコを実践している先駆的な街として、各国から見学者が絶えない。 このフライブルグから、(バーゼルへ行くアウトバーンではなく)山道をスイス国境近くの街コンスタンツ方向へ走って行くと、途中に「ドナウエシンゲン」という小さな街がある。
ドイツを流れる大きな川としては、この近くのボーデン湖から流れる「ライン川」が有名で、アウトバーン5号線沿いにずっと大西洋方向、つまり西にオランダまで流れている。
ところが、このドナウエシンゲンの街にはドナウ川の源流があり、ライン川とは反対にオーストリア、チェコ、・・・・ と東へ流れて行く。 ドナウ川にはロマンチックな響きがあるが、湖からでなく、小さな泉からチョロチョロ出た小川が段々大きくなる川なのである。
このドナウエシンゲンは、山形の上山市(地方競馬で知られる)と姉妹都市を結んでいて、また、ドナウの源流には斉藤茂吉の歌碑がある(らしい)。 以前、夏の暑い日に源流の泉を見に行ったことがあるが、その時はこの歌碑のことは知らず、見ていない。
昨日の新聞に、茂吉の長男で北杜夫のお兄さんである「斉藤茂太が90歳で亡くなった」いう記事があった。 それでドナウエシンゲン(ドナウエッシンゲンとも書く)を思い出した次第。
投稿者 tadashi : 00:33 | コメント (0)
2006年11月22日
Readmission(リアドミション)
ReのないAdmissionは、最近流行りのAO(Admission Office)入試でもわかるように、学校関係では「入学」という。 そして、退学した人がまた学校に戻るときは Readmission(復学)というが、復学の例はまれである。
しかし、政治の世界では Readmission を「復党」といい、しょっちゅう起こる。 そして、今まではまるで何事もなかったように、復党が許可されてきた。
今回は、この Readmission(復党)で自民党(LDP)はモメている。 1年生の学生だけの Readmission なら「すいませんでした」で済むところが、ベテランで5年生ぐらいの学生(平沼さん)がいるので、話がややこしい。 このベテランは、郵政民営化は反対(ある意味正しい)なので、「すみません」と言わない。
マレーシアでは、一線を退いたマハティールと後継首相とがモメている。 安倍も小泉とやがては決別するだろうが、小泉さんはマハティ−ルと違って、気にしてしない(フリをするだろう)。
投稿者 tadashi : 07:27 | コメント (0)
2006年11月21日
こんなときに工事をしなくても
帰宅しようとして車に乗ったとき、FMから「山陽道が工事のため渋滞」という交通情報が流れた。 4km渋滞をプラス30分と読んで、その区間を避け、五日市ICではなく広島市内を抜けてから、広島東ICから入ることにした。
西広島バイパスでのFM番組では、「市内ではお祭りをやっている」とか。 こんどは100m道路を避けて広島駅裏へ抜け、広島1号線から山陽道へ。 なんとか1時間半ほどで家に着いた。
どっちみちプラス30分なら、停止を繰り返し走るより、走り続けるほうが好きだけど、ラッシュアワーの市内も混むので、どっちもどっち。
これが「2日続きはしないか」と心配している。
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幸い工事は1日で終了した、短い区間の舗装工事をしただけで。
投稿者 tadashi : 00:29 | コメント (0)
2006年11月19日
パレ・ロワイヤル
パレ・ロワイヤル(Palais Royal)、すなわち、ロワイヤル宮は、パリのルーブル宮殿近くにある。 中庭が妙に印象的な造りになっていて、ヘップバーンの映画で犯人におきび出されたアクション・シーンにも使われた。 この建物の1角にコメディ・フランセーズがあるが、近くにあった日本料理店「大阪」はもう存在しない。
同名のロワイヤルさんが仏大統領選の左派代表になった。 もし大統領になったら、社会党では80年代のミッテラン以来になる。 女性で初めてというより、左派の大統領というほうが重要だろう。 もっとも、ミッテランも政策自体は、右派と大差なかったかも知れないが、けっこう評価は高かった。 地下鉄M14号線(新設で無人運転)の終点の駅名(ミッテラン図書館)にもなっている。
これに引き換え日本の左派は頼りない。 戦後すぐの片山内閣はすぐ倒れたし、村山さんは形だけの社会党で、自民党のダミーだった。 社会党はその後分裂して、社民党が細々と残っているだけ。 福島さんでは勝てないのは明白。
最大の原因は若年層の意識にある。 「18歳成年」を若者が勝ち取らないといけない。 そのためには、高校の授業に「哲学」をきっちりやらないと駄目。
投稿者 tadashi : 06:37 | コメント (0)
2006年11月18日
僅かの違いに見えても
松坂は(円換算で)約60億でレッドソックスに売られる。 ポスティングシステムはなくすべきであるが、西武にとってみれば金を取れるから、止められない。 貸金業者のグレーゾーン金利と似ている。
一方、ヤクルトの岩村は約1/10の5億少し。 デビルレイズという Tampa Bay の新興球団だからやむを得ない。 タンパは、フロリダ州でも南のマイアミからは400kmぐらい北にあり、かなり落ち着いた感じの街。 カリフォルニア州でいえば、マイアミがロサンゼルスに対し、タンパはサンフランシスコみたいな位置づけになる。 近くにはディズニーワールドのあるオーランドがある。
この2人に10倍の値段の差がついた。 プロ野球選手としての力量の差が、10倍もあるとは思えない。 ピッチャーと野手というポジションの違いは大きいが、Aロッド(ヤンキースのサード、もともとはショート)は現在MLB最高額。 「僅かの差」が金額では大きな差になった、と見るべきだろう。
じつは、世の中、「小さな差が大きな差になる」ので不公平と思っている連中が多い。
だったら、「小さい差を乗り越えてごらん」。 そう簡単には乗り越えられないよ!
投稿者 tadashi : 01:21 | コメント (0)
2006年11月17日
教えるべきこと
そもそも政治家が持ち出す教育基本法は「うさんくさい」。 中味はもちろん中教審の提案であるが、政府が審議会のメンバーを決める仕組み自体に問題がある。
日本の場合、「フェアネスの教育」が大人を含め極めて不完全である。 表面的なことだけ教えるから、おかしなことになる。
運動会で1位を決めない、ではなくて、「何がフェアで、何がフェアでないか」を議論させないといけない。 フェアネスについては、いつも徹底的なディベートをするべき、させるべきである。
まぁ、官製談合がそこら中で起こる国だから、大人の再教育が先なのである。
大人を再教育するのは不可能だから、子供の教育の話をしているとも言えるが、、、、
投稿者 tadashi : 04:29 | コメント (0)
2006年11月16日
安くはなったが
Buffaloのフラッシュ512M、9月の見積もりで4千円少しだったのが、10月に入ってきたときには、4千円を少し切ったぐらい。 ほんの僅かのダウン。
「まぁ、そんなものか」と思って追加を頼んだが、会議で忙しくて納入業者とは会えなかった。
あとで請求書を見たら、3千円を切って 2980円。
まとめて発注するので、この1ヶ月で約千円のダウンは大きい。
逆にいうと、先月のが高かった?
えらい細かい金勘定をしています、、、
投稿者 tadashi : 07:50 | コメント (0)
2006年11月14日
政権交代?
東南アジアの政権も不安定なところが多い。 アロヨは前からおかしいが、台湾の陳水扁はいつまで持つか? 夫人の公金不正使用の共犯となると致命的である。
大陸は陳の民進党が嫌いで、親北京の国民党政権を望んでいる。 しかし、前にも書いたように、台湾が開放(大陸側の表現)されると、日本包囲網は厳しくなる。 「尖閣」が放棄になるのは確実。
中国の「読み」のほうが深い。
それに比べ、日本の指導者は能天気だ、と思う。
投稿者 tadashi : 20:45 | コメント (0)
2006年11月12日
ハードウィーク
日曜だけど出勤、今年は午前中だけだったが、往復の時間はいつもと同じ。
午後2時ぐらいからは、くつろぎモード。
そういえば、山火事騒ぎはちょうど1週間まえの夕方だった。
投稿者 tadashi : 15:08 | コメント (0)
2006年11月11日
山火事の跡
家の裏から10mくらい入ってみたら、低いところはすっかり焼けていた。
残った木々も黒こげ状態。 11月5日(日)は無風だったのが幸いだった。
投稿者 tadashi : 16:49 | コメント (0)
火元の寺
火事で焼けたので山の中に初めて入ることができた。 寺を見たのも初めて。 これまでは雑木林になっていて入れなかった。
この本堂の裏側は黒こげになった。
投稿者 tadashi : 16:47 | コメント (0)
2006年11月10日
教育 vs 研究
大学の先生の任務には「研究」と「教育」の2面があるが、幸いにも「研究第一主義」を掲げる大学で育った。 「大学とは研究するところ」だったので、非常に居心地は良かった。 大学紛争も「真摯にものを考える」という主張が正論として通ったので、まさに「大学とはかくあるべき」という理想をめざすことができた。
そのあと赴任した大学も、「研究第一主義」でステータスアップをしよう、という総意があった。 当時の現状はひどかったが、若い教員(当時は教官)には夢があった。 当時も「教育は大切」と認識しつつも、「研究しない人の教育」には説得力がなかった。
「教育」で重要なのは「送り手」と「受け手」の関係である。 「受け手」が、「送り手」の真意を理解するなら、たどたどしい講義でも問題にならない。 つまり、「受け手のアクティブさ」に期待できる場合は、教育方法はまったく違ったものになる。 理想的な教育とは、「テキストは予習してきて疑問点を質問する」というスタイルだと思う。 むろん、このスタイルは「真剣勝負」なので、いい加減な「送り手」では勤まらない。 「研究しない人」は教育できないのである。
しかし、現実はまったく逆である。 だから、「教育力」を問題にせざるを得ない。 学部教育はどの大学でも似たようなもの、と現在勤務している大学で感じている。
パッシブな「受け手」でも、十分理解できるような教育をしないといけないのである。
投稿者 tadashi : 07:01 | コメント (0)
2006年11月09日
予想どおり
民主党勝利、といっても日本でなくアメリカの話。 前にも書いたように、ブッシュのイラク戦争は間違いだから、当然の結果である。
議会(下院)で共和党が半数を割っても、政策的には民主党寄りに修正するだけで、大統領制だからブッシュは任期いっぱいまで居座る。 こういう場合、議員内閣制つまり首相制度なら、当然内閣交代になるが。
大統領制では、「特権」があるから思い切ったことができる。 だから、ブッシュは「戦争」ができた。 議員内閣制のイギリスでは、結局、ブッシュに同調したブレアは交替になる。
日本は、ブッシュと仲良しの小泉はもう首相ではない。
大統領制のほうが責任が明確なので好きだけど、今の日本には「議員内閣制」のほうが適しているかも知れない。
****************
関連は追記で。
中曽根元首相は若い頃(40年くらいまえ)は「首相公選制」を唱えていた。 当時、兵庫県庁にもキャンペーンの垂れ幕が下がっていた。 今でも、チラホラと出る提案で、議員内閣制と大統領制をミックスしようとするもので、評価に値するが、本気で議論されたことはない。
日本の場合、サムライをやめてからの歴史が短い。 だから、官製談合もしょっちゅう起きる。 欧米と比べて100年遅い、という気がする所以。
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おめでたいニュースです!
投稿者 tadashi : 07:38 | コメント (1)
2006年11月08日
ぐっと冷え込んだ
昨日(11/7)の午後からぐっと冷え込んで来た。 ただ11月初旬としては珍しいことではない。 つまり、これまでが暖かかったということ。
これからは通常の気温になるということかも知れない。
投稿者 tadashi : 01:33 | コメント (0)
2006年11月06日
やっと雨になった
夜明け前の5時ごろになって雨。 昨日降ってくれてたら良かった。
消防ホースを通すために、隣の家の駐車場に置いていた車を移動させた。
火事で本当に必要なのは、消火器具は気休め的にあってもいいが、「拡声器」であることを痛感した。
子供の野次馬を排除するのに、「拡声器で怒鳴るため」である。
遅れてやって来た子供連れの大人が、鎮火しているのを見て、がっかりして帰って行った。
「もっと燃えないかな?」という野次馬も居たはず。 当事者でなければ、そんなものかも知れない。
山火事騒ぎも一段落して、今日はこれから日帰りで大阪出張。
投稿者 tadashi : 07:33 | コメント (0)
2006年11月05日
出火元は下の寺
もう終わったと思ったら、7時ごろに3度目の火が迫ってきて、また消防車が1台来てくれた。
出火元は下のほうにある寺で、焚き火が山火事になったとか。
下に4台消防車が来て、下から消火したものだから、火が上に上がってきた。
上からの消火がないと家にも火が移ったかも知れない。
お寺の住職さんが謝りに来たが、今後厳重に気をつけてもらう以外にない。
これは1度目の鎮火直後に2階から撮影したもの。 まだくすぶってはいるが、火は一旦収まっている。
薄茶色の服の人が消防士さん。
9時半ごろまた消防車が来た。 これで4度目。 今回は「見回り」だった。
それにしても、雨が降らないから「山はカラカラの乾燥状態」。
今夜は一雨来そうだけれど、0時過ぎてもまだ降ってこない。
投稿者 tadashi : 21:22 | コメント (0)
すぐ裏の山が火事!!!
午後4時半ごろパチパチ音がするので、「花火に爆竹かな」と思ったら、すぐ裏の山が燃えているではないか!
近所の人のバケツリレー(感謝!)に加えて、大勢の野次馬も集まった。 そのうち消防車到着で事なきを得たが、すぐ目の前まで火柱が立つ始末。 5時半ごろ一旦収まった。
ところが6時ごろ残り火からまた燃え始めた。 とても水道水では消えない。 再び消防車の出動(ご苦労さん!)。 さっきやっと鎮火した。
今晩平穏なことを願う。
投稿者 tadashi : 18:15 | コメント (0)
世間は連休だけど
昨日(11/4)土曜日は教育懇談会で出勤、午後3時すぎまで大学に居た。 もっとも午前は時間があったので、新しいPCを1台箱から出してデュアルブートの設定をしてみた。 去年までは80Gばかりだったが、今年のは160Gの別のマシン。 月曜日に受け取っていたが、再パーティション可能かどうか、が少し気になっていた。
このPC達は来年から始まる情報工学科の学生実験用。 自分のテーマだけなら Linux オンリーでいいのだが、D先生と共用するので Windows も動くようにしておく必要がある。 勝手知ったHP のマシンなので、これまでと同じように再パーティション出来た。 Windows をインストールし直してから Fedora をインストール。 諸々のインストールを併せると要した時間は2時間弱だった。
じつはまだ同じPCが6台残っている。 もちろん並列処理でインストールするが、来週学生さんの練習にもなるから一緒にやってもらうことにしようか、と思っている。
すでに(ノートは除いて)15台PCがあるが、来年度まではさらにプラス7台、当面合計22台のPCの面倒を見ないといけない。
PC教室の先生もやっている。
投稿者 tadashi : 02:15 | コメント (0)
2006年11月04日
世界史を英語で
高校の未履修科目に「世界史」が多い。 それなら、世界史を英語で教えるようにすればいい。 まぁ、単位数の勘定の問題は別にして、国際化といっても英語は手段であり、会話の中味は「世界史」や「世界地理」を知らないではすまない。
土曜日の English Hour では内容は特定していないから、話は多岐に及ぶ。 いつか「地球儀上の国の位置」に話が及んだとき、曖昧にしか覚えていない人も居るのに少し驚いた。 TVでやっているのは冗談か、と思っていたけど、そうでもない。 もっとも、「旅行プランの自動作成」をやってるグループもいるから、世界に関心がないわけではないだろう。
サッカーWカップに興味があれば、世界の国々に興味が持てるし、野球でもMLBに興味があれば、アメリカの各都市にも興味が持てるだろう。 しかし、サッカーも野球も興味のない学生さんも居るから少し戸惑う。
結局、科学技術に話が戻って Wikipedia に頼ってしまっている。
投稿者 tadashi : 05:37 | コメント (0)
2006年11月03日
分岐予測?
昨日(11/2)の帰りの道路は、休みの前日のせいか、木曜なのに金曜みたいに混んでいた。 石内バイパスを五日市からインターへ向かって走って行くと、美鈴が丘へ曲がる交差点があるが、ここは右折車が多い。
2車線道路で、交差点では追い越し車線から右折レーンに分かれるが、日本の道路はどこでもそうであるように、右折レーンに入れる車の数は限られる。 そのため、追い越し車線にまで3,4台ははみ出してしまう。 後続車は、車は途切れることなく流れているため、しばらく停止を余儀なくされる。
こうなると、走行車線をスピードダウンして走るほうが、結果的には早く信号を抜けることができる。 どのくらい手前で「追い越し車線から走行車線に切り替えるか?」がポイントであるが、昨日は「金曜日の感覚」で切り替えた。 それは正解だった。
この交差点はカーブしてすぐのところにあるため、初めての人にはわかりにくいが、毎日走っていると「切り替えのタイミング」が自然に身につく。 そのたび、「遅延分岐」とか「分岐予測」とか、を連想してしまう。
プロセッサの講義で、RISCとかスーパースカラのところにくると、ついこういう話をしてしまう。
投稿者 tadashi : 01:17 | コメント (0)
2006年11月02日
何も変わらない中で
高校の未履修問題もいい加減な決着になった、のは予想どおり。 中教審も期待できない。 「変化」を誰も求めていないからである。 しかし、教員の再審査などの結論は出すはずである。
働いている人への「締め付け」はきつくなっている。 会社、学校、・・・などすべて、現状よりゆるくなることはない。 何かを議論すると、結果は「もっと働きなさい」ということになる。
こういう「締め付け」に対し、「うまく処理できる人」や「不感症な人」はいい。 後者は組織にとっては問題であるが、本人にとってはノープロブレムである。 しかし、うまく適合できず「悩む人」がいる。 ここに問題が生じる。
大人へのいじめみたいなものであるが、問題解決は難しい。 大局的にみれば「何も変わらない」のであるが、局所的には問題を起こしているのである。
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コメントをいただいています。
投稿者 tadashi : 05:16 | コメント (1)
2006年11月01日
教育改革
日本は戦後アメリカナイズされたが、物事に長短があるように、戦後の「教育制度」にも長短がある。 少なくとも、戦後しばらくは「長所」のほうが評価された。 つまり、戦前はある程度の富裕層でなければ、大学進学は望めなかった。 大学も都市圏か中核都市にしかなかった。 家が貧しいのに大学へ行った人には、「才能を見抜いた篤志家のサポートを受けて」とか物語が伴った。
それが、戦後一変して、誰でも大学進学が可能になった。 何故なら、旧制大学(戦前までの大学)以外に国公立大学や私立大学が山ほど出来て、受け皿がそろったからである。 経済の成長も後押しした。 特に、企業の求める人材は「工学出身者」であり、工学部が花形の学部であった。
様子が変化してきたのは、経済の成長に鈍化の兆しが見えてきたころ。 70年代後半くらいからである。 工学部のトップが医学部に入れない、という現象も生じ始めた。 しかし、「企業の変革」は早いが、「大学の変革」は遅い。 現在では、企業が不要とする学科が沢山存在する。 これが、一番大きな問題である。
つまり、ヨーロッパのように、「大学は学問をするところ」に限定しておけば、企業の変化に左右される部分は少ない。 未だに「大学」と「工科大学」を分けているのがフランス。 前者がユニバーシティ(英語読み)であるが、後者はエコールである。 「工学」はユニバーシティに入れてもらえないのである。
「教育改革」の議論は「大学は何をするところか?」を議論しないと始まらない。 中教審のような、現状肯定論者の集まりでは解決しない。 しかし、日本は自らの革命を嫌う国であるから、仕方がない。 また、他国に征服されての「変化」しかない、ように思う。